博物館では、昭和57年8月1日の開館以来「氷見にゆかりの人シリーズ」と銘打ち、地域に関係の深い作家たちを掘り起こしたうえ、こうした作家たちの優れた作品に光を当てて、これまで20回におよぶ特別展や企画展を開催してきました。
平成17年度はこのシリーズを継承して、市役所や小学校・中学校・公民館等のほか、市内の公共施設が所蔵、あるいは掲示する優れた美術作品を一堂に展示公開しました。
こうした公共施設が所蔵する美術作品は、地域の人たちや各施設の利用者など一部の人たちや施設関係者等のほかは、一般の人たちの目に触れる機会が少ないこともあって、あまり広く市民に知られているとはいえないのが現状です。
この特別展では、普段一堂に公開される機会がないこうした公共施設が所蔵する多数の美術作品のなかから、特に氷見にゆかりの深い作家を選び、同シリーズの第1回展として、優れた作品40点余りを一堂に展示紹介しました。
|