市長の活動日誌:2024年3月21日から3月31日まで

更新日:2024年04月03日

令和6年3月21日(木曜日)

ひみ食彩まつり第3回実行委員会を開催し、令和6年度の食彩まつりを11月3日(祝・日)に開催することを決定しました。

震災復興を後押しするようなイベントとなるよう、企画してまいります。

令和6年3月22日(金曜日)

氷見市美術協会から震災復興に向けての義援金を頂きました。

先般の美術協会60周年記念誌の発行を記念するとともに、先週開催した美術協会会員展での会場での募金を頂きました。

被災者の皆様に届け、生活再建の後押しとさせて頂きます。

 

一刎地区の魅力が満載の「一刎マップ」を地区の皆様と氷見高校生がコラボして作成されました。

一刎は6年前に、樹齢150年のアスナロの木を神戸に運び、世界一のクリスマスツリーとして輝かせた里であり、また、地区にある水芭蕉園は有名です。

その他にも、大杉の鳥居のある高階社や大木の枝垂れ桜など当地には魅力がたくさんあります。

4月28日(日曜日)には、こうした魅力の地をめぐる「一刎ウオーク」か開催されます。

私も楽しみにしています。

令和6年3月23日(土曜日)

氷見市消防団春季訓練を開催しました。

消防団の皆様には、昼夜を問わず消防防災の最前線に立ち、市民の生命、身体、財産を守って頂いています。

今回の能登半島地震においても、ご自身が被災された方もおられますが、避難誘導や地域の安全確認、被災家屋の調査等を実施していただきました。

今日は永年のご功績により、表彰も行われました。

これから春先にかけて空気が乾燥し、火災が発生しやすい時期となるため、地域住民の皆様への注意喚起など、火災防止にご尽力をお願いいたします。

令和6年3月24日(日曜日)

1月に予定していましたが、震災で延期となった「二十歳のつどい」を開催しました。

今年の対象者は約380名で、お天気にも恵まれ、多くの皆様がご出席されました。

それぞれの道を歩まれ、いつかは氷見に戻って氷見市の活性化にお力を貸していただければと思います。

一度しかない人生、若い力で思いっきり色んなことにチャレンジして、未来を切り拓いていってください。

がんばれ氷見!、がんばれ二十歳の皆さん!

 

本日の「二十歳のつどい」にご出席された皆さんの中から4名の皆さんと対談しました。

この放送は、後日、ケーブルテレビの番組として「ふるさと氷見トーク」として放送されますので、ご覧になってください。

 

能登半島地震を受けて、これまで被害の大きかった、姿地区、北大町・栄町地区、新道・間島地区の3箇所での意見交換会を開催してきましたが、今日は中央町、比美町等の皆様との意見交換会を開催しました。

液状化対策や道路の通行止めの早期解除、神社の復旧、災害時の高齢者の避難方策、高齢者の心の底ケアなどの要望がありました。

震災から3ヶ月近く経ち、住宅の再建をどうするかなど被災された皆様には悩みがつきないことと思いますが、市としても努力してまいります。

意見交換後、被害の大きかった箇所の現地視察も実施しました。

令和6年3月25日(月曜日)

高岡市の多田薬品工業株式会社様から、多額の企業版ふるさと納税(百万円)をいただきました。

多田誠一郎社長がお越しになり、社員にも氷見市在住者がおられ、被災した方には見舞金をお贈りしたこと、また、氷見市の名誉市民である藤子不二雄A先生とのエピソード(同じ高岡市定塚小学校出身)など氷見市との繋がりを大事にされ、今回の震災復興に役立ててほしいとのことで、ご寄付をいただきました。

心より、感謝いたします。

 

武村展英農林水産副大臣が、氷見市の農地被害の視察と意見交換会にお越しになりました。

氷見市では、小矢部市の五位ダムからパイプラインで水田用の水を引き、国営・県営かんがい排水事業のパイプラインや末端水路により各地の水田に水を供給していますが、この度の震災により、各地の排水管や開水路が被害を受け、現在までに1800箇所以上の被害報告があります。

5月の田植えに間に合うよう復旧を急いでおり、国や県に対して、早期の復旧や災害採択要件の緩和、多面的機能支払交付金の増額、国営十二町潟排水機場の長寿命化などを要望しました。

 

