市長の活動日誌:2023年2月1日から2月10日まで

更新日:2023年02月27日

2月1日(水曜日)

日本財団の海と日本プロジェクトとして、「海ノ民話のまちプロジェクト  2022」のアニメ完成報告会がありました。
今年度、全国15 市町村が対象で、氷見市では「虻が島の大蛇」のタイトルで、地域に埋もれた民話をアニメーションにして蘇らせて頂きました。
今後、多くの子どもたちや市民の皆様に鑑賞してもらい、虻が島をはじめとする富山湾の自然や環境について知ってもらうとともに、観光資源やキャラクターグッズとしても活用していきたいと思っています。
アニメーションは、2月2日に日本財団のホームページに公開されますので、ユーチューブ等でご覧ください。


晩に横浜での「氷見寒ぶり友好交流懇親会」に出席しました。
新型コロナの影響で3年ぶりでの開催です。
今年2023年は、京浜工業地帯の父と慕われている浅野総一郎翁の生誕175年、京浜工業地帯着工110年の節目の年に当たります。
今日は、浅野翁の子孫にあたる浅野学園関係者や浅野翁が興したJFEグループ、東亜建設工業、太平洋セメント(旧アサノセメント)などの関連会社の会長や社長さんなど、豪華なメンバーにご出席頂きました。
今月中旬には、横浜・川崎の関係者の皆様とともに台湾を訪問し、浅野総一郎事績顕彰会の台湾支部の設立総会を開催する予定です。
台湾関係者では、台北駐日経済文化代表処横浜分処の張淑玲処長や、台湾で烏山頭ダムを作った八田與一さんのお孫さんで、一般財団法人台湾協会専務理事の八田修一様もお越しでした。

2月3日(金曜日)

「富山県地域おこし協力隊表彰」でグランプリを受賞された、氷見市地域おこし協力隊第5期生の河原朱里さんが受賞報告に来られました。
河原さんは、令和2年6月から氷見高校の教育魅力化コーディネーターとして着任され、HIMI学の実施に当たっての地域社会との調整や、高校生と地域が繋がるコミュニティスペース「ひみりべ」の創設、社会人や富山大学の学生と共に一般社団法人D-liveを設立し氷見ツアー・高校生主体のまちなかマルシェの開催等を行ってこられました。
そうした氷見高校の社会貢献も、今回の氷見高校野球部の選抜甲子園の21世紀枠出場の一因になったものと思っています。

2月5日(日曜日)

令和4年度氷見市社会福祉協議会会長表彰及び感謝状贈呈式が開催されました。
今年度は、12名の方が会長表彰を受けられ、2団体・1名が感謝状を受けられました。
受賞された皆様には、多年にわたる社会福祉活動やボランティア活動への惜しみないご尽力のご功績が認められたものであり、心より敬意と感謝を申し上げます。
市としても、目指す福祉社会像である「認め合い 支え合い 絆が深まるまち ひみ」の実現に向け、社会福祉協議会などと連携して取り組んでまいります。

 

第40回新春邦楽大会が芸術文化館にて開催されました。
昨年10月に開館した芸術文化館での初の開催で、ご出演の皆様も大きな舞台で日頃の練習や稽古の成果を余すところなく発揮され、また、多くの市民の皆様もご来場になられました。
特別賛助出演として、箏と日本舞踊の教室で学ぶ児童生徒の皆様もご出演されました。
邦楽は、我が国の歴史と伝統の中で育まれた私たちの心のふるさととも言える芸能ですので、今後とも多くの皆様に受け継いでいってほしいですね。

2月6日(月曜日)

新年度予算(案)について、午前中は議会の全員協議会への説明、午後は記者会見でした。
子育て支援(ヒューマン)、地域と行政のデジタル化の推進(デジタル)、ゼロカーボンの実現に向けての取組み(グリーン)の施策や物価高等に重点を置く予算としました。
(ヒューマン)
・第1子からの1歳以上の保育料・副食費完全無償化(県内初)
・第1子からの1歳・2歳の家庭で子育て応援金(月2万円)
・出産子育て応援事業(妊娠時5万円、出産時(第1子5万円、第2子10万円、第3子以降20万円))
・高校生相当までの医療費無償化
(デジタル)
・スマホで住民票等の申請
・防災行政無線放送のケーブルテレビへの連携
・高齢者のスマホ教室
・保育所の業務支援システムの導入
(グリーン)
・公共施設の照明や道路照明灯の3年間でのLED化
(物価高対策等)
・住民税非課税世帯への1万円の支給
・農業(一反当たり千円)、漁業(燃料費L当たり10円)、畜産業(牛一頭当たり2500円)支援
・福祉、介護施設、交通事業者等への支援
・観光支援として(仮称)とくとくギフト券の発行

2月10日(金曜日)

月1回の市長室トークを開催しました。
今日は2組の方が来られ、一組目の方は自治会の役員で、自治会と地域づくり協議会の2つをどのように調和をとって進めていこうか悩んでいるとのことでした。
市内には23地区のうち現在13地区において地域づくり協議会を設立し、高齢化や空き家対策などの地域課題に取り組んでおられ、地区によっては高齢者のスマホ教室を開催したり、カローリングで地域の交流を深めたり、移住者促進を図ったり、避難訓練等の防災対策の充実を図ったりしていること等を紹介しました。
二組目の方は有機野菜栽培を進めておられ、有機野菜を推奨して学校給食に使っていってほしいとのことで、市としても有機野菜栽培が進むよう協力していきたいと思っています。

 

選抜甲子園大会に、21世紀枠で出場する氷見高校野球部を応援する会が発足しました。
氷見高校同窓会、教育振興会、PTA、野球部OB会が中心となって組織し、選手の皆さんが伸び伸びと甲子園で戦えるように市民あげての応援に広がっていくよう取り組んでいかれますので、市としてもしっかりと応援してまいります。