市長の活動日誌:2024年3月1日から3月10日まで

更新日:2024年03月14日

令和6年3月1日(金曜日)

氷見高等学校の卒業証書授与式に出席しました。

今回の震災では氷見高校も避難所となり、多くの氷見高校生がその運営を手伝ったり、野球部が液状化した氷見番屋街の駐車場の復旧にもご尽力してくれました。震災を受けるなか、受験勉強等にもご努力されて、今日の日を迎えられたことをお祝いいたします。

昨年3月には、30年ぶりでの選抜大会甲子園出場を果たされ、優勝した山梨学院を相手に健闘されました。また、磯焼けの原因となるウニを捕獲して蓄養する実証実験や、イノシシ肉のカレーレシピの開発などにも取り組まれました。

こうした高校生活を糧として、今後、それぞれの夢に向かって新しい人生を歩まれることと思いますが、いつも応援している「ふるさと氷見」を思い出して、頑張ってほしいと思います。

令和6年3月3日(日曜日)

令和5年度花と緑のふれあい学校の閉講式を開催しました。

これまで600名を超える皆様に受講頂いている人気のある講座で、本年度は、寄植えの実習や押し花絵の体験実習など全8回の内容で開催しました。

氷見市では海浜植物園を中心に、市民の皆様が意欲的に緑化に親しめる環境づくりに取り組んでおり、地域花壇等の整備も実施しています。

受講された皆様が咲かす一つひとつの花が、大震災を受けた氷見の復旧・復興のシンボルとなるよう願っています。

また、海浜植物園には、今日も多くの子どもたちが遊びに来ていました。

令和6年3月4日(月曜日)

この度の能登半島地震の被害に対して、高岡信用金庫から500万円を、氷見市赤毛出身で山形県で会社を経営している竹本栄蔵様から100万円を、氷見エルピーガス事業協同組合様から100万円を、昨日開催された氷見かりめろ音楽祭での義援金8万113円を日々かりめろ様からそれぞれご寄付いただきました。

被災者の皆様の支援にしっかりと活用させていただきます。

 

令和5年度「氷見いきいき働き方応援賞」を、株式会社氷見村田製作様、株式会社トライ・プリント様に贈呈いたしました。

氷見村田製作所様では、「ノー残業デイ」や「勤務間インターバル制度」の導入による労働時間の削減や労働生産性の向上に努められておられ、トライ・ブリント様では、「障害者の雇用促進」や「ジェンダーの平等」の実現に力を入れ、誰もが働きやすい職場環境づくりに努めておられます。

市としてもこうした取り組みを広く紹介して、多様で生き生きとした働き方の普及促進に繋げてまいります。

 

第1回被災者支援・復旧復興会議を開催しました。

能登半島地震が発生してから2ヶ月余りが経過し、被災された市民の皆様の生活再建や市内産業の復興に向けた動きを進めるため、市としても皆様方に今後の復旧・復興のロードマップをお示しするため、4月上旬を目処に中間とりまとめを行うこととし、復旧・復興を見える化しながら進めてまいります。

令和6年3月5日(火曜日)

定例記者会見を開催しました。

明日開会の氷見市議会3月定例会に上程する補正予算案などです。

能登半島地震により被災された住宅のうち、これまで国、県からの支援の対象となっていない「準半壊」世帯に対して、市独自の支援金として最大50万円を支給するほか、ふるさと納税の受入額が当初見込みの5億円から7.5億円への増加を見込んだことから、その返礼品の金額を予算計上すること等の予算計上です。

その他、3月20日に芸術文化館にて「木造住宅の耐震化と液状化被害復旧セミナー・相談会」の開催、3月17日の朝日山公園見晴らしの丘での春イベントの開催などです。

 

鈴木憲和農林水産副大臣をお迎えして、市内の農業関係者の皆様との意見交換会を開催しました。

先の能登半島地震で、五位ダムから農業用水を引いている国営及び県営灌漑排水事業の管路が大きな被害を受けており、また、末端の用水路の損傷箇所も多くある中で、農業者の皆様からは、4月中下旬から始まる水稲への給水が間に合うかの大きな心配の声が出されました。

鈴木副大臣からは、なんとか間に合わせられるよう復旧作業を進めているとのお返事をいただきました。

国、県、市及び地元農業者が連携して、復旧を進めてまいります。

令和6年3月6日(水曜日)

氷見市防犯協会から、この4月に小学校に入学される新一年生に対して、防犯連絡袋の贈呈式を開催しました。

代表して、あさひの丘こども園の籠燦くんと脇千夏さんが来てくれて、「いかのおすし」の誓いを述べてくれました。

今後、全新一年生に小学校を通じて配布いたします。

いか 行かない

の 乗らない

お 大声を出す

す すぐにげる

し 知らせる

令和6年3月8日(金曜日)

古賀篤防災担当副大臣に、氷見市の能登半島地震での被災地を視察していただきました。

姿地区での家屋の倒壊状況や、北大町、栄町、間島地区での液状化状況も確認して頂き、今後の復旧・復興へのご支援を要望しました。

 

先般の「ワンコイン演芸会」を開催していただいた「母心」のお二人から、その収益金の一部をご寄付いただきました。

震災からの復旧・復興を願って、市民の皆様に片時でも元気と笑いを届けようと演芸会を開催していただきました。

2011年の東日本大震災当時は、母心のお二人は福島県で活動しておられ、震災後とことに触れて福島県を訪問し、元気を届けられています。

この度のご厚意に心より感謝いたします。

令和6年3月10日(日曜日)

第37回斎藤弥九郎顕彰碑建立記念少年剣道大会が開催されました。

氷見市仏生寺出身の斎藤弥九郎は幕末の偉大な剣豪で、明治維新の原動力となった桂小五郎や高杉晋作、伊藤博文などを門下生として育てた先生でもあります。

今日は北信越の各地から多くの剣士が集い、盛大な剣道大会となりました。

剣士の皆さんには、心・.技・体が充実した試合を期待いたします。

 

岡山県からの県及び市町村職員の皆様から氷見市への支援として、1月24日の第1次隊から今日の第9次隊まで延べ196名の皆様に、この度の震災による「罹災証明書」の発行業務を行って頂き、その件数は6300件余りとなり、全体の95%となりました。

今日で業務を終えられ、岡山県にお帰りになられます。

岡山県は平成30年7月豪雨により、多大な被害を受けられ、今回はそのご経験をもとに氷見市にご支援いただきました。心より感謝いたします。