市長の活動日誌:2024年2月1日から2月10日まで

更新日:2024年02月13日

令和6年2月1日(木曜日)

1月1日の大震災から一ヶ月が経過しました。
あらためて、被災された皆様に心よりお見舞い申し上げます。
今日は、この度の被害に対して、高岡法人会様及び明治安田生命保険相互会社様のからそれぞれ100万円の寄付金を頂きました。心より感謝いたします。

 

能登半島地震に関する第26回災害対策本部を開催しました。
震災後一ヶ月経過し、家屋調査も進んできて、全壊89軒、半壊140軒、一部損壊714軒と被害が拡大してきており、改めて被害の大きさに驚かせられます。
水道の復旧や避難所の閉所もあり、今後は被災者の生活再建や道路等インフラの復旧復興のステージになることから、本日で災害対策本部を改め、被災者支援・復旧復興本部として、国・県・市の施策を総動員して氷見市の復興を図ってまいります。
本日、市役所に「がんばろう!氷見」の横断幕を掲げました。市役所、市民一体となって元気な氷見市を取り戻してまいります。

令和6年2月2日(金曜日)

能登半島地震による復旧復興に向けて、新田富山県知事や関係部局長に要望しました。
今回の家屋の災害に大きく影響した液状化対策に対する補助制度や基金の創設、国営県営灌漑排水事業のパイプラインの早期復旧、漁具等の復旧支援、観光振興、罹災証明書の発行の前提となる家屋調査を担う職員やインフラ復旧の職員の派遣、活断層の見直し調査など要望しました。
県からも一緒に復旧復興を進めてまいりたいとの力強いお返事を頂きました。

令和6年2月3日(土曜日)

第50回氷見市青少年意見発表大会にお招き頂きました。
小学生から社会人までの7名の皆さんから、学校や社会で感じていることや将来の希望などについて力強いメッセージをお聞きしました。
若い皆さんの発表をお聞きし、ふるさと氷見の復旧復興が大事だと改めて実感しました。
がんばろう!氷見

 

この度の震災で大きな被害を受けた姿地区の現地視察と、地区の皆様との意見交換会を開催しました。
罹災証明書の区分(全壊、半壊等)についての質問や、浄化槽や宅地の石垣・墓地の修理の補助要望、公民館の屋根修理、被災者の固定資産税の減免、高齢世帯では住宅再建が経済的にきびしいこと、姿地区に残りたいけど出ていかざるを得ないこと等のご意見が出ました。
未曾有の大災害だけに多くの厳しい課題があります。
今後、地区の皆様と協議しながら、解決に向けて努力してまいります。

令和6年2月4日(日曜日)

地元の参議院議員で国土交通副大臣の堂故先生に今回の震災等の被災箇所をご視察頂きました。
建物被害が激しかった北大町や間島地区、国営・県営灌漑排水事業のパイプラインの被害が大きい上庄地区、そして、震災前日の大雨による地すべり被害があった仏生寺上中地区を視察頂きました。
いずれの箇所も大規模な被害を受けており、今後、国においての十分なご支援を要望しました。
光澤県議、積良市議会議長、萩山市議にもご同行頂き、県議会、市議会のご支援もお願いしました。

 

氷見の森づくり塾2023を開催しました。
近年、地球環境を守る取組みとしてSDGsがありますが、氷見市も昨年5月に国からSDGs未来都市に選定されています。
SDGsの17の目標の1つに「陸の豊かさを守ろう」があります。森林整備において、「伐って、使って、植えて、育てる」循環を適切に行うことで、CO2の削減にも大きな効果を及ぼします。
本日の森づくり塾を契機として、森林整備の必要性の認識を新たにして頂ければ幸いです。

令和6年2月5日(月曜日)

記者会見を行い、震災を受けての第2弾となる補正予算の専決処分の内容を発表しました。
一般会計で8億800万円余り、事業会計で2億5千万円余りです。
浄化槽の補修への補助等の被災者支援や、学校、保育園等の災害復旧、全世帯での1月分の上下水道料金の減免等です。

 

