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平成5年度に、市内の遺跡から出土した考古資料を展示して開催した、特別展「身近に遺跡が…」に続き、これまで調査された5世紀後半から6世紀の古墳と、その代表的な遺物である須恵器を取り上げました。
須恵器は、古墳時代中期に朝鮮半島から伝来した技術によって製産された土器で、展示資料を通して、半島から来た技術がどのように北陸に、また氷見に入って来たのかを垣間見ることにより、生産と埋葬の様相から当時の社会の一端を紹介しました。
特に、この特別展では、氷見市教育委員会が平成5年度に発掘調査をした、氷見市上田のイヨダノヤマ3号墳から出土した須恵器の初公開も兼ねて、富山・石川両県下の遺跡から出土した古墳時代の須恵器約100点余りを展示しました。 |


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「古墳時代の須恵器」資料解説会
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会 場 |
氷見市立博物館特別展示室 |
会 期 |
平成6年8月20日(土)から9月11日(日)まで |
観覧料 |
無料。ただし、解説図録を実費販売。 |
図 録 |
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『特別展 古墳時代の須恵器』
H6年8月発行、B5判、34p、200円。
(表紙:モノクロ、本文:モノクロ、カラー図版1p) |
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