市長の活動日誌:2021年11月21日から11月30日まで

更新日:2021年12月28日

11月21日(日曜日)

氷見絆国際映画祭2021が開催されました。
本映画祭は、映画で元気なまちづくりを目指そうと2012年から開催されているものです。
コロナ禍で、ともすれば人と人との距離が遠くなりがちな今だからこそ、映画を介して人のつながりを深める当イベントの開催は大変意義深いものがあります。
今回は岡山県津山市の映画2作品「十六夜の月子」「ホルモン女」が上映され、津山市から関係の皆様13人がご出席されました。
上映される作品の素晴らしいエネルギーにより、ご参加の皆様の交流も深まるイベントとなりました。

 

氷見まちづくり議会の本会議を開催しました。
高校生から高齢者まで、市民の皆様に市政に関心を持ってもらうため、17名の皆様にまちづくり議会議員になっていただきました。
去る8月29日から開催され、これまで2回の勉強会を経て、本日、市議会さながらの本会議を経験して頂き、本市が抱える様々な課題について、多くのご意見、ご提案をいただきました。
頂いたご意見は、今後の市政運営に生かしてまいります。

11月23日(火曜日)

午前中、原子力防災訓練を実施しました。
国、富山県、石川県、県内市町村、関係機関と連携して、志賀原子力発電所が地震により外部電源を喪失し、放射性物質が放出されるという最悪のシナリオでの訓練を行いました。
新田知事と共に、ドライブスルー方式による安定ヨウ素剤の配布、避難の自動車の放射線量の測定及び簡易除染、避難住民の放射線量の測定及び簡易除染を確認しました。また、南砺市への広域避難も行いました。
氷見市の3分の2のエリアが原子力発電所の30km圏内(UPZ)に入っており、こうした原子力防災訓練は10年目になります。
大浦の氷見運動公園に、国の100%補助で約1haの車両の検査会場を整備したことで、4レーンの検査場を設置でき、スムーズな車両検査ができました。

11月24日(水曜日)

第9次氷見市総合計画の策定にかかる分野別懇談会(子育て分野)を開催しました。
コロナ禍で子育て分野でも活動が余りできない。保育園では長時間保育が進み、年末保育や病児保育のニーズも多い。保育士不足が進んでいる。市街地の新規出店が進んでいる。中山間地域にも光ケーブルが入り、情報格差が無くなった。氷見市の子育て施策は手厚いので、光ケーブル等とともにもっとアピールすべき。などのご意見をいただきました。
総合計画の策定に生かしてまいります。

 

富山県氷見土木事務所管内の優良土木建築工事表彰式を開催しました。
最優秀賞は、有限会社鎌仲建設の砂防水路工工事です。
今回の表彰は、令和2年度中に氷見土木事務所管内で施工された土木・建築工事のうち、県及び氷見市が推薦した中から、審査を経て選ばれた優良な工事に対して表彰したものです。
また、合わせて、道路除雪功労者の皆様方も表彰いたしました。
表彰された皆様には心からお祝いを申しあげますとともに、今後とも、その技術に更に磨きをかけられ、他の模範となる工事を施工して頂きますようお願いします。

11月25日(木曜日)

県の荻布佳子教育長とともに、海峰小学校での三校合同でのリモート授業、氷見高校での生活福祉課等の福祉実習などを視察しました。
海峰小学校で、同じ小規模校の灘浦小学校、上庄小学校とICTを生かした三校合同のリモート授業で俳句を作り、他校の児童の俳句の感想を発表するものです。
一人一台のタブレットPCと光ケーブル等の通信速度の改善でのこうした授業で、小規模校としての特徴を生かしながら、少子化の進行でも学校存続が可能になるのではないかとの可能性を感じました。
また、氷見高校では、海洋科学科の食品加工、生活福祉課の福祉実習、農業科学科の販売実習を視察しました。
また、HIMI学では、昨年度はJTBと共同で氷見版観光ガイドブックの「るるぶ」や、特産品を使った料理も開発しています。そのうち、稲積梅を使ったゼリーが商品化されています。
しっかりと課題に取り組んでいる姿に感動しました。

第9次氷見市総合計画の策定にかかる分野別懇談会(農林水産分野)を開催しました。
氷見市の農林水産関係での特産品は、米や稲積梅、ハトムギ、マコモタケ、白ネギ、イチゴ、氷見牛、氷見うどん、寒ぶりなどの鮮魚、水産加工品など多数あるが地産地消を進める。森林の伐採には時間と労力がかかるので、森林環境譲与税を活用して進めてほしい。氷見里山杉の伐採のための林道・作業道の整備が必要、川崎市など都会の企業に氷見の森林整備に入って来てもらう。水産物の消費・流通の変化がおきている。沿岸漁業の収益性が低下している。氷見での漁獲高が減ってきている。個人での施設整備にも補助制度が必要、冷蔵庫等の更新への補助が必要。いろんな分野で人材不足。などの意見がありました。
こうした意見について、総合計画の策定に生かしてまいります。

