医療や薬と正しくつきあいましょう
医療費は、近年増加の傾向が続いています。日頃から健康に気をつけることはもちろん、ちょっとしたこころがけで、医療費を節約することができます。
ジェネリック医薬品を利用しましょう
ジェネリック医薬品とは、新薬の特許期間が終了してから、新薬と同じ有効成分で作られた薬のことです。開発費が抑えられている分、新薬より安価で購入できます。
☆価格は新薬の約半分
ジェネリック医薬品の価格は新薬の2~7割程度(平均すると5割ほど)。個人の負担を減らすだけでなく、国の医療費を減らすことにつながります。
☆こんな人には特におすすめ
高血圧や糖尿病などで継続的に服薬している人や、複数の薬を服用している人は、薬代を減らす効果が特に大きくなります。
☆使用しやすく改良
薬によっては味やにおい、形状が改良されていることもあり利用しやすくなっています。
☆ジェネリック医薬品を利用するには
医師や薬剤師に、ジェネリック医薬品を希望している旨を伝え、説明をうけましょう。
処方箋の変更不可欄にチェックまたは×が付いていなければ変更可能です。
バイオ医薬品の後発品(バイオシミラー)を利用しましょう
バイオ医薬品は、細胞や微生物が持つたんぱく質(ホルモン、酵素、抗体等)を作る力を利用して製造される医薬品です。
バイオシミラーとは、バイオ医薬品の新薬の特許期間が終了してから、新薬と同じ有効成分で作られた薬のことです。開発費が抑えられている分、新薬より安価で購入できます。
☆バイオシミラー対象の疾患
がんや糖尿病、関節リウマチ、腎性貧血、クローン病等、従来の薬では十分な治療ができなかった病気に使用されており、口から服用すると消化・分解されてしまうため、バイオ医薬品の多くは体内に直接投与できる注射剤になっています。
該当するかどうかについては、かかりつけ医に相談しましょう。
「お薬手帳」は1人1冊にまとめましょう
「ポリファーマシー」って聞いたことありますか?
多くの薬を服用しているために、副作用を起こしたり、きちんと薬が飲めなくなったりしている状態をいいます。
ポリファーマシーを解決するための一つに、薬剤の管理を行える「お薬手帳」があります。日頃から、かかりつけの医師や薬剤師を持って、処方されている薬の情報を把握してもらっておくのが安心です。
「お薬手帳」は1冊にまとめて、自分の処方されている薬がわかるように、常に持ち歩くようにしましょう。
セルフメディケーションを心がけましょう
セルフメディケーションとは、
「自分自身の健康に責任を持ち、軽度な身体の不調は自分で手当すること」
と世界保健機関(WHO)で定義されています。
セルフメディケーションに取り組むことで、自発的な健康管理や疾病予防につながることはもちろん、医療費の適正化にもつながります。
健康的な体を作る
朝ごはんを必ず食べる、規則正しい睡眠で十分に休養を取る、適度な運動を毎日続けること等、日々の習慣を見直し自分自身でできる範囲で健康な体を作りましょう。
健康状態を確認する
毎年、住民健診や人間ドックを受診し、定期的に自分自身の体の状態を確認しましょう。また、日頃から体重や血圧等を測定し体調管理をしましょう。体の状態を知っておくことで病気の早期発見、早期治療に繋がりやすくなります。
OTC医薬品を活用する
OTC医薬品とは、処方せんが無くてもドラックストア等で購入できる医薬品のことを言います。擦り傷などの小さなけがや、風邪などの軽い体調不良の時は、かかりつけ薬局や薬剤師等に相談のうえOTC医薬品を活用しましょう。医療機関での待ち時間の節約や、医療費の軽減につながります。
セルフメディケーション税制を活用する
セルフメディケーション税制とは、健診や予防接種を受けるなど健康の保持増進及び疾病の予防として一定の取組を行っている人が、対象のOTC医薬品を12,000円を超えて購入した場合には、確定申告をすることでその超過分の所得控除を受けられるものです。通常の医療費控除との併用はできません。
詳しくは、国税庁ホームページ又は税務署へお問い合わせください。
セルフメディケーション税制対象医薬品には識別マークが付いています。














更新日:2026年01月13日