2017年6月13日市長室トーク

更新日:2020年03月27日

市長室でお伺いした意見の内容とその回答をご紹介します。

外国人児童の支援について ~個人~

意見と回答
意見の内容 市からの回答
中央公民館で中国語教室の講師をしているが、西部教育事務所から学校に派遣のかたちで市内の小中学校に通学する外国人児童・生徒へ、日本語および生活指導をおこなっている。子どもは覚えるのが速いから日本語の支援も短い期間でいいという考えになりがちだが、言葉はそんなに速く習得できるものでなく、生活に慣れることも大切。できれば、週1回でいいので義務教育終了まで外国人相談員を継続してほしい。また、市役所に年に1回でも、外国人の相談日があったらよいと思う。 日本語の指導が必要な帰国・外国人児童生徒に対しては、県の事業により「外国人相談員」を派遣していただき、学校での生活を支援しています。おそらく、中国語に堪能な人材が県内において十分ではなく、また、予算的にも厳しいであろうことから、期間が限られているではないかと考えています。市でも、わずかな予算措置がありますが、やはり人材不足により派遣が難しいうえ、緊急的な要求に応えるためのものであるのが現状です。
県に対しては、今後も適切な配置を要望していくとともに、学校の中で仲間とともに日本語が上達していくような支援のあり方についても工夫していきたいと思います。

市政について ~個人~

意見と回答
意見の内容 市からの回答
仏生寺小学校にキルトを寄贈しようと思い見に行った際に、ミニブタなどの動物がいて汚く感じられた。玄関口があれではどうなのか。このような使われ方をしていると思わなかった。インターチェンジも近くなり良い場所なのに、もったいないのでは。 玄関前のシバヤギやミニブタの産業動物については、毎日の清掃を実施しております。「汚く感じられた」とのご指摘を受け、今後は飼育するスペースの移動も含めて検討します。
旧仏生寺小学校は、「ひみラボ水族館」として利活用されており、現在は年間約5,500人の来館者もあることに加え、氷見市内外の老人施設の方々にも利用されています。これらのことから、単に老人施設として利用するのではなく、これからも世代を問わず、乳幼児から高齢者の方々が利用される施設を目指したいと考えます。また産業動物については、保育園や老人施設への出張動物園として親しまれていることから、今後も継続したいと考えます。
キルトの寄贈について、貴重なご提案ありがとうございます。ひみラボ水族館は、「淡水魚」や「産業動物」を中心とした展示学習施設ですので、例えば、イタセンパラなどの希少動物をキルトにより再現し、展示するということは可能かと思います。ひみラボ水族館の展示内容に即したキルトであれば歓迎します。
立山連峰を見ることができる場所を造ってはどうか。能越自動車道がちょうど氷見カントリーの上を通っている。氷見カントリーの取り付け道路を使って、能越自動車道から降りる一方通行の道をつくり、その先にサービスエリアをつくり、さらにお金があれば160号線の道までつなげてはどうか。 立山連峰を眺められる場所の整備については、観光面での貴重なご意見と考えていますが、整備の観点から課題も多く、早期の対応は難しいと考えています。
ご意見については、今後の参考とさせていただきます。
パークゴルフ場の建設をしてほしい。間島に造ったものは9ホールで小さい。整備のために休ませる必要があるので、大浦運動公園ももう9ホール必要である。もう1ヶ所公式のものがあってもよいのでは。定年後パークゴルフをしている人も多い。 現在氷見運動公園には、パークゴルフ場が36ホールあります。年間約5万人の方々が利用しており、利用者の健康寿命の延伸に寄与しているものと考えています。今後の氷見運動公園の長寿命化を実施する予定ですが、施設の利用者の推移を見ながら、新設や増設について検討を行い、氷見市の元気で豊かな未来の創出につながる事業に取り組んでいきます。

獅子舞の継承について ~個人~

意見と回答
意見の内容 市からの回答
  • 獅子舞サミット(仮称)を立ち上げて、話し合いの場をもってはどうか。
  • 市役所に演舞会や競演会の企画・立案等を行う窓口をつくってもらえないか。
  • 獅子舞を観光に活用するために、獅子舞ミュージアムの活用や獅子舞競演会の見直しをしてほしい。
  • 氷見の過疎化と獅子舞の減少は同じような速度で進んでいるのではないか。逆に言えば、獅子舞が継続、復活することが村おこしになるのではないか。村のみんなが集まる行事ごととして、獅子舞にもう少し力を入れたほうが良いと考えている。小さい頃から地元の方と接して、伝統に触れるということは、地元に関心を持つことにつながる。
市としても、少子高齢化に伴い市内の獅子舞人口が減少していると認識しています。市では、毎年春と秋の年2回各地区の獅子舞の開催予定等を調べ、観光ホームページ「きときとひみどっとこむ」に掲載していますが、ご提案いただいたようにさらに詳しい実態調査や映像によるアーカイブも獅子舞の保存と活用のため検討する必要があると考えています。
また、観光客の目にふれる機会を増やすことも「獅子舞の里 氷見」のブランド化を進めるうえで重要であると思います。市内では現在も約100箇所の地区に獅子舞があり、地域それぞれの特色が演目や舞い方に色濃く反映されています。地域毎の特色があるからこそ、自分たちの地元の獅子舞に誇りや愛着を持てるのだと思います。
難しい課題ですが、氷見市の文化的財産である獅子舞が存続していけるよう関係部署と協力しながら、観光資源としての活用を図っていきます。

虻が島の保全について ~女良地区~

意見と回答
意見の内容 市からの回答
台風の被害で女良地区から見て右側の松がすかすかになってきた。土砂も入れて松を植えたが、枯れてしまった。また、アオサギの被害がひどく、公民館長が駆除を始め少なくなってきたが、ふんが葉についたら汚くて歩けない。
県指定の名勝・天然記念物になっており、毎年掃除を行っている。今年は6月18日に行うので、ぜひ市長にも現状を見に来ていただければと思う。
6月18日、市長、教育長ほか教育委員会の職員が虻が島へ渡り、タカを飛ばして行うアオサギ対策や、浸食の状況を視察しました。島を保全していくためには、まずは、波の影響による浸食の状況や、島の植物や周辺のウミウシ、海草類の状況を総合的に調査し、専門家等との協議を行う必要があると考えます。

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