市長の活動日誌:2023年8月1日から8月10日まで

更新日:2023年08月16日

令和5年8月1日(火曜日)

令和5年度の永年勤続市職員表彰式を開催しました。
氷見市は昨年の今日、市政施行70周年を迎えましたが、こうした多くの職員の皆様が市政発展のために取り組んでいただいたことによって、このような発展を遂げることができたものと、心より敬意と感謝をいたしております。
次の節目となる市制施行80周年に向け、厳しさを増す人口減少や高齢化の進行など解決すべき多くの課題について、DXの活用やSDGsの推進に取り組むなど、昨年度からスタートした第九次氷見市総合計画を着実に進め、市民の皆様が生きがいをもって幸せに暮らせる街、そして、多くの人が訪れ活気と賑わいのある持続可能な氷見市を作るため、職員と一丸となって取り組んでまいります。

 

国道415号整備促進期成同盟会総会を開催しました。
国道415号は、石川県羽咋市を起点とし、富山県氷見市、高岡市、射水市を通り富山市を終点とする地域の産業や経済の発展、文化の交流において、広域交通のネットワークを担う重要な幹線道路です。
氷見市では現在、谷屋・大野バイパス約4.2kmを事業中であるほか、富山県内では10 箇所にて事業を行っています。
これら箇所の整備促進を図るため、同盟会の会長の高岡市長を先頭に、会員自治体一丸となって、国や県に対して要望を行ってまいります。

令和5年8月2日(水曜日)

氷見市地域子育てセンターを視察し、私もお子様たちと一緒に遊びました。また、指導員の皆様と一緒に簡単な遊戯も行いました。
この施設は、未就園児が保護者と一緒に利用できる施設で、木製遊具を始めとして、多くの遊具がありました。
氷見市では、今年度より、1歳以上の第一子からの保育料、副食費とも無償化としましたが、今日ご利用のお子様は殆ど1歳未満児で、こうしたお子さんはご家族の暖かい愛情でご家庭で保育して頂きたいですね。
また、皆様の子育てで大変なことは何かとお聞きしましたら、子育てには休みがないこととのことで、氷見市では、2年前より産後ヘルパー事業を行っており、ご利用頂ければと思います。

 

現在建設中のしんまちこども園を視察しました。
今月中の開園の予定です。
地元のひみ里山杉をふんだんに使い、開放的な木のドームなどぬくもりのある明るい施設となりました。
遊戯室を中央に設置して、その周りに各園児室があります。
氷見市の公立施設としては初の病児保育室も設けました。
この明るいこども園で、子どもたちが健やかにすくすくと育ってほしいですね。

 

人権擁護委員を3期・9年3ヶ月にわたって務められた川田美智子さんに法務大臣からの感謝状が贈呈されました。
川田さんは、人権擁護委員として、人権尊重思想の普及・高揚を図るため、「人権相談」や「人権啓発活動」に積極的に取り組んで頂き、特に子どもの人権問題に対し深い関心を寄せられ、小・中学校などで開催した「人権教室」では、相手の気持ちを考え、思いやりの心を持つ大切さを、児童・生徒に呼びかけられました。
今後も、その豊富な経験と高いご見識から、人権尊重思想の普及にご協力頂ますよう、お願いします。

令和5年8月3日(木曜日)

子ども食堂の「ビバふじみだい」の子どもたちが、地域や関係の皆さんを招待して、感謝祭を開催されました。
流しそうめんやかき氷、ワッフル、フランクフルトなどの飲食物や、輪投げや射的、ボールすくい、つまんこなどで来訪者の皆さんと交流を図っておられました。
子どもたちの行動力に驚きです。

 

台湾の高雄市の中山大学西湾学院の生徒さん等12人の皆さんが来氷され、漁業文化交流センターにて台湾を紹介する「台湾スペシャルデー」イベントを開催されました。
台湾のお菓子や遊び、書などで台湾を紹介されていました。

令和5年8月4日(金曜日)

