市長の活動日誌:2021年10月1日から10月10日まで

更新日:2021年11月08日

10月1日(金曜日)

海浜植物園において、継続的なリカレント教育を行うため、地域活性化起業人を募集した結果、株式会社エイチ・アイ・エスの則島彩矢さんを任命しました。
則島さんは、エイチ・アイ・エスの富山営業所で旅行商品の販売や海外ウェディングを担当されており、同社の強みを生かして、氷見市にいながらも国内外の多角的視野を取り入れたリカレント教育の開発及び実施を行っていただきます。
エイチ・アイ・エスではこれまでも、小松市、美濃市にて地域活性化起業人の実績があり、氷見市においてもリカレント教育で、市民の新たな学びのほか、地域独自の価値の再発見や、その価値の向上を図る流れを創出していきたいと考えています。

 

富山県木材組合連合会等から県産木材の利用促進等の要望をいただきました。
氷見市ではこれまでも、県下初の義務教育学校の西の杜学園や海浜植物園において県産材の利用を進めてきました。
また、今後も、氷見市芸術文化館や新たな新町保育園の整備にあたっても利用を進めていくこととしています。
氷見市は杉の人工林が多く、イノシシ等の有害鳥獣の温床となっているので、森林の更新を図るためにも「ひみ里山杉」の活用が必要です。
公共施設はもとより、民間住宅でも利用促進が図られるよう努力してまいります。

 

カゴメ株式会社の山口社長が来訪されました。
今年のナポリタンスタジアム2021において、氷見の「ナポラーメン」がグランプリに輝いたことから、ひみ番屋街の「麺屋いく蔵」さんに食べに来られたものです。
カゴメ株式会社は、トマトケチャップやトマトジュースなどでお馴染みですが、トマトの生産量が足らず、氷見でもトマトの生産に協力いただける農業法人等がおられればありがたいとのことでした。

10月4日(月曜日)

国道415号羽咋神子原・氷見熊無区間整備促進期成同盟会から、県境区間の整備の要望をいただきました。
国道415号の羽咋・氷見市間は能登半島の東側を南北に走る能越自動車道と、西側を南北に走るのと里山海道を最短で東西に結ぶ道路ですが、狭隘な屈曲部や道路勾配が急な区間が多くあります。
このため、現在、羽咋側、氷見側それぞれ道路整備が進められており、あと数年で残るは県境区間のみとなり、この一番の難所の整備に向けて、県境を越えた同盟会を組織しての要望活動が行われています。
災害時でも安全な道路となるよう、市としても整備促進に向けて、国、県に要望してまいります。

 

富山県防火推進大会に出席しました。
今回の大会は出火率30年連続全国最小記録達成記念として開催されました。
氷見市でも昭和13年には大火があるなど、各市町村では火災による被害に悩まされてきましたが、近年では各消防団のご尽力や市民一人ひとりの防火意識の向上により、30年連続で人口1万人当たりの出火件数(出火率)が全国最小を続けていることは素晴らしいことです。
また、消防関係者には火災予防だけでなく、近年の豪雨や豪雪災害にもご尽力を頂いております、厚くお礼申しあげます。
本日の消防庁長官の来賓挨拶にも、去る8月の氷見市での豪雨災害へのお気遣いもありました。
また、長年の防火に対する功労者の表彰もあり、石井前知事や30年以上無火災消防分団等が表彰されました。表彰された皆様には、心より敬意と感謝を申しあげます。

10月5日(火曜日)

氷見市農業協同組合様から多額のご寄付を頂きました。
今回は、「市内の保育園児等の給食に、炊きたての氷見産コシヒカリや氷見の特産品を食べてもらいたい」等の理念で500万円のご寄付をいただきました。
氷見市農業協同組合様からは、平成19年度より、春の全国中学生ハンドボール選手権大会の運営費等として、今回で累計1億2,450万円を贈呈頂いており、心より感謝申しあげます。

10月6日(水曜日)

