市長の活動日誌:2019年9月21日から9月29日まで
9月22日(日曜日)
元氷見市議会議長の久保健三氏の旭日双光章受章記念祝賀会に出席しました。
久保氏は市議会議員として5期20年に亘り、地方自治の振興に貢献され、氷見市政の発展にご尽力されてこられました。
この間、氷見市民病院の公設民営化や高岡広域圏のエコクリーンセンターの建設などにご尽力いただきました。
今後とも益々ご活躍され、また、市政の発展にお力添えを賜りますようお願いします。
9月24日(火曜日)
氷見市では去る6月に、歴史的資源等を活用した地域活性化に向け、全国で古民家再生を軸とした滞在型観光や集落活性化を手掛けている株式会社NOTEと北陸地方初となる連携協定を締結しましたが、NOTEが最初に手掛けた兵庫県の丹波篠山城下町ホテルや集落丸山の古民家再生ホテルなどを視察しました。
丹波篠山城下町では現在9棟21室を提供し、集落丸山では12戸の集落のうち7戸が空き家だったのが、うち2棟をホテルにして集落のに皆さんによる朝食の提供等で集落が活性化され、空き家が3棟に減り、耕作放棄地もなくなったとのことです。
集落には、フレンチレストランやそばの懐石のお店もでき、黒豆オーナー畑もできました。
こうした形態の農家ホテルを氷見での展開に活かしてまいります。
9月25日(水曜日)
おんかつ事業(公共ホール音楽活性化事業)の記者会見を行いました。
これは、市民が芸術文化に触れる機会を身近に充実させるため、クラシック音楽の楽しさを分かりやすく伝えるコンサートを行うもので、今年度は全国12箇所で実施しているものです。
公演するアーティストは、東京で活躍中のアーバン サクソフォン カルテットの皆さんで、26日と27日は市内の公民館や福祉施設等での交流会を行います。また、28日にはいきいき元気館での一般公演を実施しますので、多数お越しください。
氷見市まち・ひと・しごと創生推進協議会ワーキンググループの成果発表会を実施しました。
氷見市では来年度からスタートする次期5か年の氷見市まち・ひと・しごと創生総合戦略の策定に向け現在検討を進めていますが、本日はワーキンググループがこれまで3回にわたり検討されてこられた成果を、雇用・定住、食文化、農林水産をテーマとする3グループ並びに、女性・若者の視点で考える2グループの合計5グループから施策やアイデア等をご提案いただきました。
今日の提案を次期総合戦略の策定や市の施策に活かしてまいります。
晩にお隣りの羽咋市で開催されている、石川県指定無形民族文化財の唐戸山神事相撲を初めて観覧しました。
二千年の歴史があり、加賀、越中、能登の三州から選ばれた力士が参加し、心技体を競い合う伝統的な神事で、優勝力士が大関の称号を与えられ、同僚の組む肩車に乗って、1キロの参道をひた走り、羽咋神社に拝礼します。
今年の大関には氷見市の 西森正憲さんと相手の力士が同体で、二人に大関の称号が与えられました。
9月26日(木曜日)
氷見市民生委員児童委員大会に出席しました。
委員の皆様には、多年にわたる福祉活動へのご尽力など地域福祉の推進にご尽力をいただいています。
今年は3年任期の改選の年ですが、高齢者や障害者、子育て世帯など、支援を必要としている方々が、住み慣れた地域で安心して暮らしていくために、今後ともご尽力をお願いいたします。
氷見市都市計画道路検討委員会を開催しました。
本市の都市計画道路は能越自動車道をはじめ23路線が都市計画決定されており、順次整備を進めています。
しかしながら、多くの路線については都市計画決定されてから数十年経過していますが未着手となっており、建築規制だけが残るなど現実的な対応が求められていることから、今回、見直しも含めて検討することとしており、有識者からなる検討委員会を設置しました。
第32回全国健康福祉祭和歌山大会「ねんりんぴっく紀の国わかやま2019」及び第19回全国障害者スポーツ大会「いきいき茨城ゆめ大会」への出場選手3人の選手激励会を開催しました。
富山県代表選手として弓道やサッカー、フライングディスクに出場されます。
