市長の活動日誌:2023年1月21日から1月31日まで

更新日:2023年03月16日

1月21日(土曜日)

市民講座「地域共生社会の実現を目指して」を開催しました。
今年度のテーマは、「人生100年時代  自分らしくあるために」で、3月5日まで全4回の講座を開催します。
第1回の講師は、定年をきっかけにパソコンを独学で習得され、ゲームアプリを開発し国連でも講演されるなど、世界最高齢のプログラマーと称されている若宮正子さんにお願いしました。
市では、第4次氷見市地域福祉計画の目指す福祉社会像の「認め合い  支え合い  絆が深まるまち  ひみ」の実現のため、市民の皆様とともに地域福祉の推進に取り組んでまいります。

1月23日(月曜日)

公益財団法人氷見市体育協会年始会にお招きを頂きました。
今年度、氷見市と同じく創立70周年を迎えられました。
市では、今年度からスタートした第2期氷見市スポーツ推進計画において、スポーツを通じて交流人口の拡大や地域の活性化を図ること、高い競技スボーツに間近に触れて次世代のアスリートを育成すること、誰もが生涯スボーツや運動を楽しめること等を進めていくこととしています。
体育協会の皆様には、こうした少年期から老年期までの競技力の向上や、健康の保持増進に更にご協力をお願いいたします。

1月24日(火曜日)

仏生寺に在住の六田敏夫さんが、「全国林業経営推奨事業」林野庁長官賞を受賞され、その報告に来られました。
六田さんは、55年の永きにわたり森林整備を行うかたわら、原木しいたけ栽培などの複合経営と持続可能な森林経営を行い、また、しいたけ栽培の後継者を育成するとともに、地区の小学生を対象とした森林教室の開催など地域のリーダーとしてご尽力されてこられたご功績が認められたものです。
これからもお元気でご活躍されることをご祈念いたしております。

1月25日(水曜日)

午前、東京で全国市長会の経済委員会・環境対策特別委員会合同会議に出席しました。
極寒の中、北陸新幹線は20分程度の遅れで東京に着きました。
国土交通省と環境省から、令和5年度新規施策等の説明がありました。
特に、鉄道駅舎の改築やDX(デジタルトランスフォーメーション)・GX(グリーントランスフォーメーション)電車の購入が、社会資本整備総合交付金の対象になるということで、現在検討中の城端線・氷見線のLRT化検討の参考になればと質問をいたしました。

 

午後は県選出国会議員や総務省へ特別交付税の要望です。
今日も雪が降り氷見は終日氷点下でしたが、除雪費や子育て支援、各種施設の高騰する電気代や燃料費の支援、移住定住施策、まんがのまちづくり、地方創生施策等に要する費用の要望です。
総務省の新田財政課長は私の県庁での土木部長時代には、同じく富山県庁に在籍されていて経営管理部長でしたので、事情もよくご存知で、県庁時代の話にも花が咲きました。


晩には川崎市で「氷見寒ぶり懇親会」に出席です。
第15回目となるもので、新型コロナの影響で3年ぶりでの開催です。
京浜工業地帯の父と慕われる氷見市出身の実業家の浅野総一郎翁のご縁で、2006年の映画「九転十起の男」の撮影から交流がスタートし、2008年に氷見商工会議所と川崎商工会議所が連携協定を締結し、また、浅野総一郎事績顕彰会代表で浅野翁の遠縁の山崎健さんのご尽力で現在に続いています。
川崎市の福田市長や草壁商工会議所会頭にもご出席頂き、寒ぶりの解体ショーや各種寒ぶり料理、氷見うどん、氷見のお酒等をご賞味頂きました。

1月27日(金曜日)

氷見高校野球部が、第95回記念選抜高等学校野球大会(センバツ)への出場を決めました!!
本日、出場校を決める選考委員会が開かれ、全国各地区から推薦された21世紀枠9校の中から選ばれました。少ない部員数での県大会優勝、部員による小学生対象の野球教室の開催などが評価されました。
決定後、庁舎に懸垂幕、入り口に横断幕を設置し、夕方には、急遽、選手の皆さんの激励に行ってきました。
甲子園に行って、寒ぶりのように、また一回りも二回りも大きくなって、雪の中でのひたむきな練習を思い出して、「寒ブリ魂」で活躍してきてくれたらと願っています。
市民を挙げて応援していきましょう。

 

氷見商工会議所新春役員議員懇親会にお招きを頂きました。
新型コロナや原油高、電気料金の高騰で各業種の皆様は大変厳しい時代を迎えておられますが、DX(デジタルトランスフォーメーション)やGX(グリーントランスフォーメーション)等を通じて乗り切ってほしいと願っています。
市としても新年度予算で、物価高対策等で基幹産業の支援を行っていきたいと考えています。
なお、会場では、氷見高校の選抜甲子園出場の話題で持ちきりでした。

1月28日(土曜日)

ノーベル化学賞受賞者の名城大学終身教授・特任栄誉教授の吉野彰先生を氷見芸術文化館にお招きして、氷見市政施行70周年記念事業等としての特別講演会を開催しました。
ノーベル化学賞受賞の契機となったリチウムイオン電池について、未来における活用やカーボンニュートラル等について貴重なご講演を頂きました。
氷見市と名城大学とは、平成29年度の農学部との連携協定を皮切りに、令和2年には全学部に対象を広げ、市の様々な課題解決力に向けた連携を進めています。
特別講演会の終了後には、リチウムイオン電池やカーボンニュートラル、今後の市との連携等について意見交換させて頂きました。

1月31日(火曜日)

昨年8月に国際交流に関する覚書を締結した、台湾高雄市鼓山区の国立中山大学西湾学院の呉 助理教授と李 講師が昨日から5日間にわたり氷見市を訪問されています。
来る8月に予定されている20名ほどの大学生の氷見訪問の事前調査が目的で、学生たちの宿泊場所や訪問先の選定、移動方法等の調査です。
台湾の若者と氷見の若者と、ハンぎょボールなどでの交流もできればいいですね。

 

「ぶり奨学プログラム」に対して、氷見伏木信用金庫から多額の寄附金(30万円)を頂きました。
氷見市では平成29年度より、ぶり奨学プログラムとして、氷見を離れた大学生等が大きくなって氷見市に戻ってきていただけるように、奨学金の貸与と戻って来た場合に最大216万円迄の奨学金(利子含め240万円)の返還免除(助成)の制度を実施しています。
制度を始めた平成29年度から令和3年度までも卒業生138人のうち60人が戻ってこられ、Uターン率は43%と成果をあげています。
氷見伏木信用金庫では、一般商品より金利の高いぶり奨学定期預金を設定し、その売上の一部をこれまで累計で140万円をご寄附いただいています。
今回のご寄附も、ぶり奨学プログラムの推進に有効に活用させていただきます。