市長の活動日誌:2023年3月11日から3月20日まで

更新日:2023年03月23日

3月12日(日曜日)

第36回斎藤弥九郎顕彰碑建立記念少年剣道大会にお招き頂きました。
コロナ禍にあって4年ぶりの大会で、北信越地区の小学生48チーム、中学生77チームの600名以上の皆様が参加されました。
斎藤弥九郎翁は氷見市仏生寺出身の剣術家で、江戸三大道場の練兵館を開き、門下生には明治維新で活躍した桂小五郎(後の木戸孝允)、高杉晋作、伊藤博文などを輩出するなど文武両道の指導者でした。
私の地元でもある旧仏生寺小学校の校長室には、地元出身の斎藤弥九郎先生と富山県初の大臣となった南弘先生の肖像画が掲げられていました。
武道は心技体の充実が必要と言われますが、少年剣士の皆さんには、斎藤先生の精神で、素晴しい戦いを見せていただきたいと思います。

 

「ひみの森づくり塾2022」が開催されました。
近年、世界規模で持続可能な開発目標SDGsが掲げられている中、森林資源は、「伐って、使って、植えて、育てる」といったサイクルでの適切な循環利用を行うことで、地球温暖化の防止などSDGsの達成にも大きく寄与するものです。
氷見市では、芸術文化館にひみ里山杉を使用するとともに、市庁舎や漁業文化交流センターに大型薪ストーブを導入するなど、氷見産木材の利用促進を図っています。
民間での氷見産木材の使用や薪ストーブの利用に、市から補助金を出していますのでご利用ください。

 

藤子不二雄(A)まんがワールド「黒ベエのシャドウ・サプライズ」のキャラクターモニュメントのお披露目式を開催しました。
可愛らしさとちょっと不気味さが混じった「黒ベエ」は、藤子(A)先生のブラックユーモア作品のひとつで、影を自在に操る魔術の使い手です。
これでまんがロードでのキャラクターモニュメントは63体となり、更にこの夏には比美乃江公園にキャラクターと一緒に写真が撮れるフォトフレームを設置するとともに、スタンプラリーも予定しており、多くの皆様が楽しく街なかを散策できるよう取り組んでまいります。     ※(A)は○にA

3月13日(月曜日)

令和4年度の自衛隊入隊予定者激励会を開催しました。
今年度は5名の方が入隊され、今日は4名の方がお越しでした。
ロシアのウクライナ侵攻や北朝鮮の弾道ミサイル発射など緊迫する国際情勢に加え、毎年各地で頻発する大規模な自然災害などにより、益々自衛隊の任務の重大さが認識されています。
入隊される皆様は、国防の崇高な使命を胸に、今後の訓練などに参加されますが、健康に十分ご留意され、国民に信頼される自衛官となられることを心から期待しています。

 

長らく延期となっていた海乃美月さんへの観光大使としての「氷見市きときと魚大使」委嘱状授与式を開催しました。
海乃さんは氷見市出身で、令和3年8月から宝塚歌劇団月組トップ娘役に就任され、多くの作品でヒロイン役を演じられており、まさに宝塚歌劇団を代表するトップスターとしてご活躍されています。
私もトップ娘役になってからの殆どの作品を劇場で観覧させて頂いており、華やかな衣装と華麗な演技で観客を魅了する素晴しいスターです。
そんな海乃さんに氷見市の観光大使を引き受けて頂いたことは大変光栄であり、その発信力を活かして、本市の魅力発信とイメージアップにお力添えをいただければ幸いです。

 

氷見市芸術文化館2023ラインナップを発表しました。
昨年10月に開館した芸術文化館ですが、今年度のオープニングシリーズも好調のうちに、最終となる第8弾の「ミニチュアライフ展~田中達也  見立ての世界~」を来月9日までの会期で開催しています。
来年度に行うクラシックコンサート、写真・彫刻展、アールブリュット作品展、歌舞伎、落語、音楽劇の6公演を発表しました。このほか追加で3公演を予定しています。
今日の発表会には、氷見市きときと魚大使の海乃美月さんの初仕事として同席して頂き、感想などをお聞きしました。
2023年度も関係者一同、この芸術文化館に来て良かったと思えるよう努力してまいります。

 

今日は13日、ヒミの日で市長室トークの日です。
今日は2組の方が来られ、1組目の方は、女性フレッシュセミナーを開催されている方々で、8月の講演会に市長に講師をお願いしたいとのことで、快く引き受けさせて頂きました。
2組目の方は高校1年生の方で、芸術文化館ができて氷見市が活気づいてきて嬉しい。芸術文化館で美術展を開催してほしいこと。市長が台湾高雄市との交流を進めているが青少年の短期留学等の交流も進めてほしいとの要望がありました。この6年間の市長室トークでの最初の高校生でしたが、しっかりと自分の意見を述べていかれました。また、的を射た要望でもあり、しっかりと検討してまいります。