定例記者会見を開催しました。
国では「こども家庭庁」を設置して、異次元の子育て施策を進めていくこととしており、氷見市においても、今年度より1歳以上の第1子からの保育料無償化や高校生相当までの医療費無償化を行ったところであり、「こどもまんなか応援サポーター」宣言をしました。
今後、民間企業や民間団体、地域など幅広くこの宣言をしていただき、子ども・子育てを応援して頂きたいと願っています。
その他、氷見まちづくり議会、「ひみSDGs推進パートナー」の募集、しんまちこども園竣工式(8月18日)、氷見スタディツアーの実施、氷見運動公園野球場リニューアル竣工式(8月26日)、朝日山公園見晴らしの丘夏イベント(8月19日)、小中高生オリジナル音楽劇(8月26日)、総合防災訓練(9月3日)の発表です。

 

元氷見市地域おこし協力隊の野口朋寿氏が、国連開発計画(UNDP)等と連携して、サモアにて「魚の皮や廃棄物の友好活用法の開発」について、野口さんの技術とノウハウを活かして技術協力されています。
野口さんは、去る6月から7月にかけてサモアに滞在し、現地の魚の皮でフィッシュレザーを作る実験を行い、この秋に再度渡航し製品作成に取り組む予定との報告に来られました。
SDGsな取り組みで、サモアの製品開発にもつながるので、頑張って頂きたいですね。

令和5年8月5日(土曜日)

今日は「第51回ひみまつり」でした。
魚提灯山の展示、自衛隊・警察・消防車両の展示・乗車体験、多くの屋台でのグルメランド、氷見音頭の輪踊り、そしてフィナーレを飾る県内最大級の花火大会で、多くの市民の皆様が楽しまれました。
台湾から氷見に来日中の高雄市の中山大学西湾学院の生徒の皆様も浴衣を着て氷見音頭を踊っていただいたほか、台湾の踊りも披露していただきました。

令和5年8月7日(月曜日)

横浜市・川崎市の中学生9人をお迎えして、氷見市の中学生11人も参加して、「氷見スタディツアー」を今日から2泊3日で開催します。
これは、氷見市出身の実業家で京浜工業地帯の父とも言われている浅野総一郎翁のご縁で、令和元年度から開催しているものです。
かまぼこ絵付け体験や釣り体験、マンガモニュメント散策、浅野総一郎生誕の地の訪問等を行い、横浜・川崎の中学生には、五感で氷見の魅力に触れて頂き、氷見ファンになってもらい、氷見の中学生には、氷見の魅力を伝える側になって、交流も深めてもらいます。

令和5年8月8日(火曜日)

氷見市を訪問し、12日間のフィールドワークを行っている台湾高雄市の中山大学西湾学院の生徒の皆様の成果発表会があり、3班に分かれて、学生達がお勧めの氷見市の観光コースを提案してくれました。
スポット的には、栽培漁業センター、漁業文化交流センター、博物館、海浜植物園、潮風ギャラリー、氷見番屋街などが人気があったほか、獅子舞や有磯太鼓、ひみまつりの花火大会も思い出に残ったようです。
また、氷見での好きな食べ物では、氷見牛や氷見うどんがトップで、その他、民宿の朝食、刺し身やトンカツ、鯛焼き、屋台のかき氷などでした。
皆さん、個人旅行では味わえない、氷見市民との心の交流なども忘れられない思い出となり、また、春や秋、冬の氷見も訪れたいとの熱い思いを語って頂きました。

令和5年8月10日(木曜日)

東京での東海北陸自動車道建設促進同盟会及び東海環状道路建設促進期成同盟会に出席しました。4年ぶりの開催です。
東海北陸自動車は、平成20年に飛騨清見ICから白川郷ICが開通され、全線の約185kmが繋がりましたが、まだ一部の区間が片側一車線の対面通行で、諸外国にも類を見ない危険な構造です。富山県内区間は全線4車線化に向けた工事がなされていますが、難工事区間の飛騨清見ICから白河郷IC区間は未だ4車線化の見通しはたっていません。
今日は田中南砺市長が、早期の全線4車線化等の必要性等の意見発表をされて、決議採択を行いました。
今後とも、沿線市町村が一丸となって、国土交通省等関係機関に強く要望してまいります。