「氷見きときと魚大使」で、歌手でシンガーソングライターの中西圭三さんが、氷見市の震災被害を心配されて、お見舞いにお越しくださいました。

今後、氷見市の復興のために元気が出るような支援をしたいとの申し出もいただきました。

高岡市ご出身のフリーパーソナリティの車吉章さんもご同行いただきました。

 

氷見市まち・ひと・しごと創生推進協議会及び氷見市総合計画審議会を開催しました。

両会とも座長、会長に長尾治明富山国際大学名誉教授を選任し、委員の皆様からこれまでの進捗等についてご意見をいただきました。

 

去る11月に氷見沖の海底に沈めて3ヶ月間熟成した日本酒、焼酎、梅酒を引き上げて試飲会を開催しました。

この取り組みは、氷見市と交流がある埼玉県大宮地区の皆さんとの交流イベントとして企画したもので、両市のお酒を海中熟成させたものです。

海中熟成酒と普通のお酒を飲み比べましたが、いずれのお酒もまろやかにコクがある味わいになっていました。

来る11月には、海底約30mで1年間熟成した各種お酒約500本を引き上げる予定としており、氷見の復興のシンボルとして、新たな氷見のブランドとなるよう期待しています。

令和6年3月26日(火曜日)

ミスコスモワールド2023日本代表として、マレーシアでの世界大会に出場された絹野志朋(きぬの しほ)さん(氷見市中央町出身)が、世界各国から25名が出場した昨年11月29日のグランドファイナルでは惜しくも受賞を逃しましたが、12月3日に同メンバー(グランドファイナルでのグランプリ獲得のアメリカ代表は出場せず)で行われたセカンドファイナルで、見事グランプリを獲得されました。

心よりお喜びし、今後の活躍を期待しています。

 

NHK紅白歌合戦にも出場したサチモスのメンバーの櫻内泰平さん(TAIHEI、氷見市出身)に、4月からの防災行政無線のメロディを作曲してもらいました。

正午のメロディとして「日日(にちにち)」という曲で、冬バージョンと夏バージョンがあり、穏やかな曲で、震災のあとの心の落ち着きを取り戻すのに良い曲です。

夕方の曲は従前と変わらず、氷見市出身の童謡詩人の多胡羊歯の「くららの咲く頃」で、これもTAIHEIさんが編曲してくれました。

そのほか、毎月第3日曜日の「富山県民家庭の日」と3月10日の藤子不二雄A先生の誕生日、5月5日の子どもの日の正午は「忍者ハットリくん」を流します。

 

氷見管工事業協同組合及び公益社団法人全日本不動産協会富山県本部から災害寄付金をいただきました。

特に管工事業協同組合様には、震災後の水道復旧にご尽力をいただきました。

能登半島地震の復旧・復興に向けて活用させていただきます。

令和6年3月27日(水曜日)

今回の能登半島地震に対する災害義援金を、アルビス株式会社様から3百万円いただきました。

氷見市にもアルビスの店舗があり、被災地支援としてご寄付いただきました。

ご支援に心より感謝いたします。

 

氷見市農業協同組合第57回通常総代会に出席しました。

先般の能登半島地震により、農道や農業用水など農業用施設ヘの被害が大きく、今春の田植えに向けて懸命な復旧作業を進めています。

また、農業の担い手の不足や耕作放棄地の増加、資材費の高騰など農業経営を取り巻く環境が依然として厳しい中、氷見市では今年も耕作面積1反当たり千円の支援制度等を行っています。

令和6年3月28日(木曜日)

氷見伏木信用金庫西部支店氷見市役所出張所が開設され、新たにATM(キャッシュコーナー)が設置されました。

先の能登半島地震においても、市役所に多くの皆様が避難され、災害時の拠点としての庁舎の重要性が認識されました。

このような拠点施設にATMが設置されたことは、常日頃の利便性に加え、防災拠点としての機能にも貢献するものと期待しています。

 

高岡市連合自治会様から、氷見市で被災された皆様の生活再建に役立ててほしいと、多額の義援金をご寄付いただきました。

高岡市においても、多くの皆様が被災されておられる中でのご寄付に、心より感謝いたします。

 

