市長の活動日誌:2019年10月11日から10月20日まで

更新日:2020年03月27日

10月11日(金曜日)

北信越市長会の2日目です。
まず、北陸新幹線関係都市連絡協議会からのスタートです。
2022年度の敦賀までの開業や大阪までの早期の延伸等について、国等に強く働きかけることなどを決議し、運動を進めていくことを決定しました。
市長会総会では、総務省の担当官からの地方税制の動向と課題等の説明のあと、各県提出の議題の採択、東日本大震災の被災者支援などの決議や、来年春の次回開催市として金沢市を決定して閉会しました。

新潟市内での次の公務日程まで時間があったので、新潟市マンガ・アニメ情報館を視察しました。
新潟市は、天才バカボンの赤塚不二夫さんやドカベンの水島新司さん、うる星やつらの高橋留美子さんの出身地で、この情報館も氷見市の潮風ギャラリーと同じく、訪れてみたい日本のアニメ聖地88に選定されています。
マンガのキャラクターを捕まえるコーナーや自分でマンガを作成するコーナー、声優体験のできるコーナーなどがあり、参考になりました。

新潟市の国土交通省北陸地方整備局において、高岡市とともに、能越自動車道の4車線化整備や道路予算の確保などの要望を行いました。
能越自動車道の七尾までの開通や福岡料金所の移設などにより交通量が増え、昨年度で氷見インターチェンジ~高岡インターチェンジ間の日交通量が1万台を超えました。高岡インターチェンジ以北区間は対面交通の片側一車線ですので、正面衝突事故のリスクも高まり、昨年も死亡事故が発生しています。
早期の4車線化に向けて、今後とも要望活動を行ってまいります。

氷見の中心市街地で、観光庁が推奨する「泊食分離」の新しい旅のスタイルで氷見を活性化しようと、空き店舗を改装した「蔵ステイ池森」のオープニングパーティーが開催されました。グランドオープンは16日ですが、多くの皆さんがクラウドファンディングで応援してくれました。
地元の人と観光客との交流もできますし、宿泊はツインルームが3室あります。
市でも今年度、国の地方創生推進交付金を活用してまちなか活性化に取り組んでおり、中心市街地の賑わい創出に取り組むエリアマネージァーと、事業者の売上向上を支援するビジネスサポートセンター長を採用することとしています。

北陸新幹線関係都市連絡協議会の様子の写真
タッチパネルでマンガを作成を体験する市長の写真
国土交通省北陸地方整備局にて要望書をお互いに持ち並ぶ市長達の写真
和調の部屋にて和服の従業員と共に乾杯する市長達の写真

10月12日(土曜日)

台風19号に備え、午後3時から緊急の部局長連絡会議を開催しました。晩には、雨が小康状態になったので、午前0時に市内全域に出されていた避難準備・高齢者等避難開始を解除しました。
また、13日(日曜日)午前4時09分に大雨警報や暴風警報が注意報に切り替わりました。ただ、避難されたいる方には夜間の移動は危険なので、極力そのまま朝までとどまってもらいました。

ロの字に配置されたテーブルにて緊急部局長連絡会議を行う市長達の写真1
ロの字に配置されたテーブルにて緊急部局長連絡会議を行う市長達の写真2

10月13日(日曜日)

昨日からの台風19号により全国的に大きな被害が発生しました。被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
そうしたなか、上庄地区の自主防災避難訓練が行われました。
災害では、自助、共助、公助の三要素の組み合わせが大事と言われていますが、こうした訓練でまさかの時に少しでも被害を少なくするようにしていければと思います。

碁石地区ふれあいマンモスにお招きいただきました。
氷見市では、「ささえあい、ふれあい、絆が深まる地域社会」を目指すべき社会福祉像として、地域社会での様々な取り組みを実践していますが、市と各地区の社会福祉協議会との連携により、地区の高齢者の皆さんがいきいきと暮らせる社会づくりに、しっかりと取り組んでまいります。

氷見の誇るワイナリーのセイズファームの収穫祭にお招きいただきました。
今年が5回目に当たり、全国的にも有名になり、昨日からの台風被害により来られなかった方もおられましたが、天候も回復し青空のもと多くの皆様のご来場のもと盛大に開催されました。高台からの富山湾も見渡せます。
2017年には、全国ワインコンクールで欧州系白種種で金賞を受賞したオジコシャルドネなどのワインと北陸各地区での有名店の美味しい料理を堪能しました。
今週富山県で開催される世界で最も美しい湾クラブ世界総会のエクスカーションでの昼食会場にもなっています。

