市長の活動日誌:2022年11月11日から11月20日まで

更新日:2022年12月07日

11月11日(金曜日)

氷見市芸術文化館にて、東地区のまちづくりふれあいトークを開催しました。
私から市政の近況を説明したあと、出席者の皆様から多くのご意見やご質問をいただきました。こうした市民の皆様の生の声を市政に活かしてまいります。

 

市町村長を対象とした災害対策専門研修トップフォーラムが10月に完成した県の防災危機管理センターで開催され、県内の多くの市町村長等が参加しました。
呉羽断層を震源とする震度6強の地震により、土砂崩れによる道路の寸断で孤立集落が発生したり、避難所が密状態になったり、上下水道が使えなかったり、2日後に警報級の大雨が予想された状態で、市役所の対策本部で、どういう目標を設定し、その対策を立て、記者会見を行うという実践的な研修でした。
4,5人ずつ3班に分かれて検討して、私は3班を代表して発表しました。
監修に、元京都大学教授で、「人と防災未来センター(神戸市)」所長の河田恵昭先生が来ておられ、大学時代に授業でお世話になったので、ご挨拶しました。

11月13日(日曜日)

八代地区防災訓練に参加しました。
地区役員、八代環境パトロール隊、消防団の皆様が参加されました。
近年、全国各地で大規模な災害が発生しています。
八代地区でも、昭和39年の胡桃(くるみ)、52年の五十谷(いかだに)で数十ヘクタールの地すべりが発生しており、防災訓練を通して安全・安心な生活が確保されることを期待しています。

 

第43回氷見市総合芸能大会を鑑賞しました。
10月8日に新たな芸術文化の拠点として氷見市芸術文化館が開館し、はや一ヶ月が経過し、多くの皆様に使って頂いていますが、本日は多くの団体が芸術文化館に集って、日頃の練習の成果を発表されました。
また、ロビーでは、第41回合同華道展が開催されており、芸術の秋真っ盛りです。

 

「これからの宇波を考える!みんなで考えるアクションプラン」に出席しました。
宇波地区では、今年度、県の中山間地域「話し合い」促進事業を活用し、地域課題の洗い出しや魅力ある地域づくりの提案など、宇波の未来を自分たちで考える取り組みを行っており、これまでワークショップを2回開催し、本日の会議でアクションプランを作成しました。
今後設立予定の地域づくり協議会での計画づくりの基礎になるもので、夢のある計画となるよう期待しています。

11月14日(月曜日)

アメリカのニューヨーク州のコルゲート大学の学生11人と先生1名が氷見市を訪問されました。
これは同大学の元教授のご親戚が氷見市内にあり、元教授と学生らが平成15年に初めて氷見市を訪問され、それ以来継続的に交流が行われているものです。
今回は平成29年3月以来の5年ぶりとなります。
今日から19日までの6日間氷見市に滞在され、寿司握り体験や蒲鉾絵付け体験、菓子店や水産加工品の見学、浴衣制作、小学校児童との交流、茶道・弓道体験、有磯太鼓の見学、博物館、漁業文化交流センターなどの見学も行います。

11月15日(火曜日)

東京で全国砂防促進大会及びその要望活動に出席しました。
近年、毎年のように全国各地で土砂災害により多くの尊い人命が失われています。
砂防事業を促進し、砂防えん堤や擁壁などで土石流や土砂崩れから人家、人命を救うことが大事です。
大会の後は、県内市長らと国会議員の先生方に事業促進の要望にお伺いしました。

 

今年の4月にお亡くなりになられた氷見市出身の漫画家の藤子不二雄(A)先生を偲んで、先生が若かりし頃、他の漫画家の皆さんと過ごされたトキワ荘(東京都豊島区のトキワ荘マンガミュージアム)で開催されている「藤子不二雄(A)のまんが道展」を鑑賞してきました。
先生が漫画家を志して上京して過ごされた思い出の地です。
先生や相方の藤子・F・不二雄先生の思い出の多くの写真等も展示してありました。
改めて、藤子不二雄(A)先生の偉大さに心を打たれました。
展覧会は3月26日まで開催されています。

※(A)は〇にA

11月16日(水曜日)

今日は一日東京で、午前中は全国市長会の環境対策特別委員会、午後は治水事業促進全国大会、空き時間で一般社団法人アニメツーリズム協会訪問、晩に富山県市長会臨時総会及び研修会でした。
研修会講師は、元総務事務次官で富山県にも出向経験のある佐藤文俊氏(地方公共団体金融機構理事長)で、地方自治をとりまく課題についてご講演いただきました。

11月17日(木曜日)

全国ICT教育首長サミットでの第5回日本ICT教育アワードで、氷見市が総務大臣賞を受賞し、国光あやの総務大臣政務官から表彰状をいただきました。
また、その実践発表も行いました。
氷見市は小規模校が多く、「ICTとスクールバスを活用したハイブリッド型交流」を行っています。
3つの小学校で、電子黒板と一人一台のタブレットパソコンの両方を使った遠隔合同授業や、スクールバスを活用してのスポーツや校外学習等の交流を行っています。
小規模校の「よさ」を生かしながら、統廃合せずに地域に学校を残す上での一つの方策になるものと考えています。

11月18日(金曜日)

富山県社会福祉審議会第3回福祉基本計画専門分科会に県市長会代表の委員として出席しました。
県では、「富山県民福祉基本計画(第三次改訂版)」を策定するため、委員会を設けて計画案を検討しているところです。
介護人材の確保やICT、介護ロボットの活用、社会福祉法人の役割、市町村と福祉施設・地域との連携の必要性などについての意見が出されました。
今後、県社会福祉審議会で審議するとともに、パブリックコメントで広く県民の意見等も求めて計画として取りまとめることになります。

11月20日(日曜日)

八代地区でのふれあいトークを開催しました。
八代地区では、地域の皆様が「八代環境パトロール隊」を結成し、昨年で活動20年を迎えられ、また、NPO法人八代地域活性化協議会が運行するNPOバスの業績が評価され、去る7月には、地域公共交通優良団体として国土交通大臣表彰を受けられています。
私からの市政の概要説明のあと、空き家対策や道路整備、ヘリポート整備、避難所整備などの要望がありました。

 

「Himi  Sweet  Sunday」のイベント、小雨模様ですが多くの皆様にお越し頂き、景観まちづくりについてもご意見をいただきました。

 

「第47回富山の太鼓」が氷見市芸術文化館で開催されました。
富山県太鼓協会主催で、協会の皆様には、我が国の太鼓文化の伝承・発展と会員の技術練磨に貢献して頂いています。
今日は、高岡市、砺波市の団体とともに、氷見有磯太鼓保存会の皆様の勇壮な太鼓の演技がありました。
また、オープニングには、氷見網起し木遣り保存会の演技もありました。
そのほか、富山県ジュニア和太鼓コンクール氷見場所も開催され、若い世代の育成にも力を入れておられます。