市長の活動日誌:2022年11月21日から11月30日まで

更新日:2022年12月12日

11月21日(月曜日)

氷見市の長坂集落協定が、農村振興・環境保全優良活動知事賞を受賞され、その報告に来られました。
長坂地区は国の棚田百選にも選ばれており、平成11年度から棚田オーナー制度を開始し、都市住民との農作業体験を通した交流活動によって、地域活性化に取り組んでいます。
棚田オーナーの皆さんは、田植えや稲刈りに長坂を訪れ、地域の皆様との交流を楽しんでおられ、地区の皆様は元気を頂いています。
また、オーナーには棚田のはさ掛け米も届けられます。

11月22日(火曜日)

氷見商工会議所の第68回模範従業員表彰並びにチャンピオンショップコンテスト2022の表彰式に出席しました。また、併せて、日本商工会議所会頭表彰伝達式もありました。
模範従業員表彰を受けられた皆様には、長年にわたりそれぞれの事業所での業務に精励され、企業の発展や地域産業の振興に多大なるご貢献をされてこられた賜物であり、深く敬意を表します。
また、魅力あるお店や商品づくりなどに取り組まれてきたチャンピオンショップの栄誉に輝かれた4店舗の皆様には、今後益々のご発展をご祈念いたします。

11月23日(水曜日・祝日)

国、石川県、富山県及び関係市町及び関係機関で、石川県にある志賀原子力発電所の事故を想定した原子力防災訓練を実施しました。
志賀原子力発電所の事故により、テレビ会議で内閣総理大臣からの避難指示を受けて、UPZ圏内(原子力発電所から30km圏内)の住民が避難する訓練です。
氷見市ではこのUPZ圏内に市域の3分の2が含まれ、今日は八代地区、阿尾地区の住民の皆さん約100名がバスや自家用車で一時集合場所の八代自治会館と海峰小学校に集合し、安定ヨウ素剤を服用し、その後、大浦の氷見運動公園で車両や住民の放射能検査を行い、最終的に射水市のヨシダ大島体育館に避難しました。
今回は初めて、石川県の七尾市からも約80名の住民が氷見運動公園に避難され、富山県の新田知事と石川県の馳知事が避難状況を視察されました。
あってはならない事故ですが、最悪を想定した訓練に多くの皆様にご参加頂き、感謝申し上げます。

 

ふれあいスポーツセンターで、富山ドリームス対 U21 TOYAMA DREAMSの試合がありました。
氷見市を拠点に活動し、プロリーグ参入を目指している富山ドリームスですが、今日は富山県出身の若い皆さんとの対戦でした。
これが接戦で、最終的には28-27で富山ドリームスの勝利でしたが、地元出身選手の活躍に大変盛り上がりました。

 

空き家対策講演会「楽しく学ぶ空き家の課題  in  氷見」が氷見市芸術文化館で開催されました。
高岡市空き家活用推進協議会ほか多数の関係団体の皆様のご協力によるものです。
氷見市においても空き家の増加が大きな課題となっていますが、一方では、移住者の中にはこの空き家に住んでみたいと思っておられる方も多くいらっしゃいます。
増加する空き家を効果的に活用し、移住者に住んでいただくことで空き家を減らし移住者を増やすことにもつなげていけます。
今日は、漫才コンビの母心(ははごころ)さんに、漫才やコントを交えながら、楽しくわかりやすくお話しいただきました。

11月24日(木曜日)

氷見市・大町市姉妹都市提携50周年記念交換植樹式を開催しました。
昭和46年度からの富山県と長野県を結ぶ「立山黒部アルペンルート」の全線開通を契機として、その翌年の昭和47年11月20日に、海のまち・氷見市と、山のまち・大町市と姉妹都市提携を結び、今年で50周年を迎えました。
それを記念して、大町市から「市の木」の「オオヤマザクラ」を矢花副市長がお持ち頂き、氷見市からは篠田副市長が新品種の「ヒミクヅロキクザクラ」を持参し、本日、それぞれの市で記念植樹式を開催しました。
今後とも、両市が桜の成長とともに互いに発展しながら末永い交流を続けて行くことを祈念いたします。

 

「氷見高発!打ち豆とほうれん草のスパイシーキーマカレー」の試食会に出席しました。
氷見高校では、氷見の耕作放棄地で育った放牧豚を使用したカレーづくりに取り組み、昨年は稲積梅と放牧豚のカレーをつくりました。
今年は、氷見の郷土食の打ち豆をくわえ、打ち豆とほうれん草のスパイシーキーマカレーのレシピを完成されました。
試食しましたが、打ち豆がひき肉の食感を際立たせ、また、豆とほうれん草が栄養のバランス的にもマッチしていました。
市内の「ひみつカレー」さんで、11月29日から2週間期間限定で、当カレーを販売していただく予定です。

 

氷見土木事務所管内優良土木建築工事の表彰式を開催しました。
今回の表彰は、令和3年度中に氷見土木事務所管内で施工された土木・建築工事の中での優良な工事です。
困難な現場状況や地域住民との対話など、様々な場面においてご尽力された結果です。また、日頃からのご研鑽やご精進の賜物です。
今後とも、豊富な知識や卓越した技術に更に磨きをかけ、他の模範となるような施工をお願いします。
また、県から除雪功労者の表彰もありました。

11月25日(金曜日)

