市長の活動日誌:2022年5月11日から5月20日まで

更新日:2022年06月07日

5月11日(水曜日)

氷見市農業再生協議会通常総会を開催しました。
本協議会は、米の需要動向に応じた需給調整を行い、戦略作物及び地域生産作物の生産を促進し、氷見市の地域農業の振興を目的にしています。
昨年度は、イナゴが市内で大量に発生し、水稲やハトムギ、マコモタケ等に被害が発生しました。
今年度は、従来のカメムシ防除に加え、市と氷見市農協とで防除費用を負担し、イナゴ防除も実施することとしています。
コロナ禍による米の価格低下や、ウクライナ情勢による肥料等の資材の高騰が、農業生産者の負担を大きくしており、市においても関係機関と連携をとり、持続可能な農業が図られるよう、会員の皆様の支援に努めてまいります。

5月13日(金曜日)

氷見市自治振興委員連合会役員会議を開催しました。
自治振興委員の皆様には、日頃から地域のリーダーとして、地域社会はもとより、市政の発展にご尽力いただいています。
人口減少や少子高齢社会を迎え、地域課題が山積していますが、自治振興委員の皆様とともに、地域づくり協議会の設立も進め、一人ひとりが幸せを感じる地域社会の構築に向けて、協働のまちづくりに取り組んでまいります。

昨年度から取り組んでいる海上養殖のサーモン(銀鮭)の試食会にお招きいただきました。
氷見市では令和元年度から、浜の活性化事業として、全国の養殖事業や体験型漁業などを調査するとともに、シンポジウムも開催してきており、昨年度から宇波浦漁業組合様が、サーモンの養殖の実証事業に着手しました。
この1月に稚魚を海上の網に投入し、現在、体長約40センチ、重さ約1.1キロにまで成長しました。
これまで、能越ケーブルネット様やNTT西日本様のご協力でICTブイも設置して、水温なども確認してきました。
試食しましたが、臭みもなく、また脂も適度にのっていて、大変美味しかったです。
今後、氷見市の新たなブランドになる予感を感じました。

5月16日(月曜日)

氷見市景観審議会を開催しました。
氷見市は海越しの立山連峰や黒瓦の街並み、里山や農漁村などの景観が美しい市です。
こうした美しい景観を後世に残していくためには、景観に配慮したまちづくりを行っていくことが必要です。
このため、能越自動車道の氷見インターチェンジから街なかまでの国道415号沿線についての景観づくりをモデル的に進めていくこととしています。
今日は景観審議会の皆様方に活発なご意見をいただきました。

 

市長室トークを開催しました。
今日は一組(一人)の方が来られ、芸術文化館で開催予定の「氷見第九」を楽しみにしていることや、新型コロナウイルスワクチン接種、高齢者の健康管理や運転免許の返納の件などについて、ご意見をいただきました。
高齢者の方々がお元気で楽しく過ごせる高齢社会にしていかねばと、改めて思いました。

 

今年度の第1回「ワンチームとやま」連携推進本部会議(知事と市町村長との会議)に出席しました。
今年度、県と市町村が連携して取り組む3項目(ゼロカーボンシティ富山の実現、自治体行政のデジタル化、農林水産物の輸出促進)についての取組み内容や、新型コロナワクチン接種やその経済対策など県や市町村が連携して取り組む内容などについて、忌憚のない意見交換をしました。

5月17日(火曜日)

全国道路利用者会議第74回定時総会(東京)に出席しました。
会長の古賀誠先生や会長特別補佐の佐藤信秋参議院議員のご挨拶や、来賓の斎藤国土交通大臣の祝辞もありました。
道路は最も基礎的な社会資本であり、防災・減災・国土強靭化に資するとともに、観光等の経済活動にも不可欠です。また、子どもたちの通学路の交通安全対策も重要です。。
今日は、地方自治体だけでなく、トラックやバス、タクシーの関係団体の皆様もご出席されて、今後益々の道路整備の決議採択を行い、国や国会議員の皆様へ要望することとしました。

