市長の活動日誌:2024年4月11日から4月20日まで

更新日:2024年04月24日

令和6年4月11日(木曜日)

能登半島地震により被害を受けた氷見漁港と農地・農業水利施設の視察に、小里泰弘内閣総理大臣補佐官が視察にお見えになりました。

県営の氷見漁港では、物揚場や道路の沈下が顕著な状態ですが、応急復旧などにより漁業への影響は最小限となっています。

国営・県営灌漑排水事業の幹線水路の破損も多数発生しており、春先の田植え時期までの通水が懸念されましたが、国や県で応急復旧にご尽力頂き、ほぼ仮復旧しつつあります。

いずれの施設も今後、国の災害査定を受けて、本格復旧を行ってまいります。

今日は、光澤県議、正保市議会副議長、越田市議にもご同行いただきました。

 

氷見高校の地域貢献活動登録バンクの皆さんが、3月31日に芸術文化館で開催された「東北ユースオーケストラ演奏会2024ライブビューイング in 氷見」にて実施したチャリティカフェの売り上げを、能登半島地震の義援金としてご寄付いただきました。

氷見高校生の皆様に心より感謝いたします。

令和6年4月12日(金曜日)

記者会見を開催し、能登半島地震に係る氷見市被災者支援・復旧復興ロードマップ(中間とりまとめ)の策定を発表しました。

今後の公費解体や宅地の液状化対策、道路や下水道などのインフラの復旧をスピード感をもって進めてまいります。

ロードマップ策定を通じて、取組の全体像や時間軸を「見える化」することで、市民や事業者の皆様の安心な暮らしや事業活動の向けた取組を後押ししていきます。

また、木造住宅耐震改修や合併処理浄化槽の復旧、農業用施設の復旧に係る支援の拡充も発表しました。

 

今月の市長室トークを開催しました。

3組の方が来られ、街なかでのゲストハウスのオープンを目指してクラウドファンディングをされておられる方や、氷見と県東部地区との交流イベントを計画されておられる方、城端線・氷見線の直通化を早く進めてほしい方が来られ、それぞれ思いを述べられました。

市としてもこうしたイベントに応援していきますし、城端線・氷見線の直通化は今年度からスタートした城端線・氷見線再構築事業の中で、新型車両の導入や運行本数の増加、ICカードの導入などの利便性向上策と合わせて実施していく予定となっています。

令和6年4月13日(土曜日)

氷見ユネスコ協会の総会後の講演会にてお話しさせていただきました。

この7年間で氷見元気プロジェクトとして、芸術文化館、学校給食センター、野球場の改修、しんまちこども園、海浜植物園の改修、保育料無償化や今般の能登半島地震の復旧事業などを進めてきました。

子育て支援も県内トップクラスの支援策を講じており、これまでの一歳児以上の第一子からの保育料無償化や高校生相当までの医療費無償化に加え、今年度4月より0歳児おむつ無償化も実施しました。

また、移住者は99人(H30)から218人(R4)と2倍以上に増加し、ふるさと納税は1億8千万円(H28)から7億4千万円(R5)と4倍以上に増えています。

このほか、今般の能登半島地震について、市の支援策などについても説明させていただきました。

令和6年4月15日(月曜日)

全国民生委員児童委員連合会の皆様が、能登半島地震の被災地訪問に来られました。

会長は南砺市在住の得能金市氏が務めておられ、役員の皆様は、北海道から九州の宮崎の方などもお越しになられました。

氷見市では、発災後直ちに社会福祉協議会で災害ボランティアセンターを立ち上げて頂き、被災した家屋の家財道具などの搬出等にご尽力いただきました。

また、民生委員の皆様には、ケアマネージャーや介護事業所と連携して高齢者世帯を訪問していただき、水等の物資を届けるとともに安否確認を行っていただきました。

こうした多くの皆様のご協力で、被災された皆様が少しずつ日常生活を取り戻せる状況となっています。

市としても、全庁をあげて復旧復興を図っていくとともに、オール氷見で取り組んでまいります。

 

氷見村田製作所の製造課の森永高志さんが文部科学大臣表彰創意工夫功労者賞を受賞され、その報告に来られました。

この賞は、優れた創意工夫のよって、各職域における技術の改善向上に貢献された方に贈られるもので、森永さんは、「リアルタイム品質管理システム」を考案され、品質管理の合理化を図られたことでの表彰です。

