2020年11月13日市長室トーク

更新日:2020年11月30日

市長室トークの概要についてご紹介します。

身体障害者への支援について ~氷見市身体障害者協会~

トーク概要

〇障害者差別解消法の精神を生かした福祉のまちづくりについて

<参加者>障害者差別解消法が制定されてから4年半が経ち、「ヘルプマーク」や「ゆずりあいパーキング」といった障害者への支援が整備されてきているが、市民の認知度は低い状況にある。障害者に配慮した市政、福祉のまちづくりへの取り組みをお願いしたい。

<市長>障害者差別解消法においては、先日実施したアンケート結果で6割の方が制度について良くわからないとの回答があった。市の取り組みとしては、市役所の駐車場に「ゆずりあいパーキング」の区画を設置し、身近な事例から周知を図っている。企業の取り組みについては、郵便局が今年から障害者の作品展を順次行っており、少しずつ障害者差別解消法に対する精神や制度の理解が広まっていると感じている。

〇インフルエンザ予防接種の重度障害等の無料化について

<参加者>コロナ禍において世帯の収入が減少している。インフルエンザの予防接種については、高齢者に対して一部助成が行われているが、重度の障害を持つ方に対しても安心して予防接種を受けられるよう、費用の無料化を図っていただきたい。

<市長>予防接種の助成や無料化については、多方から同様の要望があり、障害者においては、60歳から65歳未満の内部障害1級相当の方には高齢者と同様の助成を行っている。重度障害の方はインフルエンザに罹った際のリスクが高いため、公平性、公益性を見定めながら対応を検討していきたい。

〇福祉避難所の訓練実施とマニュアル作成について

<参加者>要支援者の地域の避難訓練は毎年実施されているが、それに加えて、要支援者名簿に即した福祉施設への避難訓練を実施していただきたい。

<市長>福祉避難訓練についてはマニュアルを作成したところであり、その内容に沿って実施していきたいと考えている。要支援者名簿に上がっている方の訓練については、一人一人対応が違うため、地区の自主防災会の計画に個人の方を組み込んでいただくことが必要であるため、各地区で行われる防災訓練の際に周知していきたい。

〇バス停の時刻表の拡大文字化について

<参加者>足や目が不自由な方は自分で車を運転できないため、バスを利用される機会が多いが、時刻表の文字が小さくて視認しづらい。バス業者へ時刻表の拡大文字化について働きかけをお願いしたい。

<市長>機会を見て、今回の要望をバス会社や運営団体に伝え、働きかけていきたい。

〇新文化施設に本会名義の自動販売機の設置について

<参加者>近年、会員の高齢化により退会者が増加し、それに伴い年々財源が減少傾向にある。会費や市からの助成金等で運営しているが、自主財源がなく、今後の活躍の場を広げるためにも、2年後に完成予定の新文化施設において本会名義の自動販売機を設置させていただきたい。

<市長>自動販売機の設置は検討段階であるが、入札を行ったうえでの契約となるため、手を挙げる方に不公平が生じないように仕様や条件について考えていきたい。

うみのアパルトマルシェの運営について ~うみのアパルトマルシェ実行委員会~

トーク概要

<参加者>中央町商店街で「うみのアパルトマルシェ」を3年間実施してきたが、来年度も同じように開催出来るか不安。商店街の知名度が上がるにつれて、少しずつ空き店舗に若い方が店を出すようになってきており、この流れを絶やすのはもったいないと考えている。新規で店を開いた方が商店街に興味を持ってくれているので、そのような方達を巻き込みながら、繋がりの幅を広げていくとともに、市には引き続き、運営に関して力を貸していただきたい。

<市長>今年はコロナの影響で開催数は少なかったが、周囲への配慮をしたうえで、来年度以降も年に2、3回は開催していただきたいと考えている。市街地の活性化としてエリアマネジャーの存在もあるので、そういった方から力を貸してもらうのも良いと思う。今後も頑張っていただきたい。

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