市長の活動日誌:2022年3月11日から3月20日まで

更新日:2022年03月25日

3月11日(金曜日)

昨年2月に認定された日本農業遺産の「氷見の持続可能な定置網漁業」の、ロゴマークの審査会を開催しました。
氷見高校の6人の皆さんが、富山大学芸術文化学部の皆さんの指導を得て3ヶ月間かけて作成したものを提案いただきました。
審査会では、いずれも素晴らしい作品でしたが、3番と4番の2作品を選定しました。
この2作品をロゴマークとして、氷見の日本農業遺産の普及・啓発に活用してまいります。

3月13日(日曜日)

教育文化センターの中央公民館での「公民館友の会発表会」にお伺いしました。
中央公民館では、箏曲、詩吟、謡曲、茶道吟、絵画、書道、華道、絵手紙、川柳、洋裁、着付けなどの講座を開催していますが、今日は年に一度の発表会でした。
舞台発表や会場での発表で、素晴らしい作品を鑑賞させていただきました。

3月14日(月曜日)

氷見市と東京海上日動火災保険株式会社との地方創生・SDGsの推進に係る包括連携協定締結式を開催しました。
産業振興や観光交流、地域福祉、教育、人材育成、脱炭素、SDGsの推進などの取組みを連携して進めて行くこととしました。
なお、締結式の署名に使ったペンとインクは、ひみ里山杉で作ったものです。

氷見市と北陸電力株式会社、北陸電力送配電株式会社とで、地域連携に関する協定締結式を開催しました。
環境・エネルギー、安心・安全で住みやすいまちづくり、産業振興、教育・スポーツ、SDGsの普及促進などに協力して取り組んでいく内容です。
北陸電力様には、氷見ふるさとエネルギー株式会社にも出資していただき、エネルギーの地産地消と自立分散型エネルギー社会の構築にご尽力いただいています。
北陸電力送配電様には、昨年1月の豪雪災害時に、積雪による倒木撤去や電力の早期復旧にご尽力をいただきました。

3月15日(火曜日)

氷見市とひみ里山杉活用協議会との氷見産木材の利用促進に関する協定締結式を開催しました。
市の公共施設等での優先使用や、木材の積極的な利用による循環型社会を目指して、「植える、育てる、伐る、使う」といった持続可能な森林の再生を目指してまいります。

3月16日(水曜日)

東京にて、公益社団法人全国漁港漁場協会の理事会に出席しました。
氷見市長が富山県漁港漁場協会の会長となっており、全国協会の理事ともなっているものです。
令和4年度事業計画や収支予算案の審議、総会付議案件の審議などです。
水産業は、人口減少による漁業の担い手不足や、気候温暖化等による漁場環境の変化や漁獲高の低迷などの多くの課題を抱えており、全国の関係者が一丸となって取り組んでいく必要があります。

3月18日(金曜日)

第2期氷見市観光振興ビジョンの策定報告を頂きました。
新型コロナウイルス感染症により、本市の観光産業も大打撃を受けていますが、ウィズコロナ、アフターコロナを見据え、第2期(R4~R8)の観光振興ビジョンを策定しました。
滞在時間を延ばす魅力ある観光地域づくりの推進等の3つの視点と9つの基本戦略を軸とし、サイクルツーリズムやワーケーションなどの新しい観光スタイルに対応した各種取組みを行い、観光入込客数などを増やしてまいります。

 

この4月から自衛隊に入隊される4名の皆様の激励会を開催しました。
日本を取り巻く防衛環境は、ロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の弾道ミサイルの発射、中国の尖閣諸島周辺での艦艇巡航など、予断を許さない状況が続いています。
また、毎年のように日本を襲う大規模な自然災害への派遣など、日本国民の安全・安心な暮らしを守る自衛隊の役割は大変大きいものがあります。
この度、崇高な使命を胸に、入隊の日を迎えられます皆様には、お体を大事に、厳しい訓練を乗り越え、大いにご活躍をされることを心よりご期待しております。
なお、私の父も、戦後創設された自衛隊の前身である警察予備隊の第一期生として、広島に赴任していたことがあると聞いております。

3月19日(土曜日)

十二町持続可能な地域づくり推進協議会設立総会に出席しました。
氷見市では、人口減少と少子高齢化が進む中、旧小学校校区単位の21地区において、いつまでも地域の人々の暮らしを守っていけるよう、その核となる地域づくり協議会の設立を推進しています。
十二町地区では、令和2年度に県の「中山間地域の話し合い促進事業」を導入され、4回にわたる未来についての話し合いを持たれるとともに、今年度は毎月の定例会を開催して、熱心に議論を積み重ねられ本日の設立総会に至ったものです。
これで、市内で11番目の地域づくり協議会となります。
市としても、しっかりと支援してまいります。

3月20日(日曜日)

とやま・文化の未来を考える「令和の会」に参加させていただきました。
今日は、令和の考案者とされる中西進先生(国文学者で高志の国文学館館長)の講演会でした。
中西先生には、昨年11月に氷見市でも講演会を開催していただいています。
今日の講演会のタイトルは「越(高志)の国とは」で、富山県でも、毛勝三山の毛勝はアイヌ語で魔神の意味で、能登の能はアイヌで半島、氷見の地名にもある粟原のアワラもアイヌ語にある湿地の意味で、福井の芦原温泉もあり、大伴家持が越中赴任当時の越の国はアイヌ圏だったのではないかとの中西進説を熱く語っておられました。古代のロマンですね。