ヒトパピローマウイルス(子宮頸がん)ワクチン接種の積極的な勧奨の再開について

更新日:2023年05月31日

ヒトパピローマウイルス(以下、HPV)ワクチンは、これまでも公費負担となる定期予防接種として位置づけられていましたが、平成25年6月にワクチンとの因果関係を否定できない副反応が報告されたことから、国の方針によりHPVワクチン接種の積極的な勧奨を差し控えてきました。このたび、最新の知見を踏まえ、HPVワクチン接種の安全性について特段の懸念が認められないことが確認され、接種による有効性が副反応のリスクを明らかに上回ると認められたため、令和4年4月より接種の積極的な勧奨を再開することとなりました。

今回の国の通知を受け、市は接種の勧奨を再開し、対象者に令和4年5月より個別通知を順次送付予定としています。接種を希望される方は、予防接種の効果や予想される副反応等について、厚生労働省のホームページにてリーフレット等をご確認の上、保護者及び接種を受ける本人も理解した上で接種を受けてください。

※個別通知送付前に接種を希望される場合は、健康課(74-8062)までお問合せください。

 

【定期接種の対象者】

小学6年生から高校1年生相当の女子

※標準的な接種年齢:中学1年生

 

【接種期間】

年度の初日(4月1日)から年度の末日(3月31日)まで

【接種の積極的な勧奨の差し控えにより接種機会を逃された方(キャッチアップ接種)】

公平な接種機会を確保するため、HPVワクチン接種の積極的勧奨の差し控えにより接種機会を逃した方に対する「キャッチアップ接種」として、令和4年4月から令和7年3月までの3年間に限り、無料(公費負担)にて接種できることになりました。

対象年齢:平成9年度生まれから平成19年度生まれの女性

対象期間:令和4年4月1日から令和7年3月31日まで

【HPVワクチン接種後に症状が生じた方に対する相談窓口について】

まずは接種を受けた医療機関、かかりつけ医にご相談ください。

各都道府県において、「ヒトパピローマウイルス感染症の予防接種後に生じた症状の診療に係る協力医療機関」を選定しています。

協力医療機関への受診については、接種を受けた医師又はかかりつけ医にご相談ください

【HPVワクチンに関する一般的なご相談】

HPVワクチンを含む予防接種、インフルエンザ、性感染症、その他感染症全般についてのご相談にお答えします。

感染症・予防接種相談窓口

電話番号:03-5276-9337

受付時間:平日9時~17時(土曜、日曜、祝日、年末年始を除く)

この記事に関するお問い合わせ先

健康課

郵便番号:935-0011
富山県氷見市中央町12番21号
電話番号:0766-74-8062 ファックス番号:0766-74-8257
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