県主催の「T-Messe2021富山県ものづくり総合見本市」第2回実行委員会に、市長会の委員(会長代理)として出席しました。
富山県は日本海側有数のものづくり県で、2019年に続いての開催となるものですが、コロナ禍における開催なので、全てウェブ上でのバーチャルでの開催となります。
出展者は国内89者、海外154者の計243者です。
出展者とのチャットや面談も可能で、面談は日時を決めてウェブ上での開催で、英語もしくは中国語の通訳もつきます。
基調講演や技術者セミナーも素晴らしい講師陣です。
参加するには事前に登録(無料)が必要ですが、多くの企業の皆さんの参加を期待しています。

10月7日(木曜日)

「ひみ食彩まつり」実行委員会を開催しました。
今年は新型コロナウイルス感染症を考慮して、「テイクアウト方式」での開催とし、「氷見牛ステーキ弁当」や「にぎり寿司」をはじめ、氷見の特産品である農林水産物の販売、また、台湾料理や姉妹都市の島田市等からの19店舗が出展します。
来場者には抽選で千円分の「ひみキトキト商品券」(限定200枚)が当たる抽選会もありますので、多数ご来場ください。

 

定例記者会見を開催しました。
秋本番を迎えて、10月、11月に多くのイベントを開催します。(ひみ食彩まつり、氷見キトキトウオーキング、中国寧海県展、斎藤弥九郎特別展、中西進先生講演会など)
新型コロナウイルス感染症には万全の体制で注意を払い、感染防止策を講じて開催します。
また、高齢者見守り・SOSサービスを行う「どこシル伝言板」事業をスタートします。

 

氷見市出身の実業家の浅野総一郎の第2回資料展が漁業文化交流センターで開催されています。来月30日までです。
今回は浅野翁ゆかりの東亜建設工業のご協力で新たな資料6点を追加しました。
同社の秋山社長が市役所や漁業文化交流センターを訪問されました。

10月8日(金曜日)

ふれあいスポーツセンターで開催されている第59回氷見市展を鑑賞してきました。
昨年は新型コロナウイルス感染症のために開催できず、2年ぶりの開催となりました。
日本画、洋画、彫刻工芸、書、写真の各分野での大作ぞろいで感動しました。

 

カターレ富山の左伴社長が、10月17日開催の「市町村サンクスデー  氷見市・小矢部市の日」の協力依頼に来られました。
カターレは現在J3の2位で、2位以内なら来シーズンはJ2に昇格できます。残り8試合を是非勝ち進んでもらいたいです。
市町村サンクスデーでは、氷見市内在住の方は事前申し込みで先着100名が無料招待となるほか、一般は当日半額で観戦できます。
17日はカマタマーレ讃岐戦で、日本三大うどんの讃岐と氷見うどんの対決でもありますので、是非勝ってもらいたいですね。
私は背番号13(ヒミ)のユニフォームをいただきましたので、この背番号で応援に行きます。

10月10日(日曜日)

第59回氷見市美術展覧会表彰式に出席しました。
昨年はコロナ禍で中止でしたが、今年は皆様方の創作活動を支援したいとの熱い思いでの2年ぶりの開催で、明日まで開催されています。
どの作品も出展者の豊かな感性に溢れ、巧みな技法が込められており、見る人に感動をあたえる素晴らしい作品揃いです。
コロナ禍の中での制約もありましたが、今回は122点の出展があり、若さ溢れる高校生や初めての方の作品もありました。
来年は60回の記念すべき大会ですが、来年秋に開館予定の氷見市芸術文化館での展覧会を期待しており、楽しみにしています。

 

ハートフルコンサートウェルフェアVol.16にお招きいだきました。
主催は、障害者の地域の居場所を提供し、自立を促進する支援機関として大変重要な役割を担っていただいているNPO法人安靖(やすらぎ)氷見共同作業所さんです。
今年もオーケストラ・アンサンブル金沢の実力派メンバーによる素敵なハーモニーを楽しませていただきました。
氷見市では、誰もが住み慣れた地域で、生きがいを持って、自分らしく安心して自立した生活を送ることができる地域共生社会の実現を目指しています。
今日の会場に響く美しいハーモニーを通して、障害者への理解促進や社会参加に向けた支援の輪が更に広がることを願ってやみません。