2018年6月13日市長室トーク
市長室でお伺いした意見の内容とその回答をご紹介します。
小中学校におけるユネスコスクールの立ち上げについて ~個人~
意見の内容 | 市からの回答 |
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ユネスコの精神は、命の尊厳、人間としての尊厳、感謝・慈悲の心であり、お互いに支え合って生きていくことである。このユネスコの精神を大事にしていただき、氷見市内の小中学校でもユネスコスクールに加盟してほしい。(朝日丘小学校では、すでにユネスコスクールに熱心に取り組んでいる。) | 氷見市教育委員会では、「第2期 氷見市教育振興基本計画」を策定し、今年度からそれに基づいて教育行政を進めています。この計画では、基本理念を「ふるさと氷見を愛し、次代を担う人づくり」とし、学校教育においては基本方針の一つに「豊かな心の育成」を掲げています。これまで、どの小中学校においても、ボランティア活動や募金活動、書き損じはがきの回収、自然・文化・人と関わる体験活動等を通して、豊かな心の育成に努めてまいりました。このような取組のさらなる充実・発展を目指し、今年度からは、活動計画の中にESD(持続可能な開発のための教育)の視点を取り入れることで、「関わり」「つながり」を尊重できる子どもたちを育ててくことにしています。そして、子どもたちが様々な体験を通して、自他の命を大切にする心、他を思いやる優しさ、自主・自立や公共の精神等を高めてくれることを期待しています。このように、市教委及び学校現場では、既にユネスコの精神を尊重した教育活動を推進しています。 ご要望のユネスコスクールへの加盟については、教職員の長時間勤務への影響なども考慮しながら、これまで熱心に取り組んできた朝日丘小学校における教育的成果と学校運営上の課題を明らかにした上で検討していきたいと考えています。 |
更新日:2020年03月27日