市長の活動日誌:2022年4月1日から4月10日まで

更新日:2023年06月26日

4月1日(金曜日)

年度初めにあたり、新規採用の9名に、辞令を交付しました。
新たに職員となられた皆さんとともに、人口減少により起こりうる地域社会や地域経済の衰退等の課題に「切れ目なく」対応し、市民の皆様が誇りと魅力を感じ、活力に満ちた氷見市を作っていくため、地方創生の実現に向けて取り組んでまいります。

 

国の地方創生人材支援制度を活用し、氷見市におけるデジタル化に係る支援を行う民間のデジタル専門人材を「CIO補佐官」として委嘱しました。
現在、ソフトバンク株式会社勤務で関西IOT技術部担当課長の和嶋隆史氏に非常勤として今年度1年間委嘱するものです。
市では昨年度から「デジタル化推進本部」を設置し、DX(デジタルトランスフォーメーション)推進ビジョンの策定を進めており、今後「行政のデジタル化」や「地域のデジタル化」を進めて行くにあたり、CIO補佐官からは、専門的知見に基づき、積極的な提案、助言を期待しています。

 

来る10月8日にオープンする氷見市芸術文化館のオープニングシリーズの8公演について記者会見しました。
本日は、出演者のうち、落語家の立川志の輔さん、オペラ歌手の澤武紀行さん、女優の紺野美沙子さんがご出席くださり、歌舞伎役者の中村獅童さんとニューヨーク在住の世界的バイオリニストの五嶋みどりさんがビデオ出演されました。
平成26年末の市民会館の利用停止以来、市民の皆様には大変ご不便をおかけしてまいりましたが、いよいよ新しい文化施設が完成し、幅広い催し物をこの氷見市で楽しむことができるようになります。
この芸術文化館の開館を機に、市内の芸術文化活動が益々活発に、そして身近なものになるよう、指定管理者の氷見市文化振興財団をはじめ、関係団体の皆様と協力して努力してまいります。

 

氷見市交通指導員委嘱状交付式を開催しました。
交通指導員の皆様には、雨の日も風の日も、市民を交通事故から守るため、街頭指導にご尽力をいただいています。
おかげさまで、昨年の氷見市における交通事故は、一昨年に比べて、人身事故件数、負傷者数ともに減少し、死亡事故はゼロでした。
特に、死亡事故は令和2年2月以来780日間発生していませんでしたが、一昨日、普通乗用車が堤防を乗り越え氷見漁港に転落し尊い2名の若者が死亡するという痛ましい事故がありました。
運転手に皆様には、今後とも悲惨な交通事故に注意をお願いいたしますとともに、交通指導員の皆様には、今後とも、街頭指導にご尽力をお願いいたします。

 

明日4月2日は国連の定めた「世界自閉症啓発デー」です。また、2~8日は発達障害啓発週間です。
氷見市役所の1階には、発達障害への理解を深めるため、市内の施設で作られた作品の展示を行っていますので、ご覧ください。
また、氷見市では今年度、いきいき元気館3階を改修して、発達障害者の相談や訓練施設を整備する予定としています。

4月5日(火曜日)

今年度の外国語指導助手(ALT)の皆さん7名が揃い、挨拶に来られました。
新型コロナウィルス感染症の影響で、昨年度はなかなか入国が叶わず、氷見市への赴任が遅れましたが、3月までに予定の7人が揃いました。
各小中学校で、子どもたちに英語や異文化理解について授業を行っていただきます。
皆さんの氷見市の感想は、景色が美しいとのことでした。

 

日本ゼオン株式会社氷見二上工場・敦賀工場設立記念式典に出席しました。
平成19年に、株式会社オプテス富山工場氷見製造部として設立され、ディスプレイ向けの光学フィルムの製造等を通して、長年にわたって氷見市の産業振興に寄与して頂いてきましたが、このたび、日本ゼオン株式会社氷見二上工場として、新たな門出を迎えられました。同様に、オプテス敦賀工場も日本ゼオンとなりました。
本日は、この2つの合同の設立記念式典を開催され、氷見二上工場には、田中日本ゼオン株式会社代表取締役社長がお越しになり、ご挨拶されました。
今回の設立記念を契機として、日本ゼオン株式会社の益々のご発展をご祈念いたします。

4月6日(水曜日)