民生委員児童委員及び主任児童委員の委嘱状伝達式を開催しました。
今回の改選により再任や新任となられた149名の委員に、厚生労働大臣及び富山県知事からの委嘱状を伝達しました。
委員の皆様には、高齢者の安否確認や見守り、子どもたちへの声かけなど地域住民に寄り添った活動にご貢献頂いており、地域福祉の推進の礎となっております。
市では今年度からスタートした第4次氷見市地域福祉計画の目指す「認め合い 支え合い 絆が深まるまち ひみ」の実現に向けて、委員の皆様や関係団体の皆様とともに努力してまいります。

 

第72回「社会を明るくする運動」公開ケース研究会を、氷見市立北部中学校で開催しました。
「社会を明るくする運動」は、全ての国民が、犯罪や非行の防止と、過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、犯罪や非行のない安全で安心な地域社会を築くための全国的な運動です。
今日の公開ケース研究会は、中学生の皆さんがグループで話し合い、一人ひとりそれぞれが異なる意見があることについても理解を深めることを目的としています。
こうした体験を通して、生徒の皆さんが非行等の問題に対する意識を高めてもらいたいと思います。

 

氷見商工会議所からの要望がありました。
コロナ禍に加え、原材料やエネルギー価格の高騰、人件費の上昇、円安の進行等による企業を取り巻く経営環境は厳しさを増しており、まちづくり・域内消費拡大、観光、地域経済の活性化及び中小・小規模企業の振興などの要望がありました。
市民生活や地域経済の活性化に欠かせない課題であり、しっかりと検討してまいります。

 

氷見の冬の夜を彩る風物詩として、市民の皆様にすっかり定着した「イルミネーション・in・ひみ」の点灯式が開催されました。
湊川沿いに、本日から2月28日まで点灯されます。
今年度のイルミネーションのテーマは「YORIMICHI(寄り道)」で、約3万球のライトが、一時の安らぎと未来への希望を感じさせてくれる憩いの場となることを期待しております。
点灯式の電気は、太陽光で発電した環境に優しい電力で、まちなか電動モビリティ「ヒミカ」が運んでくれました。

 

薮田地区にて、まちづくりふれあいトークを開催しました。
私から市政の近況を説明したあと、地区の皆さんからは、道路や河川整備、避難場所、高齢者の憩いの場、公園整備などの要望がありました。
しっかりと検討してまいります。

11月26日(土曜日)

日本農業遺産シンポジウムを開催しました。
昨年2月に「氷見の持続可能な定置網漁業」が日本農業遺産に認定されたことを受けて、農業遺産に理解を深めていただくために、有識者に全国の事例なども紹介していただき、地域での活用方法等についてディスカッションしていただきました
絵画コンクールで入賞された皆様の表彰や、灘浦小学校や氷見高校の児童生徒の皆様からの素晴しい発表もありました。

11月27日(日曜日)

布施の前田章治氏の瑞宝単光章の受賞のお祝いに出席しました。
前田氏は、40年近くにわたり消防団活動を務めてこられ、そのご功績により受賞の栄に浴されたことに対し心よりお祝いいたします。
消防団活動は、ひとたび火災や災害が発生すると、家でくつろいでいようが、夜中であろうが現場へ駆けつけ、危険をかえりみず消火活動などにあたられる大変厳しい業務です。
前田氏や長年支えてこられたご家族の皆様にも心より感謝と労いを申し上げます。

11月28日(月曜日)

県内の市町村長で組織する富山県総合事務組合での4年ぶりでの県外視察です。10市町の首長が参加しました。
福島県三春町で三春まちづくり公社や蔵を活かしたまちづくり、昨年新築された三春町役場を視察しました。
三春まちづくり公社は、「ムラ」と「マチ」の連携を深めるため、「三春の里振興公社」と「三春まちづくり公社」を平成25年に合併し、農業、商業、観光、地域づくりに関連する事業を行っており、三春の里農業公園の運営やまちなか蔵の指定管理も行っています。
三春町役場では、町民の交流スペースや議会がコの字型の配置がなされています。

11月29日(火曜日)

富山県市町村総合事務組合の視察で昨日から福島県を訪問しています。
今日は郡山市の東側にある田村市で、市役所を訪問するとともに、廃校舎をリモートワークに活用している「テラス石森」を視察しました。
市がJR東日本企画と連携し、一般社団法人Swichが運営しているものです。
現在稼働率は約8割で、17の事業所が入所しているとのことで、地元の皆さんが使える工作室や料理室があり、うまく運営がなされています。
富山県の各市町村にも廃校舎がたくさんあり、参考となる施設でした。

11月30日(水曜日)

来年度に開催する富山県ものづくり総合見本市(T-Messe2023)の第一回実行委員会に県内市長会を代表して出席しました。
この見本市は、富山県のものづくり技術を更に磨き、国内・海外に発信することや、商談機会を作ること、次代を担う人材育成等を目的としています。
来年10月26日(木曜日)~28日(土曜日)を予定しています。
工業系だけでなく食品加工も含まれるので、私からは食品加工の分野でも出展のPRに努めてくださいと発言しました。
今後、運営委員会等で詳細を詰めて、2月から出展者の募集を開始するスケジュールで進めていますので、興味のある方は多数ご出展ください。

 

加納地区のまちづくりふれあいトークを開催しました。今年度11カ所目で最後となるものです。
ここ2年半余りのコロナ禍にあって、当地区では3年ぶりの開催です。
私からの市政の概要説明のあと、道路の整備や維持管理、水門の老朽化対策、橋や水道などのインフラの老朽化対策、市民病院の経営健全化、旧学校給食センターの跡地利用、人口減少対策などの質問がありました。
こうした市全体の将来を見据えた施策や、地区の課題などにしっかりと耳を傾け、必要な対策を検討してまいります。