自主防災避難訓練:体育館にて挨拶をする市長の写真
碁石地区ふれあいマンモス:畳が敷かれた体育館にて挨拶をする市長の写真
収穫祭:木製の椅子と机にて会食をする市長達の写真
ワインを片手に会談をする市長達の写真

10月14日(月曜日)

今日は体育の日。第41回氷見シーサイドマラソン大会を開催しました。
ファミリーコース、2キロメートルコース、4キロメートルコースに1000名以上の方がエントリーされて、健脚を競いました。
市民の皆さんには、この大会を契機として日頃から体力づくりに取り組んでいただきたいと思います。

第31回MOA美術館氷見児童作品展表彰式に出席しました。
それぞれが豊かな感性と表現力を大いに活かし、繊細で、或いは大胆に伸び伸びと表現されて、見るものを大いに魅了する作品が揃っていました。
これからも、周りにある自然や文化に触れて、観察する力や表現する力を伸ばしていただければと思います。

スターティングピストルを構える市長の写真
シーサイドマラソン大会 スタート直後に走り出す参加者達の写真
表彰式に出席し挨拶をする市長の写真
MOA美術館氷見児童作品受賞者に表彰する市長の写真

10月15日(火曜日)

市長室トークを開催し、3組の方が来られました。
早借地区で地区の皆さんが万葉歌碑を設置されることになり、令和の考案者とされる中西進先生に寄毫招き、先生を招き除幕式を開催されるとのことです。市内23箇所目の万葉歌碑となります。
その他、市内で養蜂を営む方から、後継者を作りたいとのことや、首都圏からの移住の若夫婦から、氷見市の子育て支援施策や移住支援施策に関する質問がありました。

氷見牛フェスタオープニングセレモニーを開催しました。
今回の共進会の出展では、平均78%がA5等級の素晴らしい肉質で、優秀な生産者を表彰させていただきました。
明日から12月3日まで開催されるフェスタ期間中、加盟のお店で4000円以上のご利用で応募頂け、抽選で氷見牛が当たります。
今日は、しゃぶしゃぶ、ステーキ、ローストビーフ、昆布締め、握り寿司等各店舗のお薦めの料理をいただきました。

市長室にてテーブル越しに市民と会談する市長の写真1
市長室にてテーブル越しに市民と会談する市長の写真2
表彰状を持った生産者と表彰トロフィーを持った市長の写真
お薦めの料理料理をテーブルに置かれ、氷見牛が乗せられたプレート皿を満遍に見せる市長の写真

10月16日(水曜日)

氷見市卓球協会がこの度、文部科学大臣賞(生涯スポーツ優良団体)を受賞され、その報告に来られました。
当協会は1948年に設立され、市内の小中学校への巡回指導や強化事業を実施して、ジュニア層の強化等に努められるなどの活動を長年にわたり実施してこられました。

今後とも、卓球競技による健康づくりなどにご尽力いただきたいと思います。 11月3日(日曜日)午前9時30分から開催する「ひみ食彩まつり」の第2回実行委員会を開催し、実施計画を承認しました。
今年のテーマを「今日は、食いしん坊日和」とし、氷見寿司や、氷見牛串焼き、氷見海鮮鍋をはじめ、氷見の特産品の水産加工品、新鮮な野菜や果物、スイーツなどを楽しんでいただける多くの店舗にご参加いただきます。
また、潮風ギャラリーでは、午前10時30分からARアプリで藤子不二雄Aキャラクター探しを楽しめる謎解きラリーイベントの出発式も行われます。
皆様、多数お越しください。

世界で最も美しい湾クラブ世界総会が日本で初めて富山県で開催されました。
現在、世界の44湾が加盟していますが、今総会には14ヵ国と1地域、33湾、128名が参加されました。
今日から20日まで開催され、最終日の20日には、県内を巡る小旅行(エクスカーション)が開催され、氷見番屋街や比美乃江公園を巡るコースも設定されています。

文部科学大臣賞状と表彰盾を持つ二人と並んで撮影された市長の写真
ひみ食彩まつりのポスターを指さす市長達の写真
最も美しい湾クラブ世界総会:金の背景から代表が挨拶している写真
富山産の樽酒の鏡開きを構える総会参加者たちの写真

10月17日(木曜日)