 

岸羽咋市長とともに国道415号の熊無・神子原県境の整備について、関係国会議員に要望にお伺いしました。
現在、氷見側は谷屋・大野間がバイパス整備中、羽咋側も平野部のバイパス整備中です。
これら区間の整備後すぐに県境区間の整備に着手できるよう、堂故参議院議員、岡田参議院議員(石川県選出)、佐藤参議院議員(国交省出身)に要望しました。

5月18日(水曜日)

昨日に続き、国道415号の熊無・神子原(富山石川県境)間の要望で、岸羽咋市長と共に、両県国会議員等の皆様への要望です。

 

東京での、命と暮らしを守る道づくり全国大会に出席しました。
今日の総会で道路整備促進期成同盟会全国協議会会長に、高垣東広島市長が就任されました。
高垣市長は広島県で土木局長や副知事を務められ、市長に就任されました。
3年前に、氷見市でビジネスサポートセンター長を募集した際に、同時期に東広島市も募集され、説明会にご一緒しました。
今日の大会では、伊東倉敷市長が、4年前の浸水被害の際に道路整備の必要性を実感したとの意見発表がありました。
また、防災・減災・国土強靭化のための必要な予算や財源確保等の決議採択を行い、国や国会議員の皆様に要望していくこととしました。

5月19日(木曜日)

5月20日にオープンする漁業文化交流センター内の飲食スペース「ひみ岸壁市場」の内覧会(試食会)にお招きいただきました。
漁業文化交流センターは氷見の漁業文化の発信拠点として、一昨年度に認定された日本農業遺産の「氷見の持続可能な定置網漁業」を、実際の定置網や映像等で紹介していますが、今回、朝採れの新鮮な魚料理を提供することで、魚食文化も発信できるようになりました。
多くの皆様に氷見の漁業や魚食文化を味わっていただきたいです。

 

私が会長を務めている富山県漁港漁場協会の理事会・通常総会を開催しました。
本日は会員の皆様のほか、来賓として、公益社団法人全国漁港漁場協会の橋本会長や水産庁の漁港漁場整備部の鈴木係長、県の堀口農林水産部長等のご出席をいただきました。
令和3年度の事業報告や収支決算、令和4年度の事業計画や収支予算案、役員案を審議し、いずれも原案どおり承認されるとともに、水産庁の鈴木係長から、「新たな漁港漁場整備長期計画について」のご講演をいただきました。
水産物の漁獲の減少や担い手不足など漁業を取り巻く環境は厳しいものがありますが、富山県の水産業の振興のために、会員が力を合わせて取り組んでまいります。

5月20日(金曜日)

氷見農業遺産推進協議会総会を開催しました。
昨年2月に「氷見の持続可能な定置網漁業」が日本農業遺産に認定され、令和3年度は、市民の皆様への普及啓発のため、定置網漁の見学やシンポジウムの開催、絵画コンクールやモニターツアーの開催、ホームページの開設、ロゴマークの応募などを実施しました。
令和4年度も同様の事業を実施して、市民の皆様への周知を図ってまいります。
今日の総会では、こうした取り組みについて、委員の皆様からの多くのご意見をいただきました。

 

春の全国中学生ハンドボール選手権大会の氷見市実行委員会を開催して、去る3月に開催した第17回大会の事業報告や収支決算報告、また、来春の第18回大会の事業計画案や収支予算案を審議しました。
第17回大会は男女計93チームが参加し、女子では氷見市立十三中学校が準優勝の栄誉に輝き、市民に大きな感動と勇気を与えていただきました。
第18回大会は、令和5年3月25日(土曜日)から29日(水曜日)を予定しており、全国から訪れる皆さんを温かく迎え、選手の皆さんが安心してプレーできる大会となるよう準備を進めてまいります。