高岡和倉間高速バス「わくライナー」
「わくライナー」とは
加越能バス株式会社が運行する高岡和倉間高速バスわくライナーは、高岡駅前を起点とし、新高岡駅・氷見市内各所を経由して七尾市内・和倉温泉に至る、予約不要の特急バス路線です。北陸新幹線が新高岡駅を発着する時刻に合わせて毎日2往復運行しています。
和倉温泉直行バス「わくライナー」(加越能バス株式会社ホームページ)
なぜわくライナーの利用がお勧めなの?
(1) 北陸新幹線との接続が良好
わくライナーは北陸新幹線が新高岡駅を発着する時刻に合わせて運行しています。そのため、予定が立てやすく旅行の時間を有意義に過ごすことができます。
(2) 安心の毎日2往復運行
わくライナーは毎日同じダイヤで2往復運行しています。分かりやすいダイヤで安心してご利用いただけます。
(3) 特急バスで時間を有意義に
わくライナーは「新高岡駅」から「ひみ番屋街」までと、「岩井戸温泉」から「七尾駅前」の区間を能越自動車道を通って運行します。起点の「高岡駅前」から終点の「和倉温泉会館前」までをわずか1時間45分で結んでいます。「新高岡駅」から「ひみ番屋街」までは、なんと35分で到着します。
また、停留所に停車する回数も少ないので、長距離の乗車も快適です。
大きな手荷物は荷室に預けることもできます。
(4) 運賃がお手頃
長距離を高速で結ぶ路線にもかかわらず、運賃がお手頃であるのも魅力的です。浮いた交通費で食事や宿のプランをグレードアップしたり、お土産を1つ多く買ったりと、旅行の自由度が高まります。
(5) 停留所や観光地・宿泊地へのアクセスが良好
わくライナーの停留所は、駅前や一般バス路線が集中する地点に設置されています。そのため他の交通機関への乗り継ぎがしやすく、各市内の周遊に便利です。乗り換えの手間も少なくて済みます。
民宿街にも停留所がありますので、下車後すぐに温泉や食事を楽しむこともできます。
(6) 選べる旅行プランが用意されています
わくライナーの運賃と、氷見温泉郷や和倉温泉での食事・入浴料金などが全てセットとなったお得な日帰り・宿泊プランが用意されています(要予約・最少催行人員:2名)。ご都合に合わせて、日帰り・宿泊旅行に組み込んでお使いください。
(7) 氷見の絶景が楽しめるかも?
わくライナーは氷見の海岸線沿いや山際を走ります。そのため晴れた条件の良い日には、絶景「富山湾越しの立山連峰」を望むことができます。3,000メートル級の山々が海の向こうにそびえ立つ眺望は世界的にも非常に珍しく、氷見にお越しの際にはぜひご覧いただきたい景観の1つです。
わくライナーの利用方法
- わくライナーを利用するには、一般の路線バス同様、時刻に合わせて停留所にてお待ちください。乗車前の予約は不要ですので、お気軽にご利用ください。
- 運賃は先払いです。バス乗車時に降車停留所を運転士にお伝えいただき、運賃をお支払いください。
- 運行区間には能越自動車道(地方高規格道路)が含まれますので、乗車後はご着席の上、シートベルトを着用してください。
「わくライナー」の停留所・時刻・運賃・プラン(加越能バス株式会社ホームページ)
2日間乗り放題の「わくライナーフリーきっぷ」について
2日間乗り放題となる「わくライナーフリーきっぷ」という大変お得な乗車券があります。加越能バス乗車券センター(高岡駅ステーションビル「クルン高岡」内)または新高岡駅観光交流センター(新高岡駅構内)にてお買い求めください。
また、「わくライナーフリーきっぷ」は全国のコンビニエンスストアでもお買い求めいただけます。コンビニ購入にあたっての注意事項は、加越能バス株式会社ホームページをご覧ください。
「北陸トライアングルルートきっぷ」による乗車について
西日本旅客鉄道株式会社(JR西日本)が発売する「北陸トライアングルルートきっぷ」でも、わくライナーに乗車することができます。
富山・石川両県の周遊には、ぜひわくライナーをご利用ください。
「北陸トライアングルルートきっぷ」について(JR西日本ホームページ)
わくライナーのご利用に関するお問い合わせ
わくライナーの運行情報・運賃・時刻・停留所に関するお問い合わせ
加越能バス株式会社高岡営業所
電話番号: 0766-22-4888
わくライナー旅行プランに関するお問い合わせ
かえつのう旅行センター
電話番号: 0766-21-6980
わくライナーと本市との関わりについて
わくライナーは加越能バス株式会社により運行されていますが、加越能バス株式会社のほか、氷見市・高岡市・七尾市・富山県で構成する高岡和倉間高速バス路線維持対策協議会による費用負担や企画により路線が確保・維持されています。
なぜ「わくライナー」の確保・維持が必要なの?
能登半島の西側(石川県側)には、JR七尾線をはじめとした広域公共交通網が存在しています。
一方、本市が位置する東側(富山県側)には、富山県西部と能登半島を直結する広域公共交通網がありません。路線バスを乗り継ぐこともできますが、慣れ・知識・時間が必要です。
しかしながら、飛越能(飛騨+越中+能登)地域は相互に交流があり、それぞれの地域には重要な生活拠点や魅力的な観光地があります。
そこで高岡和倉間高速バス路線維持対策協議会では、北陸新幹線新高岡駅開業を機にわくライナーを運行することとしました。観光客をはじめとした来訪者の方々の利便性を確保することはもちろん、氷見市・高岡市・七尾市の住民の皆様が活発に移動することを通して、飛越能地域の魅力と活力を高め、飛越能地域の持続可能性を高めていくことを目指しています。
1回の乗車が1本の路線の維持確保につながり、1本の路線の維持確保が地域を守ることにつながります。住民の皆様や来訪者の皆様には、わくライナーの積極的な利用をお願いします。
更新日:2021年08月19日