昨年のねんりんぴっくは富山県で開催されており、サッカーは銀メダルで今年は金メダルを目指すとのことでした。日頃の成果を十分に 発揮され、優秀な成績を残されるようご祈念しております。
9月27日(金曜日)
氷見市戦没者追悼式を開催しました。
先の大戦では、市内の尊い2060柱の御霊が犠牲となられました。
遠い異国の地で、ふるさとを思い、家族を思い、お国のために尊い命を捧げられたことを、今日の日本の繁栄を謳歌している私たちは忘れてはなりません。
先人の尊い志に報いるためにも、ふるさと氷見の永続的な発展に全身全霊で取り組むことを、あらためてお誓いいたしました。
台湾の高雄の市議会議員の皆さんが氷見にお越しくださいました。
メインは明日開催の日台交流サミットin富山へのご出席ですが、浅野総一郎翁のご縁で一日早く氷見に来られました。
浅野総一郎翁は、日本ではセメント王とも京浜工業地帯の父とも言われていますが、台湾でも、台湾セメント会社を興し高雄港の建設にも尽力されました。
昨年、高雄港築港110周年記念に、全国浅野総一郎友の会の山崎健さんほかの皆さんが台湾で講演を行ってからの交流が始まりました。
来月には、高雄で国際食品見本市が開催されますので、私も高雄に行き市庁舎を訪問するとともに、先頭に立って氷見市のPRをしてまいります。
9月28日(土曜日)
日本の棚田百選にも選ばれている長坂の棚田では、棚田オーナー制度を取り入れており、今日が21回目の稲刈りでした。
今日は、19組、約110名のオーナー及び関係の皆さんがご参加されました。
曇り空で、残念ながら海越しの立山連峰は見られませんでしたが、清々しい秋空のもとでの稲刈りを楽しみました。
午後から獅子舞ミュージアムにて獅子舞実演会を観覧しました。
今回の獅子舞は万尾青年団の皆さんです。
氷見市では集落や町内会ごとに獅子舞が伝承されていますが、近年は少子化による青年団の団員不足で、各地で維持が困難になりつつありますが、お祭りと獅子舞は一体ですので、なんとか伝承されるよう頑張ってもらいたいものです。
晩に、富山市内で日台交流サミットin富山に出席しました。
日本と台湾との交流が盛んになっていますが、各地方議員が後押ししようと作られた会です。
日中は会議も開催されて、日本と台湾との交流を現在の600万人台から2020年には800万人にしようとの富山宣言も採択されました。
昨日、氷見にお越しの高雄の市議会議員さんたちも出席されていました。
9月29日(日曜日)
第12回細越ハトムギオーナー「秋の刈取り会」に参加しました。
ハトムギは、1985年に水稲の転作作物として細越地区で栽培が始まり、JA氷見市が中心となり、県や市と連携して市内の各地での栽培に取り組まれ、今では全国有数の産地となっています。
また、このハトムギを利用した氷見ハトムギ茶は、本市の6次産業化の象徴的存在となっています。
今日は、市内外からのオーナーの皆さんをお迎えして、清々しい秋の刈取り会となりました。
富山県総合運動公園でのカターレ富山公式戦において「氷見市民の日」を制定頂き、応援に行ってきました。
カターレは現在J3の5位で、今日は6位のガイナーレ鳥取との対戦で、J2昇格の2位以内目指して、残り11試合を全力で戦っています。
今日は両チームに氷見牛メンチカツを贈呈するとともに、会場に氷見のブースを設けて、はっとりくんグッズや氷見イワシ、カレーパン等の販売を行いました。
試合は、応援のかいあって、カターレが5-0で圧勝しました。
晩にムジカグラート氷見のサンクスコンサートを観賞しました。
ムジカグラート氷見は今年で結成17年になりますが、ここ近年、毎年秋にサンクスコンサートを開催しています。
特に今年は8月の北陸吹奏楽コンクール(職場・一般の部)で見事金賞に輝かれ、10月に開催される全日本吹奏楽コンクールに出場されます。
今日はその課題曲なども披露していただきました。
また、賛助出演として、氷見のアソカ児童合唱団や砺波市出町小学校管楽器クラブ、出町中学校合唱部の皆さんも出演していただきました。
更新日:2020年03月27日