市長の活動日誌:2023年6月1日から6月10日まで

更新日:2023年06月26日

6月1日(木曜日)

氷見商工会議所様から、氷見きときと商品券の売上の一部を、子どもたちのふるさと教育に使ってほしいと市にご寄附頂きました。
こうしたご寄附は、令和元年度から始まり、今回が5回目となります。
今年度は、「定置網漁法の学習」や「地域の環境美化活動」に活用させて頂き、学びや体験を通じて、ふるさと氷見を誇りに思う子どもたちの育成に努めてまいります。

 

6月は「土砂災害防止月間」です。
その全国イベントとして、富山市において「第41回土砂災害防止全国の集い」が開催されました。
これは、死者行方不明者299名を出した昭和57年7月の長崎大水害を契機として設置された月間行事です。当時の1時間雨量187ミリメートルは未だに国内最高の雨量です。
富山県も明治16年に石川県から治水分県をして、今年がちょうど140周年の節目を迎えました。
この間、立山砂防事業を始めとした常願寺川の治水や、神通川、黒部川、庄川、小矢部川などの治水対策、県内各地域での地すべり対策などの砂防事業を進めて、安全な県となりました。
しかしながら、地球温暖化問題により、大雨などの気象関係が荒っぽくなっていますので、常に災害に備えた体制を整えて行くことが必要です。

 

氷見市・名城大学連携推進協議会総会を開催しました。
平成29年に氷見市と名城大学農学部が連携協定を締結したことを契機として、平成30年9月に産学官の連携により、本市の新たな産業の振興や市内の学生の学習機会の拡大、市民の皆様を対象とした生涯学習などを行うための本協議会を設立しました。
更に令和2年7月には、名城大学農学部との協定を全学部との協定に拡大したことで、より大きな視点での連携が可能となり、昨年度は、ノーベル化学賞受賞者で名城大学終身教授、栄誉教授の吉野彰先生の講演会を氷見市芸術文化館で開催しました。
今年度も色々な取り組みを進めてまいります。

令和5年6月2日(金曜日)

十二町持続可能な地域づくり推進協議会の皆さんが、このたび「十二町地域づくり計画書」を作成され、その提出に来られました。
十二町地区では、昨年3月に地域づくり協議会を設立されて、この間、計画づくりを行ってこられました。
十二町地区の「いいところ」や「課題」などを洗い出しされ、1.安全・安心な地域づくり、2.住民同士のつながりある地域づくり、3.歴史や伝統が息づく地域づくり、4.農業に根ざした地域づくりの4つの基本目標を掲げておられます。
市としても、地域づくり協議会に対して、運営費や人件費の支援を行い、運営に協力してまいります。

 

氷見市と友好交流都市協定を締結している台湾の鼓山区のある高雄市において、今日から6月5日まで開催される南台湾最大の観光イベントの「2023高雄市旅行公会国際旅展」に氷見市ブースを出展しました。
今日は鼓山区の鄭区長もご来場頂き、リモートで会談し、今年氷見市で開催予定の浅野総一郎翁生誕175周年記念事績顕彰地知事サミットにお越しくださいとお誘いしたほか、高雄市からも多数お越しいただくようお願いしました。
また、陳高雄市長も氷見市のブースにご来場されました。

令和5年6月3日(土曜日)

布勢地区地域づくり協議会設立総会に出席しました。
人口減少と少子高齢化が進む中、氷見市においては、23地区全てがいつまでも地域の人々の暮らしを守っていくことができるよう、その核となる地域づくり協議会の設立を推進しており、布勢地区が14地区目となるものです。
布勢地区では、昨年10月に設立準備会を立ち上げられ、多くの地域住民の皆様が参加されて、布勢地区の未来について熱心に議論されて、本日の設立総会に至リました。
今後、当協議会が中心となり、地域の課題解決を図りながら、自助共助の力を引き出し、地域に更なる活力を生み出していかれることを大いに期待しております。
先般、氷見市が国のSDGs未来都市に選定されました。SDGsの17の目標の一つに「住み続けられるまちづくりを」があります。市としてもしっかりとサポートしてまいります。

令和5年6月4日(日曜日)

氷見クリーン大作戦2023を開催しました。氷見市の環境を良くする会(会長 松原勝久)主催です。
毎年恒例となっている海岸清掃活動に、市民の皆様や各種団体、企業の皆様約600人にご参加頂きました。
氷見市は青い海、緑の里山、そこに育まれる豊かな食材、そして富山湾越しの雄大な立山連峰の景観など素晴らしい自然環境に恵まれています。
また、氷見市は先般、国が選定する「SDGs未来都市」に選定されました。
SDGsの17の目標の中に、「海の豊かさを守ろう」「陸の豊かさも守ろう」があります。
こうした環境美化活動で、海や陸の豊かさを守り、風光明媚な氷見の景観を、市民の皆様や各種団体の皆様のオール氷見で守っていきたいですね。

令和5年6月5日(月曜日)