本日から春の全国交通安全運動か実施されますが、その交通安全出動式を開催しました。
昨年の氷見市における交通事故は、人身事故件数、負傷者数ともに一昨年に比べ減少し、死亡事故はゼロでした。ただ、残念ながら、令和2年2月8日以来死亡事故ゼロを780日間続けてきましたが、先月30日に氷見漁港で若者2人が亡くなられるという事故がありました。
今日からの運動を契機として、「交通事故死ゼロ」を目指し、市や警察・交通安全協会をはじめとする関係機関・団体が協力し、交通安全対策を積極的に推進してまいります。

 

射水市の竹沢建設株式会社様から、多額(500万円)の企業版ふるさと納税をいただきました。
氷見市芸術文化館の整備に使ってほしいとのことです。
竹沢建設は、射水市に拠点を移してから今年で50周年になることや、協力会社の氷見土建工業株式会社が氷見市にあるご縁でのご寄付をいただきました。
多額のご寄付に感謝申しあげ、備品等の整備に活用させていただきます。

 

氷見商工会議所主催の「新入社員、激励の集い」に出席しました。
今日は、会議所傘下企業から今年度に新入社員となられた53名の皆様がご出席されました。
新入社員の皆様には、これまで学業や様々な活動を通して培ってこられた英知や自信、そして社会人としての自覚を胸に、職場や地域の中で大きく羽ばたいていただくことをご期待しています。

 

定例記者会見を行いました。
第32回「安部賞」は、書家の森寺祐子さんと株式会社高澤酒造場に決定し、4月19日に表彰式を開催します。
また、氷見市ふるさと応援寄附金について、令和3年度は約456百万円と昨年度より約56百万円多くなり、応援頂いた皆様に心より感謝いたします。また、今年度より返礼品発送代行事業者を公募で募集し、株式会社ビッグゲートに決定しました。ビッグゲートでは、氷見市に事務所を設置し、返礼品の開発等を通じ、ふるさと応援寄附金の上積みを図っていきたいとしており、期待しています。
そのほか、新型コロナウイルスワクチン接種について、12~17歳の3回目接種について、昨日から接種券の発送を順次はじめましたので、届き次第、コールセンターやWEBでご予約ください。

 

今年度の氷見市地域おこし協力隊の任命式を開催しました。
今年度から第7期生として、4人の皆さんに、地域観光プランナー、文化・芸術活動コーディネーター、朝日丘地域づくり支援員、環境にやさしい農業支援員として活動していただきます。
市内の地域おこし協力隊員はこのほか、4期生が3人、5期生が3人、6期生が5人の11人で、これで15人となります。
協力隊員の皆さんには、任期の3年間で各自の任務をしっかりと果たしていただきたいと期待していますし、任期後も氷見市内で継続して定住できるように、起業についても考慮して活動をお願いします。

4月8日(金曜日)

昨日急逝された氷見市名誉市民の藤子不二雄(A)先生を悼んで、氷見市役所と潮風ギャラリーに献花台と記帳所を設置し、私も感謝を込めて献花及び記帳を行いました。
多くの市民や県内外のファンの皆様が記帳されています。
あらためて、藤子(A)先生の偉大さとご功績に感謝申しあげるとともに、心よりご冥福をお祈りいたします。
また、氷見市立図書館では、今日から追悼展示「追悼 藤子不二雄(A)先生」を実施していますのでご覧ください。

※(A)は〇にA

 

氷見高等学校の入学式に出席しました。
新しい制服に身を包み、夢と希望を胸に抱いて、晴れて氷見高校生となった皆さんに心よりお祝いを申しあげます。
授業や部活にいそしみ、地域課題などもHIMI学で学んでいただき、地域づくりなどにも関わっていただきたいと期待しています。
氷見高校生の誇りを胸に、3年間頑張ってください。

4月10日(日曜日)

熊無地区の「第2回花の里くまなしウオーク」に参加しました。
熊無地区では地区の活性化を目指して、昨年度、「熊無地区指定文化財くまなしガイドマップ」を作成され、地区の有名な椿や桜などを紹介するとともに、マスコットキャラクターの「くまなし クマタロー」と「ろんくまチャン」やPRソングも発表されました。
今日は春爛漫の好天気のなか、多くの皆様が参加され、地区のガイドさんのもと、椿や桜、熊無版モネの池などの名所を回りました。
また、数日前から棲みついているコウノトリも私達を迎えてくれました。
休憩所では、箏の演奏や論田の草餅もいただきました。また、昼食には地区伝承の竹の子ご飯や煮物などが振るまわれました。