氷見市人口ビジョン及び氷見市まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました

更新日:2020年03月27日

氷見市まち・ひと・しごと創生宣言2015(氷見宣言2015)

 皆さんにとって、「豊かな暮らし」「幸せな人生」とは、どのようなものでしょうか?
 安全でおいしいご飯、安心して暮らせる家、こどもの願いが実現できる環境、お年寄が健康で元気に暮らせる社会、人生を豊かにする仕事、地域の人達と心地よいつながり、いざという時に助け合える仲間、収穫の喜びの分かち合い、世代を越えて、ご先祖様の思いともつながる伝統行事…。
 考えてみれば、幸せは一人で実現できることだけではなく、様々な「人々のふれあいや助け合い」があるからこそ成り立つことが多いものです。

 しかし今、その「人々」=人口が減っています。このまま減り続ければ、2060年には、氷見市の人口は今の半分以下となります。想像してみてください。もしもご近所の半分が空家になり、スーパーで買い物する人が半分になり、こどもたちの教室の半分が空席になったとしたら…。

 氷見市では、2015年夏、氷見市の"未来の課題"について、市内各所で、生徒・学生、老若男女、産官学金労言の実務家・専門家、地域の経験豊かな皆さん…が集い、様々な知見やデータも持ち寄り、話し合いました。このまま何もしないとどんな未来が待っているか、なぜこのようなことが起きているか、そのために今やるべきことは何か…。時には、高校生280名が車座で氷見の未来を話し合うことや、市の職員や実務家・専門家の皆さんが夜を徹して話し合うこともしばしば行われました。
 そして、4ヶ月の間に、のべ約1,500名の対話と約2,000件のつぶやきが集まりました。その話し合いをもとにつくられた「総合戦略」は、氷見市の未来へ向けた1つの道しるべとなるものです。

 とはいえ、これは答えではありません。この総合戦略づくりを通じて分かったこと。それは、これからもずっと、未来について想像をし、話し合い、ともに影響し合い、活動と共感の連鎖が続くことが大切ということです。

 そこで、氷見市では、「総合戦略」 を共有しながら、氷見市の未来に真剣に向き合い、ともに考え、自ら行動し、一人ひとりの夢を形にしていきます。そういった"My地方創生(おらっちゃ創生)"が、具体的に起きてくること、 それが氷見市のまち・ひと・しごと創生の第一歩と考えます。

 社会とは、私たち一人ひとりが繋がり、お互いに影響しあって成り立っているものです。

 そして、よりよい社会は「人々の繋がり」が活発になることから実現していきます。

 たとえ人口は少なくなっていくとしても、一人ひとりの"おらっちゃ創生"が数多く実践されることで、これまで以上に、「人々の繋がり」は豊かで活気あるものとなり、多種多様な「人々のふれあいや助け合い」が増え、氷見市を挙げて「豊かな暮らし」「幸せな人生」が実現される。そして、そういった氷見に共感した、高い志と能力を持つ人々が集まり、さらなる活動や雇用も生まれる。そんな未来の氷見市をともにつくっていきます。

2015年10月27日

総合戦略

人口ビジョン

資料等

参考:北陸財務局

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