11月26日(金曜日)

第9次氷見市総合計画の策定にかかる分野別懇談会(商工業分野)を開催しました。
いろんな分野で人手不足。スポーツ交流をやろうとしても施設がない。市民の声を聞くことは重要。滞在型観光は大事。市の情報発信が弱い。育てる漁業として魚の養殖も必要。地産地消が必要。2050年カーボンニュートラルを氷見市も目指して環境に優しい街のイメージを発信していく。マリンスポーツを進める。釣り場の確保も必要。企業誘致や創業支援が必要。大学の学部の誘致も進める。コロナ禍に対応して飲食店だけでなく、製造業へも支援してほしい。稲積梅等の特産品の規模拡大。東京等での物産展の開催などの意見がありました。
こうした意見について、総合計画の策定に生かしてまいります。

環境事務次官の中井徳太郎氏の「地域脱炭素ロードマップから始まる地域活性化」と題した2050年カーボンニュートラルに向けた取り組みの講演を拝聴しました。
中井氏は財務省時代に、富山県に出向され、企画部の次長や生活環境部長をされており、私の県職員の企画部時代の元上司で北陸新幹線の誘致運動等でご指導をいただきました。
氷見市でも、今年度、2050年カーボンニュートラルに向けた市のロードマップの策定調査を進めており、市庁舎や学校等の公共施設の照明器具、道路照明灯や学校グラウンドの夜間照明等のLED化も電力(co2)削減に効果があることから、照明施設のLED化への補助制度を要望しました。

博物館で開催中の「冬木清の世界」を鑑賞してきました。
冬木清画伯は氷見市のご出身で、日本画の竹内栖鳳等に師事し、多くの作品を残されました。
今回は、ご遺族関係者のご配慮により「保津川筏下り」の屏風や、博物館で保管している「勤労奉仕」「埴輪」の日本画を展示しています。
「保津川筏下り」では、日本画、山水画、文人画の3つの技法が取り入れられた素晴らしい作品で、数十年ぶりの展示(1987年の市政35周年記念の冬木清展以来)です。

11月27日(土曜日)

氷見商工会議所70周年記念式典にお招きいただきました。
氷見商工会議所は、昭和26年の発足以来、地域とともに歩む北陸有数の組織力を誇る商工会議所として発展され、市内の商工業の振興のための様々な取り組みをはじめ、地域内の経済循環を促進する「買活ひみ6億円プロジェクト」や、ビジネスサポートセンター、エリアマネジメント事業を市とともに取り組んで頂いています。
今日は、記念講演として、紺野美沙子さんのトークショーもあり、紺野さんからは、ドラマの王貞治物語では王選手のお母さん役(お母様は氷見市出身)をされたこと、国連開発計画の親善大使として途上国を回られていること、氷見の長坂の棚田で今年初めて鎌での稲刈りを体験したことなどのお話がありました。
氷見商工会議所の今後益々のご発展をお祈りいたします。

11月28日(日曜日)

第45回氷見市児童クラブ卓球大会が開催されました。
新型コロナウイルス感染症の影響で、十分な練習時間がとれなかった時期もありましたが、子どもたちの笑顔の中で開催されますことを、心から嬉しく思います。
選手の皆さんには、普段の練習の成果を十分に発揮し、元気なプレーをしていただきたいと思います。

11月29日(月曜日)

氷見青年会議所の2022年度の理事長となる三ノ宮一貴さんをはじめ、執行部の皆さんがご挨拶に来られました。
来年は氷見青年会議所の創立50周年を迎えることから、これまでの50年の歩みを振り返る原点回帰と、未来を見据えながら革新し続ける未来進化でより高いレベルへと変革したい。また、50周年事業にも取り組んでいきたいとの抱負を述べていかれました。

11月30日(火曜日)

定例記者会見を開催しました。
明日から開会される市議会12月定例会に付議する補正予算案や、12月や1月のイベントなどの発表です。
補正予算案の主なものは、国の経済対策に盛り込まれている18歳以下の子どもへの現金給付や、今夏の大雨災害の復旧事業費などです。
また、12月1日から、氷見市ふるさと納税返礼品として、楽天トラベルクーポンの取り扱いを始めます。12月から「ひみぶりフェア」を始めますので、そうした機会にご利用ください。
1月9日(日曜日)には、令和4年「新成人のつどい」を開催します。