市長就任に当たり

更新日:2024年11月09日

   このたびの氷見市長選挙におきまして、市政を担うことになりました。
市長としての果たすべき役割の大きさ、職責の重さに身の引き締まる思いであり、今ここに、全力を挙げてその職務に邁進していく決意をしたところであります。

   私は、氷見市に生まれ育ち、33年余り富山県庁で勤務いたしました。その間、健康課長や感染症対策課長として、新型コロナウイルス感染症の拡大防止に最前線で取り組んだほか、広報・ブランディング推進室長として、富山県の魅力の向上・発信などに努めてきました。

   こうした経験を活かし、まずは、最優先課題である能登半島地震からの復旧・復興に全力を尽くします。被災された方々の声に耳を傾け、1日も早い復旧・復興を目指し、液状化対策や公費解体、災害公営住宅の整備などの「くらしと生活の再建」のほか、「公共インフラの再構築」、「地域産業の再生」にスピード感を持って取り組んでまいります。

   加えて、氷見市には、少子高齢化や人口減少の加速など、市政を取り巻く課題が山積しています。このため、「未来づくり」、「地域づくり」、「産業づくり」を政策の3本柱とし、これらの取り組みを通して人口減少を少しでも抑え、たとえ減少したとしても市民の皆さまが幸せに暮らせる氷見市を創ってまいります。

   市政運営にあたりましては、「公平無私」・「市民奉仕」の精神で、地域の皆さまの声を聞きながら、私なりの新たな政策にも積極的にチャレンジしていきたいと考えております。

   ピンチはチャンス。苦しい状況の時こそ新たなスタートの絶好の機会です。復興の先にある未来に向けて、しっかりと種を播き、氷見市を震災以前にも増して活力に溢れ、安全で安心なまちとして発展させるとともに、震災からの復興を果たした氷見市を将来世代にしっかりと継承していくことが、私に課せられた使命であると考えております。

   しかしながら、その取り組みは、私一人だけで成し遂げることはできません。市民の皆さまとともに震災からの復旧・復興、そしてその先にある「活力とにぎわいのある“ひみ”」の創造に「オール氷見」で取り組みたいと思いますので、今後とも一層のご支援、ご協力を賜りますようお願い申し上げます。

 

                                                                                             令和6年11月  氷見市長  菊 地 正 寛

この記事に関するお問い合わせ先

秘書広報課

郵便番号:935-8686
富山県氷見市鞍川1060番地
電話番号:0766-74-8012 ファックス番号:0766-74-0692
メールでのお問い合わせはこちら