令和5年度を迎えて

更新日:2023年04月01日

   本市では、昨年度、氷見市制施行70周年という節目を迎えるとともに、待望の「氷見市芸術文化館」を開館することができました。


   今後、本市が発展を続け、10年、20年、そして100年後も「持続可能なまち」であり続けるため、安心して氷見で子どもを産み育てられる環境づくりや移住定住の一層の促進など、人口減少対策とともに、人口が減少しても幸せに暮らせるまちづくりの実現に向けた取組みを、これまで以上に強力に推し進めていかなければならないと考えております。


   国においては、新設した「子ども家庭庁」が中心となって、異次元の子育て施策を実施していくこととしており、本市におきましても、今年度より、第1子からの1歳以上の保育料と副食費の完全無償化(県内初)や「家庭で子育て応援金」の第1子への拡充、子ども医療費無償化の高校生相当までの拡充を実施することとしており、「子育て施策日本一」を目指した子育て支援を推進してまいります。


   さらに、行政のデジタル化としてスマートフォンによる各種証明書等の申請、地域のデジタル化として高齢者等を対象とするスマホ教室の開催、2050年カーボンニュートラルの実現に向けた市庁舎や中学校などの公共施設等の照明や道路照明灯のLED化などを行ってまいります。


   次の節目となる市制施行80周年に向けて、今年度が更なる飛躍のスタートの年になるよう、引き続き、「住みたい街」「働きたい街」「育てたい街」を基本理念とする「氷見元気プロジェクト」を着実に推進し、市民の皆様が生きがいを持って幸せに暮らせるまち、そして、多くの人が訪れ、活気と賑わいのある持続可能な氷見市を、市民の皆様とともに「オール氷見」でつくりあげてまいりたいと考えております。