今回は、富山県内で6名(全国で469名)の方が表彰されました。

令和6年4月17日(水曜日)

4月3日に発生した台湾東部地震に対して、台湾高雄市長及び氷見市と友好交流都市協定を締結している高雄市鼓山区長にお見舞いの親書をお出ししていましたが、その返礼が届きました。

高雄市では震度4程度とのことで、大きな被害がなかったということで安堵いたしました。

今後の被災地の復旧復興をご祈念いたしております。

 

3月末に漁業文化交流センターにて開催された「復興応援お笑いライブ」では、約800名の方がご来場されました。

来場者からの能登半島地震への義援金を、ライブを企画されたよしもと芸人の吉田サラダさんからお届けいただきました。

ご来場者の皆さんも被災者が多く、お笑いで元気を頂いたとの声も多くあったそうです。

また、ご寄付頂いた義援金は被災者の生活再建に活用させていただきます。ありがとうございました。

 

今日明日と氷見の奇祭「ごんごん祭り」です。

警察や防犯協会などの防犯関係者で、パトロール出発式を開催しました。

お天気もよく、多くの人出でした。

明日18時からは力自慢による「ごんごん鐘つき大会」です。

令和6年4月18日(木曜日)

茨城県常総市の神達岳志市長が、能登半島地震のお見舞いにお越しくださいました。

常総市はハンドボールが盛んな市で、水海道西中学校女子ハンドボール部は春中ハンドの常連校で、よく氷見市に来られていることなどから、能登半島地震を受けて、被災自治体の氷見市に代わり、その代理で常総市がふるさと納税の寄付を受け付けて、今回、氷見市に寄付金をお届けいただきました。

また、苦労している職員用にと、特産のお菓子の「うまい棒」をたくさんいただきました。

心より感謝申し上げ、今後のハンドボールなどでの交流をお話ししました。

 

ごんごん祭りのフィナーレを飾る「ごんごん鐘つき大会」が開催されました。

平成11年から開催されており、今年が26回目の開催となります。

一般の部(50kgの丸太)では1分間に133回もついた方が2連覇で優勝されました。

女子、こどもの部もあり、力自慢の皆様が震災からの復興を祈って、力強く鐘をついていました。

令和6年4月19日(金曜日)

第34回「安部賞」表彰式を開催しました。

この賞は、氷見市名誉市民の故安部清先生のふるさとを思う尊いご寄付を基金として、優れた功績をあげ、次代を担う「青少年の模範」となられる方々を表彰するため平成3年に創設され、これまでに36個人、39団体の方々を表彰してまいりました。

今回は、体育スポーツ部門個人として、「安平光佑」氏、団体として「一般社団法人富山ドリームス」及び「西條中学校男子ハンドボール部」を表彰しました。

それぞれの皆様が積み重ねて来られた努力が見事に花開いたもので、これからも市民の皆様に夢や希望を与えていただくようご期待いたします。

令和6年4月20日(土曜日)

氷見市身体障害者協会の定期総会に出席しました。

協会の皆様には、障害のある方への「相談支援」にもご協力頂いています。

氷見市では、地域生活課題に対して、制度の枠をこえて対応できる「ふくし相談サポートセンター」を設置し、総合的・専門的相談を支援しているほか、震災後の様々な問題に対して心のケアを行うため、地域生活支援拠点を今月から一箇所増やし、市内5箇所において地域での生活サポートに取り組んでいます。

こうした取組みなどで、「地域共生社会」の実現に向けて取り組んでまいります。

 

明日の富山湾岸サイクリングに向けての前日祭ということで、新田富山県知事、三日月滋賀県知事、私との3人による湾岸サイクリングのパネルディスカッションを開催しました。

富山湾岸サイクリングコースは、氷見市の石川県境から朝日町までの102kmで、令和3年に国のナショナルサイクルルートに選定されています。(これまで全国で6ルート)

世界で最も美しい湾クラブに加盟剃る富山湾越しの立山連峰の美しい景観を見ながらのサイクリングは圧巻です。

氷見市でも独自に9つのサイクリングコースを作り、毎年秋に「まるごと氷見サイクリング」を開催しています。

また、一青妙さんや小島よしおさんのトークショーもありました。

明日の湾岸サイクリングは、新田知事、三日月知事、私も走ります。