氷見市文化財センター

更新日:2024年03月14日

施設について

氷見市文化財センターについて

雲一つない空の下建つ氷見市文化財センターの外観の写真

旧女良小学校を転用し、氷見市立博物館が所蔵する漁撈用具や農具、生活用具などの民俗文化財のほか、市内の遺跡から出土した考古資料等を収蔵しています。

また旧体育館では、国登録有形民俗文化財「氷見及び周辺地域の漁撈用具」のうち、実物の和船を中心に収蔵展示を行っています。

2018年には、新たに木造船ドブネ(2分の1スケール)が収蔵資料に加わりました。ドブネは、江戸時代から1955年代末ごろまで、氷見沖の定置網漁の網取り船として欠かせない存在でしたが、実物は現存していません。収蔵しているドブネは、2016年から2018年にかけて2分の1の大きさで復元されたものです。ドブネは、底板の両側に丸太を刳り抜いた「オモキ」と呼ばれる部材を組み込む「オモキ造り」の構造を持ちます。「オモキ造り」は、日本海沿岸地域の特徴とされる造船技術です。文化財センターで収蔵している資料では、神通川のササブネや、若狭湾のトモブトが「オモキ造り」の木造船です。

氷見市文化財センター内に新たに収蔵された木造船のドブネの写真

氷見市文化財センター開館日について

令和6年1月1日に発生した能登半島地震のため、氷見市文化財センターの施設の一部が破損しました。

来館者の安全を考慮して3月~9月の公開は休止とさせていただきます。10月以降につきましては、詳細が決まり次第お知らせいたしますのでご了承ください。

氷見市文化財センター内に新たに収蔵された木造船のドブネを上から撮影した写真

住所

郵便番号 935-0403
氷見市中田645番地(旧女良小学校)

この記事に関するお問い合わせ先

博物館

郵便番号:935-0016
富山県氷見市本町4番9号 氷見市教育文化センター1階
電話番号:0766-74-8231 ファックス番号:0766-30-7188
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