昨日まで福島県で開催された第19回春の全国中学生ハンドボール大会において優勝した氷見市立西條中学校男子ハンドボール部の皆さんが、その優勝報告に来られました。

これまで毎年氷見市で開催していたこの大会ですが、今年は能登半島地震により氷見市での開催が困難で開催を断念しましたが、福島県ハンドボール協会の皆さんのご好意で福島県で開催していただきました。

西條中学校チームは、「氷見を元気に」との思いで決勝までは危なげない戦いでしたが、決勝戦では強豪チームと対戦し、序盤は0-5からのスタートで、前半を終えて13-13に追いつき、後半は一進一退の白熱したゲームで、最後は24-22で逃げ切り、見事優勝の栄誉に輝きました。

チームの皆さんの活躍は、震災の中、復旧・復興に向けて頑張っている市民の皆様に、大きな元気と勇気を与えてくれました。

本当に優勝、おめでとうございます。

そして、ありがとうございます。

令和6年3月29日(金曜日)

この3月末で退任する「地域おこし協力隊」3名の退任報告がありました。

地域おこし協力隊は3カ年の任期で地域の活性化に取り組む事業で、現在氷見市では県内でも一番多く、13名の方に活動頂いており、この内3名が退任され、4月からは2名が新規に着任されます。

今回退任される3名は、農業振興や地域情報番組の作成、旧小学校のリノベーション等にご尽力を頂き、うち2名の方は引き続き氷見市で活動され、1名は近隣市に異動されますが、氷見市のイベントにも参画されます。3年間、ありがとうございました。

 

この度の能登半島地震を受けて、富山県倫理法人会様から多額の義援金をご寄付いただきました。

本日は山田会長と、となみ野倫理法人会の中山事務長、そして当市の光澤県議にお越しいただきました。

心より感謝いたします。

 

令和2年6月に開設した「氷見ビジネスサポートセンター」の岡田センター長が今月末をもって退任されることになり、ご挨拶に来られました。

全国24番目、北陸初のビズモデルとしてスタートし、地元企業の経営相談や販路開拓、新商品発掘、創業支援等にご尽力いただきました。

今後も氷見市に残り、起業を考えておられるとのことで、今後益々のご活躍をご祈念いたします。

 

鎌仲教育長の退任式及び永年勤続表彰式、退職者の辞令交付式を開催しました。

鎌仲教育長には、県内初の義務教育学校となる「西の杜学園」の開校、「新学校給食センター」の開設、ICT教育における「総務大臣賞」の受賞、学校施設長寿命化計画の策定など、本市の教育の充実、発展にご尽力いただきました。

また、永年氷見市役所に勤務され、特にこの度の能登半島地震では各自も被災者の立場にありながら、献身的に震災復旧にご尽力された職員の皆様に心より感謝いたします。

今後もご健康でご活躍ください。

令和6年3月30日(土曜日)

芸術文化館で開催された「親子で楽しんで学ぶ災害対策ローリングストック」に参加しました。

ローリングストックとは、家庭で日常的に消費しているレトルト食品や缶詰などを多めに蓄えておき、災害時に活用するとともに、消費した分を足していく備蓄方法です。

今日は青空広場での防災クイズラリーやはんぎょボール体験会など、親子で楽しめるアクティビティもありました。

氷見ロータリクラブ主催で、富山ドリームスの皆さんもお手伝いいただきました。

令和6年3月31日(日曜日)

能登半島地震と東北を繋ぐ、坂本龍一監督追悼を兼ねての東北ユースオーケストラ演奏会2024、「ライブビューイング in 氷見」が開催されました。

会場の東京のサントリーホールで演奏会でしたが、司会の渡辺真理アナウンサーが、何度も今日は北陸の被災地の氷見市でもライブビューイングをやっていますとの紹介がありました。

東日本大震災後、東北の若い演奏会を指導してきた坂本龍一さんが昨年お亡くなりになられましたが、先生の後を継いで、被災地の東北から今回は能登半島地震の皆さんを勇気づけたいとライブビューイングを企画いただきました。

坂本監督の音楽と、吉永小百合さんの朗読など心を打たれました。音楽の力は偉大です。

今日は富山県内だけでなく石川県からも多くの観客がお見えでした。

映像もハイビジョンで迫力がありましたし、演奏の音響も素晴らしいものでした。

なかなか氷見に呼べない演目も、こうしたライブビューイングでできないかと思います。