市長の活動日誌:2022年8月21日から8月31日まで

更新日:2022年09月14日

8月21日(日曜日)

氷見市芸術文化館の小中高校生の内覧会を開催しました。300人以上の皆さんにお越しいただきました。この芸術文化館を一番長く使うのは子どもたちです。皆さんの若い発想で、いろんなことに使ってください。

8月23日(火曜日)

氷見高校普通科の定員削減問題で、同じ問題を抱える立山町長と共同記者会見を開きました。
氷見市よりも生徒数が4割も少ない市が定員120人のままなのに、氷見高校が80人に定員減となるのは、子どもたちの普通科教育を受ける権利を著しく奪うもので、到底認められるものではありません。
広域行政を担う県は、市町村バランスなどにも配慮すべきで、偏った教育行政がさらなる人口減少などを助長するのではないかと危惧しています。
記者会見資料と同様の文書を昨日、知事、副知事、教育長、教育委員に提出してきました。
8月30日には、県の教育委員会議を開催して、定数問題を議論するとのことですが、教育委員の皆様には、県からの一方的な説明だけでなく、こうした資料も目にしていただき、賢明な判断をしていただきたいと願っています。

 

氷見市消防団が、長年の国道160号の清掃活動のご功績により、国土交通省から表彰を受けられました。
平成28年から実施しているもので、国道160号の高岡市境の海老坂地内から石川県境の脇地内までのゴミ拾いや草刈りなどの清掃を実施されています。
今年も6月に、コロナ禍のため、人数を絞って各分団15名×20分団と女性分団の皆様が汗を流していただきました。
これまでのご労苦に感謝いたしますとともに、今後とも一層のご活躍をお願いします。

8月24日(水曜日)

晩に、女良地区でのまちづくりふれあいトークを開催しました。
今年度からスタートした第9次氷見市総合計画の説明や氷見元気プロジェクトの進捗状況、今年度の主要事業等を説明させて頂きました。
地区の皆様からは、今回の大雨災害の復旧スケジュール、女良生活改善センターの維持管理方策、氷見市の財政運営状況、職員の人事異動や技術系職員の採用状況などの質問をいただきました。
地区の皆様と共に持続可能な地域運営ができるよう努力してまいります。

8月25日(木曜日)

富山県市長会議を氷見市で開催しました。
10月開催の北信越市長会の議題等を審議した後、氷見市芸術文化館と氷見市海浜植物園を視察していただきました。

8月26日(金曜日)

先般の大雨被害が大きかった北部地区の災害箇所を視察しました。国、県とも連携しながら、早期の復旧を図ってまいります。

 

防犯連絡所委嘱状交付式を開催しました。
「防犯連絡所」は、犯罪のない明るい地域づくりの実現のため、地域住民からの信望が厚く、また、防犯活動に熱意と実行力のある方に委嘱を行っているものです。
氷見市内では、7月末時点における犯罪発生件数が昨年よりも増加しており、依然として無施錠による盗難被害の発生割合が高くなっています。
子どもからお年寄りまで、安心して暮らせる氷見市の実現に向けて、防犯連絡所の皆さんと共に取り組んでまいります。

8月27日(土曜日)

藤子不二雄(A)まんがワールド  キャラクターモニュメントお披露目式を開催しました。
氷見市ではこれまで、まちなかを「藤子不二雄(A)まんがワールド」と称して、藤子(A)先生のキャラクターモニュメントを設置してきました。
今回は、これまでと異なるカラフルでポップな3キャラクターのお披露目です。
1.カラフルな傘を持った パラソルヘンべえ
2.おまるに乗った ウルトラB(ビー)
3.空飛ぶ ビリ犬(ケン)
これからも、藤子不二雄(A)先生のふるさと・氷見市として、多くの皆様に訪れて頂けるまんがを生かしたまちづくりを更に進めてまいります。

※(A)は〇にA

8月28日(日曜日)

氷見市芸術文化団体協議会の葉月茶会にお招きいただきました。
こうしたお茶会も新型コロナウイルス感染症の影響で3年ぶりとのこと。
ゆったりと、美味しいお茶をいただきました。

8月30日(火曜日)

富山県知事、土木部長等に対して、国道415号の氷見市・石川県羽咋市合同要望を行いました。
国道415号は、能登半島東側の能越自動車道の氷見ICと、能登半島西側の能登里山海道の千里浜ICを最短で東西に結ぶ道路です。
現在、両県とも平野部でのバイパス道路の整備が進んでおり、あと数年で完成するので、残る県境区間の整備の早期事業化を要望したものです。
岸羽咋市長、氷見市の菅沢、薮田両県議にもご同行頂きました。
また、9月には、氷見市・羽咋市合同で、馳石川県知事に要望を行います。

 

来年春の県立高等学校の入学定員を審議する県の教育委員会議が開催され、今回の県教育委員会事務局の案が審議され、それに異議を唱える氷見市長、立山町長、県高等学校教職員組合から反対の意見陳述を行いましたが、採決の結果、原案どおり決定されました。
私からは、基準年次のとり方で生徒数の減少が違い定員を減らす市の結論も違うこと、定員の市町村バランスの格差を拡大することをなぜ行うのかなど、今回の氷見高校普通科の定員減は客観的理由がなく、県民の代表である教育委員の良識ある判断をお願いしました。
委員の一人は、両市町長は自分の市町のことだけ要望している、データもないので県で示した案が妥当との意見もありました。両市町では過去にデータを委員に示しており、それも見ていないのかと驚きました。
また、今回の反対意見に対する事務局の適切な反論もなく、結論ありきの議論で、とても丁寧な議論が行われたとは思えず、誠に残念です。
今回の会議は傍聴も認められており、萩山市議会議長、菅沢、薮田両県議もご出席されたほか、高校生も何人か出席していました。彼らの目にはどう写ったのでしょうか?

 

県知事と各市町村長との「ワンチームとやま」連携推進本部会議をリモートで開催しました。
今年度、県と市町村が連携して取り組んでいる「ゼロカーボン富山の実現」、「自治体のデジタル化」、「農林水産物の輸出促進に向けた連携・強化」の進捗状況や、新型コロナウイルス感染症やワクチン接種、マイナンバーの取得促進等を議論しました。

8月31日(水曜日)

富山県社会福祉審議会第2回福祉基本計画専門分科会に市長会代表として出席しました。
県では、富山県民福祉基本計画が今年度で終了するため、来年度からスタートする新たな基本計画を策定中です。
今日の分科会ではその事務局案の概要が示され、各委員から意見を述べました。
私からは、介護人材の確保策として高校の生活福祉科の充実、福祉分野のデジタル化としてのマイナンバーの活用、介護ロボット・ICT化の導入を提案させて頂きました。