東京氷見会第68回総会・懇親会にお招き頂きました。
新型コロナ感染症が5類になり、徐々に世間に明るさが戻ってきました。
氷見市ご出身の皆様が各界でご活躍されておられますことは郷土の誇りであり、また、日頃から「ふるさと氷見」のために多大なご支援とご協力を賜っています。
幹事の方からのご挨拶で、今春の30年ぶりとなる「氷見高校の選抜甲子園出場」や、5月の氷見市芸術文化館からの「NHKのどじまん」の放送、5月の大相撲夏場所での「朝乃山の活躍」などの話があり、いつもふるさと氷見のことを気にかけて頂いてることに、大きな感激をいたしました。
今後益々の東京氷見会のご発展をご祈念いたします。

令和5年6月6日(火曜日)

若き日の藤子不二雄A先生や手塚治虫先生などの漫画家が切磋琢磨して過ごした「トキワ荘」のある豊島区の高際みゆき区長を訪問し、今後の漫画を活かしたまちづくりへの連携について意見交換しました。
令和2年に復元されたトキワ荘の建設にご尽力された高野之夫前区長が昨年急逝され、高際新区長になられたことから訪問したもので、全国各地で漫画を活かしたまちづくりをしている市区町村で、(仮称)全国漫画のまちづくりサミット的なものができればいいですねと意見が一致しました。
また、トキワ荘では、永井豪先生の「デビルマン×マジンガーZ展」が開催されており、観覧してきました。

 

午後から全国市長会の分科会と講演会でした。
分科会では、この4月に設置されたこども家庭庁や、こども真ん中政策についてのご講演がありました。
氷見市も子育て支援施策については、第1子からの保育料無償化や家庭で子育て応援金(2万円)、高校生までの医療費無償化など、子育て施策日本一を目指した取り組みを進めています。

 

晩に東京富山県人会連合会「懇親のつどい」がありました。
県内からは、知事や県議会議長、県議、市長などが出席しました。
今年で富山県は置県140周年ですが、当連合会は大正5年に、旧富山藩主の前田利同や安田善次郎、浅野総一郎(氷見市出身)らが中心となって結成し、以来107周年に当たります。本日は浅野翁のひ孫にあたる浅野一さんもご出席でした。
会には約800名の皆さんがご出席され、懇親を深められ、先の夏場所で好成績を収めた朝乃山関も出席されて、8月の大相撲氷見場所を楽しみにしていることや、年内には三役に上がりたいなどの抱負を述べておられました。

令和5年6月7日(水曜日)

午前中、全国市長会議通常総会と総会後の経済委員会に出席しました。

通常総会には岸田総理大臣、松本総務大臣もご出席され、祝辞を頂きました。

総会では、各支部から出された国要望などを審議し、項目別に取りまとめ、今後、国や国会議員の皆様に要望してまいります。

また、総会後に4つの委員会が開催され、私の属する経済委員会(国土交通省、農林水産省、環境省担当)では、私も副委員長(3人)に選任されました。委員長を補佐し、委員会運営にしっかりと努力してまいります。

 

北陸新幹線新高岡駅かがやき停車実現期成同盟会として、国土交通省の上原鉄道局長やJR東日本に要望しました。鉄道局長へは、橘衆議院議院、堂故参議院議院にもご同行頂きました。

新高岡駅は、氷見線、城端線への起点でもあり、飛越能80万人の玄関口でもあります。

来春の北陸新幹線敦賀開業の際のダイヤ改正に合わせて、かがやき停車や臨時便の増発を要望しました。

令和5年6月8日(木曜日)

第80回全国漁港漁場協会総会に出席しました。
昨年度及び今年度の事業報告や事業計画、収支決算報告などのほか、これまで永年のご功績のあった方々の表彰がありました。
また、役員改選では、これまで4期8年間会長を務められた橋本收氏が退任され、新たに元水産庁漁港漁場整備部長の高吉晋吾氏が会長に就任されました。
今後のご活躍をご期待しております。
また、私も引き続き理事を拝命しましたので、富山県を始め、全国の漁港漁場整備に尽力してまいります。

令和5年6月9日(金曜日)

定例記者会見を開催しました。
日本農業遺産「氷見の持続可能な定置網漁業」普及イベントや若者政策提案コンテストの開催、端午節ちまきづくり体験・試食会、「氷見市とくとくギフト券」の発行などです。
6月で全国旅行支援の特典は終わりますが、氷見市独自として、一人一泊あたり(利用額5000円以上)で、1000円の氷見市内で使えるギフト券を交付しますので、ぜひご利用ください。

 

氷見市子ども発達サポートセンター「くるむ」の開所式を開催しました。
全国的にも発達障害等の配慮が必要な子どもの数が年々増加傾向にある中、SDGsの基本理念でもある「誰一人取り残さない」ためにも、「幼児期からの適切な支援」や「配慮が必要な子どもの相談・訓練」などの支援機能を拠点化した施設として、いきいき元気館の3階を改修して整備を行いました。
当施設では、保育士のほか臨床心理士、言語聴覚士、作業療法士などの専門知識を有する職員により「相談機能」「指導・訓練機能」「研修機能」「理解啓発機能」を持たせた施設として支援を行ってまいります。
また、悩みを抱える保護者やご家族に対する支援として、家族間交流や講演会などを通じて、困りごとの共有や支援方法への理解を深める場となるよう運営してまいりますので、ご利用ください。