3月14日(火曜日)

氷見市まち・ひと・しごと創生推進協議会を開催しました。
本市では、地方創生の実現に向けて、令和元年度に策定した「第2期氷見市まち・ひと・しごと創生総合戦略」に基づき、人口減少対策及び人口が減少したとしても幸せに暮らせるまちづくりに積極的に取り組んでいますが、国では昨年、総合戦略を抜本的に改定し、デジタル技術により都市と地方の格差の解消等を目指す「デジタル田園都市国家構想総合戦略」が策定されたことから、市の総合戦略も国の総合戦略を踏まえた内容に改定することとし、協議会の委員の皆様からご意見を頂きました。
改定する第2期総合戦略が、より実効性のあるものとなるよう取り組んでまいります。

3月15日(水曜日)

氷見市防犯協会からの今春に小学生になられる児童に配布する防犯袋の贈呈式を開催しました。
今日は新町保育園の園児2名の方に、代表して贈呈させて頂きました。
標語の「いかのおすし」は、
いか いかない(行かない)
の のらない(乗らない)
お おおきな声を出す
す すぐ逃げる
し しらせる(知らせる) で、
ご家庭でも、この「いかのおすし」を合言葉に、お子さんと一緒に、いざというときの行動について話しあっていただければと思います。

 

公益社団法人全国漁港漁場協会の理事会にリモートで出席しました。
富山県漁港漁場協会長を仰せつかっており、全国協会の理事となっています。
コロナ禍で学んだ最大の新生活様式はリモートでの会議です。
コロナが収束しても残してもらいたい制度です。

3月16日(木曜日)

氷見消防署に新規工作車が納入され、そのお披露目がありました。
前の工作車は平成12年に導入され、22年間活用されてきましたが、老朽化しており新規に導入したものです。
ウインチやクレーン、ハシゴの機能も備え、油圧のスプレッダーやカッター、チェンソー等も充電式となり、機能性が高まっています。
また、ヘッドランプや照明灯等がLED化されて明るくなっています。
その他、ハイルーフとなっており、室内高が180cm以上と作業性能も増しています。
こうした車両を活用して、市民の安全・安心を守ってまいります。

 

今年度の「ひみ食彩まつり」第3回実行委員会を開催しました。
昨年11月3日(祝)に開催した「ひみ食彩まつり」は、‘‘氷見の美味しい’’を見つけよう!をテーマに、氷見産食材を使ったお寿司や弁当、ラーメン、惣菜、農林水産物(加工品を含む)等を38店舗で販売し、約12000人の来場者がありました。
反省点としては、寿司等の販売が12時前に終わったことなどがありましたが、来年度は更に充実して、令和5年10月29日(日曜日)に開催することなどを決定しました。
新年度に入り、詳細を詰めていきますので、ご期待ください。

3月17日(金曜日)

論田、熊無地区において、「公式HP」、「集落の教科書」を作成され、その報告会がありました。
集落の教科書とは、「良いことも、そうでないことも、ちゃんと伝えたい」をコンセプトに、全国各地で取り組まれている、集落を紹介する教科書です。
ろんくま地区では、この集落の教科書などを活用し、移住者受入れ促進を図っていきたいとしています。
また、地元のNPOが運営しているバスの時刻表や、電子回覧板等の情報も紹介されています。

 

北陸農政局多面的機能発揮促進事業優良活動表彰を受けられた長坂地区の代表者の方がその報告に来られました。
日本の棚田百選にも選定されている長坂地区では、斜面の草刈りなど農地の保全に努めるとともに、海越しの立山連峰を望む素晴しい景観を活かした都市農村交流として、平成11年から棚田オーナー制度を開始され、また、小学生の農作業体験や学習会を開催されています。
こうした取組が認められて、今年度の表彰につながったものであり、今後も継続されて、後世に棚田遺産を継承していってもらいたいですね。

3月20日(月曜日)

氷見市景観審議会を開催しました。
氷見市では、美しい自然景観の保全や魅力ある個性豊かな景観の創造を図るため、「氷見市景観計画」を策定し、氷見らしい良好な景観づくりに取り組んでいます。
特に、重点的な景観形成を図る「景観形成重点地区」の候補として、芸術文化館周辺など4地区を選定し、今年度にアンケート調査やワークショップなどを開催し、その経過報告と今後の取り組みに対する委員の皆様方からのご意見をお伺いしました。
来年度は、景観形成重点地区指定に向けた検討を行っていきます。