氷見市文化財保存活用地域計画を作成しています

氷見市では、令和7～10年度の4か年計画で「氷見市文化財保存活用地域計画」の作成を進めています。指定・未指定を問わず、氷見市内に所在する文化財の把握と情報の収集を実施しているほか、ワークショップの開催など市民の皆さんにご参加いただく機会も設けていく予定です。

平成30年の文化財保護法改正によって策定が市町村の努力義務とされた法定計画です。文化財保護行政の中・長期の方向性を示すマスタープランと短期に実施するアクションプランの両方の役割を担うもので、地域の歴史や文化にまつわる文脈に沿って多様な文化財を俯瞰し、総合的・一体的に保存・活用することにより、地域の特徴をいかした地域振興に資するとともに、確実な文化財の継承につなげます。

これにより、地域総がかりで文化財を守り、いかし、伝える体制の構築を図り、文化財の存続につなげていくことが期待されます。