水源と施設
氷見市の水源
富山県企業局の西部水道用水供給事業は、和田川水源、子撫川水源、境川水源の三つがあります。氷見市は子撫川水源から上水道供給を受けています。子撫川の給水能力は、1日当たり6万トンあり、このうち氷見市は1日平均16,700トンの供給を受け、残りは高岡市、小矢部市、福岡町に供給されています。 子撫川水源の水がめは、小矢部市森屋地内に多目的ダムとして造られた子撫川ダムです。子撫川の水を溜めるこのダムの有効貯水容量は、600万トンです。そしてダムから取り入れられた水は、県営子撫川浄水場へと導かれ、ここの沈殿池でゴミや土などを取り除き、さらに濾過池で小さな不純物等を取り除きます。また細菌汚染を防ぐために水に塩素を入れて消毒します。こうして浄水場できれいに処理された水が上田子にある2基の配水池に送られてきます。子撫川ダムは、子撫川水源の水がめであると同時に「氷見市の水がめ」ともいえます。 また2000年3月には、災害や渇水対策として和田川水源の配水管の連結により日量7,000トンの応援送水が可能となり安定した水量の確保が出来るようになりました。
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水道施設
氷見市には、約430キロメートルの送配水管、25箇所の配水池・配水場、36箇所の加圧場などの施設があります。特に氷見市は小丘陵が幾条も派出しており、水道施設もこれにあわせ放射状に広がっています。
更新日:2020年03月27日