晩方に、加納地区のまちづくりふれあいトークを開催しました。
私から市政の重点事項等を説明したあと、参加された皆様からご要望やご意見を頂きました。
ご意見等としては、道路や河川、新交通システムの整備、街中のマンガキャラクターの老朽化対策などが出されました。
台風19号で全国的に大きな被害が出ていますので、インフラ整備などにしっかりと対応していきたいと思っています。

まちづくりふれあいトーク:プロジェクターを後ろに挨拶をする市長の写真
市長のまちづくりふれあいトークのポスター:草原を背景、水面の上に旧加納小学校記念碑が立っている写真

10月18日(金曜日)

第45回氷見市老人クラブスポーツ大会に出席しました。
応援を含めて1200名の方がお集まりになられました。
市では「豊かな長寿社会づくり」を推進していますが、高齢者のスポーツ活動や生きがいづくり活動を支援し、元気で明るい長寿社会づくりに努めてまいります。
今日の大会も「氷見キトキト健康ポイント」の対象になっており、多くの皆さんにご登録頂きました。ポイントの貯まるのを励みに多くの運動や健康教室、健康診断などに参加頂き、健康づくりにご努力いただければと思います。

台湾の漫画家の小雪さんが市役所に来られました。
本業は台湾の国立政治大学傳播学院の助教授ですが、2015年に富山県に来られて以来、富山県を舞台にした漫画を書いておられ、日本、台湾、アメリカで、各々現地語で発刊されています。
雨晴海岸やべるもんた、五箇山等が題材になっています。今度は氷見を舞台にした漫画を書いていただきたいとお願いしました。

世界で最も美しい湾クラブ総会の夕食交流会に出席しました。
アトラクションでは、富山が誇るテノール歌手の澤武紀行さんとソプラノ歌手の高野百合絵さん、正派柊会の皆様の琴等による越中万葉のオペラが圧巻でした。
実は春の実行委員会で私が提案したものですが、素晴らしかったです。
私からは、氷見市からの最も美しい湾クラブの富山湾越しに見る立山連峰の景観や市民一斉の海岸清掃、市内の美化や富山湾へのゴミの流入を防ぐためのゴミのポイ捨て禁止条例を制定して、市民全体で富山湾の環境保護等に取り組んでいること、そして、寒ブリなどの食の宝庫であること等をPRさせて頂きました。
20日にはエクスカーションで氷見にも来られて、美しい富山湾や、海越しの雄大な立山連峰等を見てもらう予定です。

氷見市老人クラブスポーツ大会にて挨拶をする市長の写真
小雪さんと共にデジタルコミック「海のそよ風」の海岸と山を背景に背中合わせに立つ男女の表紙絵を持つ市長の写真
「天が与えた ぶりの町」の文字とぶりが表示されたプロジェクター下で挨拶をする市長の写真
夕食交流会の来訪者と共に並んで撮影された市長達の写真

10月20日(日曜日)

宮田地区、仏生寺地区で自主防災訓練が開催されました。
そのうち、宮田地区では大雨による避難の訓練で、災害時要支援者や小中学生、老人介護施設の皆さんなど、約120名の方が参加されました。
先週の台風19号では東日本に甚大な被害をもたらしましたが、日頃からの訓練でまさかの際には迅速な避難で被害を最小限にすることが大切です。

氷見市では、旧の市民病院跡地において、新文化交流施設の建設に向けて、現在基本設計の作業を進めています。
基本設計は早稲田大学でも教鞭をとっておられる日本を代表する建築家の古谷誠章氏が代表を務められている有限会社ナスカで進められています。
利用していただく市民目線での意見を設計に反映させるため、3回のワークショップを開催することとしており、今日は第1回目のワークショップで、皆さんからは多くのご意見をいただきました。

富山県で開催されている世界で最も美しい湾クラブ世界総会の最後のプログラムであるエクスカーションで、韓国、フィリピン、カナダ、アンゴラの皆さんが氷見を訪問されました。
セイズファームでランチを楽しみ、比美乃江公園から富山湾を望み、氷見番屋街で買い物を楽しまれました。
残念ながら海越しの立山連峰は雲にかかって見ることはできませんでしたが、美味しい料理やワイン、美しい海に感動されていました。

自治体の集会用テント前で挨拶をする市長の写真
ワークショップにてプロジェクター前で挨拶をする市長の写真
富山湾を背に「WELCOME TO HIMI!」と書かれたボードを持つ市長達の写真
富山湾を背に「世界で最も美しい湾クラブ」の加盟記念モニュメントを中心に撮影された市長達の写真

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