市長の活動日誌:2022年6月1日から6月10日まで

更新日:2022年06月16日

6月1日(水曜日)

今日は午前中、3年ぶりの全国市長会総会に出席しました。田畑裕明総務副大臣が大臣の代理でご出席されました。
新役員では、立谷会長が再任されたほか、村山金沢市長等が副会長に選任されました。
全国815の市長(東京23区長含み)のうち約630名の皆さんがご出席でした。
お昼の時間は、全国高速道路建設協議会総会で、ミッシングリンク(未開通区間)の早期解消や暫定2車線区間の4車線化等を決議して、国等に働きかけることとしました。
午後は、自転車を活用したまちづくりを推進する全国市区町村長の会総会に出席しました。自転車活用推進議員連盟の会長は自民党の二階元幹事長です。
氷見市から朝日町までの富山湾岸サイクリングコース(102km)は昨年5月にナショナルサイクルルートに選定されています。氷見市でも独自にサイクリングコースを設定してサイクリングを活かしたまちづくりを進めています。

6月2日(木曜日)

氷見市交通安全協会定例総会に出席しました。
これまでの永年のご功績により、団体及び個人の表彰もあり、これまでの献身的なご尽力に、心より敬意を表し感謝を申しあげます。
昨年の氷見市における交通事故は、負傷者数、死者数ともに、一昨年に比べて減少していますが、悲惨な交通事故をなくすため、市や警察、交通安全協会等の関係機関が密接に連携し、安全で安心して暮らせる地域社会の実現に向けて、努力していくことが重要と再認識しました。

氷見市地域づくり協議会連絡会議を開催しました。
氷見市では、地域の特色を活かした地域づくりや行事等を通しての住民交流、さらには地域課題や困りごと等に関して住民自らで取り組んでもらおうとして、各地域での地域づくり協議会の設立を促進しています。
これまで12地区で設立されており、将来的には23地区全てでの設立を目指しています。
今回初めて、地域づくり協議会同士の横の繋がりを深め、各地区の良い取り組みを参考とすることや、未設立の地区においては、設立された協議会を参考とすることなどから開催したものです。
今日は、仏生寺地域づくり協議会の事例報告もありました。

6月3日(金曜日)

富山新聞社主催の第40回富山風雪賞を受賞された六田敏夫さんがその報告に来られました。
六田さんは、原木シイタケの栽培に半世紀以上打ち込んでおられ、最近では後継者の育成にも力を入れておられるとのことです。
私も小さい頃から、父が栽培していた原木シイタケを食べていましたが、やはり、味や食感が全く違います。
今後益々のご活躍をご祈念いたします。

氷見市地域公共交通活性化協議会を開催しました。
「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」の改正や国の補助要綱の改正により、バス運行にかかる補助金交付の要件として、「地域公共交通計画」策定が必要となりました。
このことから、当協議会を今年度設立し、来年度までに地域公共交通計画を策定することとしています。今年度に計画素案を策定し、来年度にパブリックコメントを予定しています。

公益社団法人高岡法人会の皆様が来訪され、この度の創立70周年記念事業として、氷見市内の小中学校に「高岡・射水・氷見が生んだ経済人」として、浅野総一郎(氷見)、正力松太郎(射水)、竹平政太郎(高岡)の業績を記したDVDと、税の仕組みを知るマンガ本をご寄贈いただきました。
子どもたちの教育に活かしてまいります。

氷見市交通安全対策協議会委員会を開催しました。
当会は、関係機関及び団体が緊密な連絡を図り、交通事故を防止しようとするもので、市内の各種団体から組織されています。
氷見市では、令和2年2月8日から続けてきた交通死亡事故ゼロは、去る3月30日に、氷見漁港から2人の若者が車ごと海に転落し死亡するという痛ましい事故で、780日で途絶えました。
今後とも交通死亡事故ゼロを目指して、今年度の各種取組みを進めてまいります。

氷見商工会議所様から、「ひみキトキト商品券」の令和3年度販売額の1%(615,215円)をご寄付いただきました。
「ひみキトキト商品券」を平成30年度に発行して以来、令和元年から4回目のご寄付となり、累計で、223万円余りとなっています。
昨年度は小中学校のふるさと教育に活用させていただきました。今年も有効に活用させていただきます。

6月4日(土曜日)

