2023年1月13日市長室トーク

更新日:2023年06月16日

市長室トークの概要についてご紹介します。

地域おこし協力隊の受け入れについて~個人~

トーク概要

〈参加者〉

久目地区に地域おこし協力隊が1人いるが、様々な場面で協力者が必要となっているので、2人目、3人目の協力隊員を配置してほしい。現在の隊員には久目地区交流館の1スペースの活用と民泊の制度設計、施設の設計をやってもらっている。久目では農業や林業に力を入れており、串柿の生産が落ちているのでそちらに若い人材を活用できないかと考えている。

 

制度上は同じ地区でも年度をずらしてかつ異なる活動をしていれば複数人いれることが可能であるとお聞きしているので年度をずらして異なる活動をする隊員を受け入れたい。今は空間活用ということで交流館と空き家の活動をしているが、それ以外に農業や関係人口、移住定住のことを専門で行う人を募集したいと考えている。

 

最初から複数人入れるようなスタイルの方が定着しやすいのではないか。仲間がいるという安心感もありその後の展開もしやすいと思う。

 

1年かけて久目地区のことがわかってそこから2年目、3年目となるので学校を卒業したばかりの人がすぐにどうにかというのは難しい。1年でも同じ地区に他の協力隊がいれば地区のことや協力隊のことなど教えてあげられるのではないか。久目の協力隊員は来年度で3年目になるが、来年度の秋口に農業の分野で募集をかけるということも考えたい。

 

〈市長〉

協力隊の任期は3年まで。コロナの特例で2年延長は可能であるがあくまで特例である。協力隊の任期である3年間の中で自分の将来設計をして、任期が終わればその仕事で地域に定住してもらうのが理想であるが、仮に2年延長したとしても地域に残ってくれるのであればそれが良い。

 

協力隊同士で協力していけば企画はできるのではないか。氷見は県内でも1番多い13人協力隊がいるので横のつながりを使ってほしい。協力隊の人数は他の地区とバランスをとる必要がある。他の地区が0人なのに久目地区が2人というわけにはいかない。まだ来ていない地区を優先していくことになる。

 

制度上は異なる分野であれば受け入れ可能であるが、各地区のバランスがあるので、現在受け入れの無い地域を優先して募集していく。地域も協力隊員に任せるのではなく、地域の人が頑張っていかないと協力隊員のモチベーションもあがらない。

 

先輩隊員やOB・OGを活用してほしい。別分野ということであれば可能である。来年度3年目であるが、はじめから延長ありきではなく3年の中でやりきってもらいたい。地域も一緒になって協力隊員の4年目以降のライフプランを考えていく。手に職がついていれば地域に残ってもらえるが、そうでなければ出て行ってしまう。現在の隊員の任期延長については、もう少し経ってから検討させていただきたい。

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