市長の活動日誌:2020年3月1日から3月10日まで

春の全国中学生ハンドボール選手権大会氷見市実行委員会役員会を開催しました。
去る2月28日には公益財団法人日本ハンドボール協会では、昨今の新型コロナウィルス感染拡大の状況を踏まえ、3月25日から氷見市で開催予定の第15回春の全国中学生選手権大会を中止するとしたことから、参加料の返金など各部会での今後の対応や収支予算見込みを協議しました。
この大会の出場を夢見て勝ち抜いてこられた選手の気持ちを察すると断腸の思いがしますが、次の大会に向けて頑張ってください。

氷見高等学校の卒業証書授与式に出席しました。
新型コロナウィルス対策として、在校生は出席せず、卒業生・ご家族・先生・来賓の出席で、また、国歌や校歌も音楽のみで出席者は歌わない簡素なスタイルでの開催でした。
普通科、農業科学科、海洋科学科、ビジネス科、生活福祉科の7クラス270名の皆さんは、氷見高校で学んだことを糧に、これから更に大きく出世魚のぶりのように大きく成長されて、都会に行かれても、また、氷見に戻られて、ふるさと氷見の発展にご協力頂ければありがたいです。

地域おこし協力隊第4期生の野元希恵さんの委嘱状交付式を開催しました。
現在氷見市には、3期生が1名、4期生が2名いますが、野元さんには、地域や株式会社NOTE等と連携し、長坂地区をはじめ主に北部地区の新しい滞在型観光を創出し、将来の古民家ホテル運営に向けた地盤の構築にご尽力いただくことになっています。

定例記者会見を行いました。
新型コロナウィルス対策や副市長の全国公募、3月市議会への提案予定の補正予算案、新型モビリティの試験走行などです。
本日、商工観光課に新型コロナウィルス経営相談窓口を設置し、中小事業者の相談に応じてまいります。
副市長の公募では、氷見市の地方創生に貢献したいと全国や海外から810名の応募があり、現在選考を進めているところであり、素晴らしい人材を今議会に提案したいと考えています。

氷見市のビジネスサポートセンター長が決定しました。
このビジネスサポートセンターは静岡県の富士市が発祥で、現在全国24の都市で実施されており、氷見市が北陸では初となるものです。
センター長は岡田弘毅さんといって、これまで大手の経営コンサルタントで、中小企業の経営支援に従事されてこられました。
これから3ヶ月間、このビジネスサポートセンター発祥の富士市等で研修をつまれ、6月から氷見市でビジネスサポートセンターがオープンします。
岡田さんの目標は、毎年の相談件数千件と、相談者企業の売り上げを毎年20％伸ばしたいとのことです。

昨日から氷見市議会3月定例会が開催され、提案理由の説明を行いました。
令和2年度の新年度予算案は230億2千万円で今年度と同額で、2年続いての積極型予算で「令和新時代を拓く氷見元気予算」としています。
新文化交流施設の整備やまちなか新交通システム導入などを進めてまいります。

江戸時代の氷見の豪商の田中屋権衛門という方の毎日の日記を綴った「応響雑記」の特別展が氷見市立博物館で3月22日まで開催されています。
ペリーの浦賀来訪での金沢の様子やその6年後には伏木沖にも異国船が現れたこと、1858年の立山カルデラの鳶山の大崩落を起こした飛越大地震で、氷見浜の水深が約2尺(約60cm)上昇して直ぐ戻ったこと、氷見まちの街路網や黒部の愛本橋(はね橋)、魚津沖の蜃気楼のスケッチなどが記載されています、また、美人画や植物の絵を描いたり、俳句やハングル等を勉強したことなどが記載されています。

氷見市花と緑の日曜学校閉校式を開催し、受講生に修了証を交付しました。
氷見市の緑化の拠点である氷見市海浜植物園では、花と緑の日曜学校を開催しており、年間全8回の講座を行っています。
氷見市ではこの植物園を中心に、花いっぱいのまちづくりを推進しています。
現在、子どもたちが雨天でも遊べるように、屋根付きふわふわドームや温室内のネット遊具、親世代のリカレント施設等を整備しています。
来月にオープン予定です。

昨日の市議会3月定例会代表質問、一般質問が行われました。令和2年度予算や中長期財政見通し、新型コロナウイルス対策、新文化交流施設、病院事業の経営健全化、まちなか活性化、人口減少対策、子育て支援についてなどの論戦を行いました。

市議会3月定例会の一般質問が行われました。中長期財政見通しの整合性、栽培漁業センター、観光行政、小中学校のICT整備、介護保険事業、公共施設個別施設計画、有害鳥獣対策、世界農業遺産、地方創生、指定管理者制度などについて論戦を行いました。