北陸新幹線新高岡駅「かがやき」停車実現期成同盟会総会に出席しました。
北陸新幹線が金沢まで開業して7年余り経ちましたが、県西部の広域的拠点となる新高岡駅には「かがやき」が常時停車されず、臨時便のみの停車となっています。
令和5年度末の敦賀迄の開業を見据え、新高岡駅での「かがやき」停車や、「はくたか」、「つるぎ」の利便性向上を引き続き、国やJR等の関係者に粘り強く働きかけてまいります。

6月5日(日曜日)

「氷見クリーン大作戦」に参加しました。
氷見市は、青い海、緑の里山、そこに育まれる豊かな食材、そして世界で最も美しい湾クラブに加盟する富山湾に浮かぶ立山連峰など、素晴らしい自然環境に恵まれています。
「氷見クリーン大作戦」は、氷見市の環境をよくする会(松原勝久会長)の呼びかけで、この風光明媚な氷見の景観を守ることを目的として、市民の皆様や市内外の企業や団体から約1000人が参加されました。
今年は5月初めの大雨で、大量の流木や小枝が漂着しており、現在、県や市で重機を使って撤去作業を行っていますが、こうした、クリーン大作戦は大変助かります。

第40回富山県ねんりんピックゲートボール大会が氷見市で開催されました。
ゲートボールは、年齢や性別を問わず、いつでも気軽に楽しめるスポーツとして、多くの皆様に親しまれています。
今日は、県内各地から選抜された代表チームによる大会で、全国ねんりんピック大会の予選会も兼ねており、31チーム、約200人のご参加です。
中には90歳以上の方が5名様おられ、表彰されました。
始球式は、超特大のゲートでしたので、何とか通過しました。

氷見市上田地内の谷内山池堤体改修工事の竣工式に出席しました。
氷見市には170余りの防災重点農業用ため池があり、この谷内山池は、堤体部の漏水や変形、陥没などため池の貯水機能に支障をきたしており、更には豪雨、地震等による決壊も懸念されたことから、災害の未然防止と農業用水源の維持を目的として、令和元年に着手し、去る3月に完成したものです。
今回の竣工により、ため池下流域の皆様方にとっては大きな安堵を得られただけでなく、上田地区の営農に大きく寄与するものと思っています。

6月6日(月曜日)

富山県男女共同参画推進員氷見連絡会全体会が3年ぶりに開催され、出席しました。
氷見市では、去る3月に第5次氷見市男女共同参画プラン(令和4年度~令和13年度迄の10ヶ年計画)を策定し、「思いやりと支えあい 共に参画するまち 氷見市」の実現に向けて、性別や年齢にかかわらず、個性と能力を発揮できる社会の実現に向けて、推進員の皆様と共に考え、共に行動していきたいと思っています。

6月7日(火曜日)

定例記者会見を開催しました。
氷見市議会6月定例会へ提案する補正予算案や6月のイベントなどです。
補正予算案
1.新型コロナウイルス感染症対策
(1)第4回目の新型コロナウイルスワクチン接種事業
(2)学童保育施設の手洗い場整備
(3)金沢医科大学氷見市民病院の感染対策費用
2.物価高等に伴う生活者支援
(1)住民税非課税世帯等への10万円の給付
(2)子育て世帯のうち児童扶養手当の支給世帯等へ の児童一人当り5万円の給付
(3)水道料金2ヶ月分の基本料金の減免等
(4)小中学校の学校給食の物価値上がり分の補助
3.物価高等に伴う事業者支援
(1)水稲、畑の経営体への支援(2千円/10a)
(2)肉用牛の経営安定交付金登録料の支援
(3)漁業経営体への経費増加に対する支援
などです。
そのほか、氷見市DX推進ビジョンの策定、小中高生オリジナル音楽劇ワークショップ参加者募集、芸術文化館のサポーターズの募集、ひみ花とみどりのフェスタ2022の開催について等の案内です。

6月10日(金曜日)

今月の市長室トークを開催しました。
二組の方がお見えになられ、一組目は、国のGI(地理的表示保護制度)登録がなされている「氷見稲積梅」のシロップ手作りキットを全国に届けるプロジェクトのクラウドファンディングをやっておられる方で、そのPRに来られました。稲積梅のPRのため、市としても応援したいと考えています。
もう一組は子育て世代のご夫婦で、現在、お子さんは保育園年長組で、来年入学予定の小学校が小規模校で、学校統合が必要ではないかとのご意見でした。子どもたちの教育の場であると共に、小学校は地域の交流の拠点でもあるので、地域での広範な議論が必要です。