 |
当博物館は、昭和57年8月の開館以来、おもに氷見地域を中心とする歴史・考古・民俗・美術工芸各分野における資料の調査と収集・保存活動を続けています。
こうした資料調査や、毎年継続して開催している企画展の際に寄贈・寄託を受けた各分野の資料は、資料整理を終えたものから順次、館の第1・第2収蔵庫に収蔵・保管しています。
今展覧会では、館に寄せられた数多くのこうした資料の中から、美術工芸分野を対象として、とりわけその中でも氷見にゆかりの深い作家等の作品70点余を展示しました。
主な出品作家と作品として、氷見町出身の冬木清「勤労奉仕」・「はにわ」、段証鐵也「室」、矢方松城「貝文蒔絵硯筥」、加納白鴎「金剛般若波羅密多」、布尾良策「氷見郷土カルタ原画」のほか、加藤雨月「蓮図」、五十嵐久和「えびす図」、西井三谷「漢詩」、三辻平造「変り塗菓子椀」等氷見の地で亡くなった作家や、氷見を訪れて作品を画き残した山岡鉄舟「寒山詩屏風」、小川蓑洲「漢詩」、山形有朋「漢詩」、荒谷直之助「十二町潟」等の作品を紹介しました。 |


 |
|
「館蔵品展」展示風景 |
会 場 |
氷見市立博物館特別展示室 |
会 期 |
平成3年3月1日から3月24日まで |
観覧料 |
無料。ただし、解説図録を実費販売。 |
図 録 |
 |
『特別展 館蔵品展T』
H3年3月発行、B5判、32p、200円。
(表紙:カラー、本文:モノクロ、カラー図版4p) |
|
|
|HOME|過去の特別展示一覧|今年度の特別展示|常設展示|図録の通信販売| |