下水道を正しく使いましょう
下水道は年中無休の働き者
下水道は、家庭から出た汚水を集めて流す「管路」、処理場まで汚水を送る「中継ポンプ場」、微生物の働きによって汚水をきれいにする「処理場」で構成されています。これらの施設は、少しも休むことなく働いています。
下水道に異物が詰まるトラブル
市には、地形的な特徴から149基もの中継ポンプ場があります。最近タオルや下着などが流れ込み、ポンプが詰まってしまうトラブルが多発しています。また、油や野菜くずで下水管が詰まる事故も発生しています。
(1)ごみや油を流さない
トイレや台所などから水に溶けないゴミを流すと、下水管がつまって流れなくなる原因となります。 また、食用油などは、つまりの原因となるだけでなく、処理場の微生物にも悪影響を与えるので、絶対に流さないで下さい。
(2)洗濯機の水は下水道へ
洗剤を含む洗濯水は、お風呂やトイレの排水以上に環境に悪影響を及ぼす汚水です。必ず下水道に流しましょう。
(3)危険物を流さない
下水道へガソリン、灯油、シンナーや農薬などを絶対に流さないでください。 爆発のおそれがあるだけでなく、処理場の微生物が死滅し、処理に重大な影響を及ぼします。
(4)汚水ますの清掃をしましょう
市で管理しているのは処理場から公共ますまでの区間です。敷地内の排水設備は個人で管理しなければなりません。特に台所やお風呂場近くの汚水ますには、油やゴミがたまりやすいので、定期的に清掃しましょう。
(5)節水を心がけましょう
水を必要以上に使うことは、資源の無駄遣いになるだけでなく、下水道使用料の負担増大につながります。
作業の様子



更新日:2020年07月07日