【事業者向け 被災届出証明書を交付します】
   能登半島地震で被害を受けた中小企業・小規模事業者等を対象とした支援の申請時に必要となる「被災届出証明書」を交付します。
 ◆被災届出証明書が必要な主な支援
    1.震災対策特別融資
       低利での融資等
    2.小規模事業者持続化補助金(災害支援枠)
       機械装置等の購入、店舗改装、広告掲載、展示会出展費用等に対する補助
    3.なりわい再建支援補助金
       工場・店舗等の施設や生産機械の設備等の復旧費用等に対する補助
 ◆受付時間
     平日8:30~17:15
 ◆受付場所
    ◎~2月21日(水曜日)
       氷見市役所1階 地域協働スペース
    ◎2月22日(木曜日)~
       氷見市役所2階 商工振興課
 ◆必要書類
     申請書(市HPからダウンロード可)、被害状況の分かる写真、窓口に来られる人の本人確認書類(マイナンバーカード、運転免許証等)
 ◆問合先
     商工振興課
      電話0766-74-8105

令和6年2月6日(火曜日)

能登半島地震被害を受けて、今後の復旧・復興に向けて、国の支援を受けるため、堂故国土交通副大臣始め幹部の皆さん、農林水産省、総務省の皆さん、県選出国会議員の皆さんなどに要望に上がりました。
堂故副大臣には特に液状化対策を強く要望するとともに、農林水産省には、国営・県営灌漑排水事業のパイプライン修理を強く要望しました。
総務省には特に特別交付税での財政支援を強く要望しました。財政課長は、富山県にも出向しており、私と同じ頃に経営管理部長をしていた新田一郎さんで、良く話を聞いて頂きました。

令和6年2月8日(木曜日)

本日付けで、国土交通省より城端線・氷見線の鉄道事業再構築実施計画が認定されました。
今後10年間で、新型車両の導入や交通系ICカードの導入、運行本数の増、パターンダイヤ化、高岡駅での両線の直通化等を進めてまいります。

 

【富山県なりわい再建支援補助金説明会について】
   富山県では、令和6年能登半島地震により大きな被害を受けた中小企業等が行う施設・設備の復旧等に要する経費の一部を補助します。
   補助内容及び申請方法等についての説明会を開催します。
   詳しくは、富山県ホームページをご覧ください。
   ◆日時
      令和6年2月19日(月曜日)15:00~17:00
   ◆会場
      氷見市ふれあいスポーツセンター会議室
   ◆問合先
      商工振興課 0766-74-8105

令和6年2月9日(金曜日)

【災害ごみ仮置場 受け入れ期間延長および臨時閉鎖日のお知らせ】
    ふれあいの森第2駐車場の災害ごみ仮置場について、受け入れ期間を延長します。
    また、搬出作業のため以下の日を臨時閉鎖しますので、ご理解ご協力をお願いします。
◆受け入れ期間
   ~3月20日(水曜日)まで
     ※土・日曜日、祝日も受け入れます。
     ※ごみは分別して持ち込んでください。
◆臨時閉鎖日
   2月14日(水曜日)、21日(水曜日)、27日(火曜日)
   3月6日(水曜日)、13日(水曜日)

 

こどもたちに美味しい給食を食べてもらって、震災から元気になってもらおうと思い「がんばろう氷見 氷見の日 給食交流会」を、しんまちこども園にて開催しました。
氷見で育ったお米やお肉などを提供して頂いている氷見市農業協同組合の南組合長と氷見市畜産組合の谷島組合長をお招きして、日頃の「ありがとう」の気持ちをお伝えし、一緒に美味しい氷見牛の牛丼などの給食を頂きました。
かえって、こどもたちの笑顔から元気を頂きました。
がんばろう!氷見

 

氷見市では震災による罹災証明書の申請が5400件余りあり、家屋調査の経験のある福島県の県及び市町村職員のご支援により、1月12日より第6クール、延べ241名の皆さんにより約3300件の調査を実施して頂き、約2500件の罹災証明書を発行しています。
福島県の皆さんは本日をもって帰られ、明日からはノウハウを引き継いだ氷見市の職員にて家屋調査を実施していきます。
年間でも一番寒い中での調査を実施して頂き、心より感謝いたします。

 

今回の地震による道路等の液状化被害について、国土交通省のTEC  FORCEの皆さんから調査報告書を頂きました。
今後の復旧復興の足がかりとさせていただきます。