市長の活動日誌:2021年8月21日から8月31日まで

更新日:2021年09月08日

8月23日(月曜日)

「台湾ミルクパイン」のご寄付を頂きました。
コロナ禍で遠出の外出が難しい子どもたちに、海外にも目を向けるきっかけを作ると同時に、氷見市と台湾との交流(昨年12月に氷見市と高雄市鼓山区と友好交流都市協定を締結)や氷見市出身の実業家の浅野総一郎翁が台湾の高雄港を作ったり、官僚で政治家の南弘先生が台湾の総督を務めたりと、郷土の先達の功績もこの際に知ってもらえたらと思います。
富山県日台親善協会の後援で、株式会社R&Tグループの 株式会社Harawiiの代表取締役 細川豊様から216個のご寄付を頂きました。
9月の市内全小中学校の学校給食で提供させて頂きます。

8月24日(火曜日)

高岡市の株式会社フジモリの代表取締役社長  藤森亮平氏から、新型コロナウイルス感染症対策に役立てて欲しいと、除菌シート(千枚入り千ロール)をご寄付頂きました。
現在、富山県では警戒レベルがステージ3で、去る20日からはまん延防止等重点措置が適用されています。
ご寄付頂きました除菌シートは、ふれあいスポーツセンターや市民プール等の体育施設や、庁舎、小中学校、保育園等で活用させていただきます。

8月26日(木曜日)

氷見農業遺産推進協議会総会を開催しました。
去る2月に「氷見の持続可能な定置網漁業」が富山県内初の日本農業遺産に認定された一方、世界農業遺産への認定申請は承認されませんでした。
理由として、世界農業遺産等専門家会議からは、魚付き保安林の漁業への効果や魚類がどのような自然条件で氷見の海にやってくるのか、また、漁業者や地域住民など地域を巻き込んだ取組み等の6項目の指摘事項が示されました。
この半年間、その指摘事項の課題解決に向けて調査研究や市民への啓発活動をしてきましたが、明確な回答を示せておらず、来年度早々と見込まれる申請期間迄に間に合わないことから、残念ではありますが今回は申請を見送り、まずは日本農業遺産になったことを地域活性化に活かすとともに、合わせて、引き続き専門家会議からの指摘事項の解決に向けて取り組んでいくこことしました。
会員の皆様からは、定置網がなぜ農業遺産かや、日本農業遺産になったことのメリットをしっかりと市民に理解してもらうこと等のご意見を頂きました。

8月29日(日曜日)

「氷見まちづくり議会」の開会式を開催しました。
市民の皆様に、学習会や市議会本会議をテレビ等で視聴して頂くことなどを通じて、市政運営や議会の仕組みについて理解を深め、親しみを感じて頂く機会とするとともに、11月21日には本会議場での質問や政策提案を通じて、新たな施策の提案を期待しています。
自己紹介をしていただきましたが、高校生や大学生、民宿や福祉施設の関係者など多彩な皆様の議会活動に期待しています。

8月30日(月曜日)

氷見市では8月12日から15日の豪雨で72時間雨量が301.5mmと観測史上最大を記録し、床下浸水3戸をはじめ、道路の通行止め、河川護岸の決壊、大規模な地すべり、山地崩壊や農地の被害など8月27日時点で86箇所の被害が発生しています。
こうしたことから、国の災害復旧事業の採択や県事業の実施など早期復旧について県のご支援を頂きたく、萩山市議会議長や菅沢・薮田両県議とともに新田知事に要望しました。
特に、萩山市議会議長、両県議からは、県道氷見田鶴浜線の早期復旧や岩瀬地区の大規模地すべり、アソカ幼稚園裏の崩壊対策の要望をしていただきました。
新田知事からは、県道氷見田鶴浜線の通行止め箇所には監視カメラを設置するなど早急な応急措置をすることや、各種災害の国の災害復旧事業の実施に向けて国との調整を図ることや、必要な予算確保を図り早期復旧に努めたいとのご返事をいただきました。

 

参議院の国道交通委員会理事、災害対策特別委員会理事の足立敏之参議院議員が、今回の豪雨による氷見市の災害箇所を視察されました。
萩山市議会議長、薮田県議にもご同行いただきました。
岩瀬地区の大規模な地すべりや国道415号熊無地区の道路沈下、県道氷見田鶴浜線の被災による通行止箇所の視察のほか、泉川の河川改修のネックとなっているJR氷見線の鉄橋箇所や国道415号論田・熊無地区の県境区間のバイパス整備について、地元の皆様から熱い要望をいただきました。
足立参議院議員からは、国の立場で精一杯災害復旧や、国土強靭化につながる事業に協力したいとの力強いお言葉をいただきました。
なお、足立参議院議員は京大土木の2つ先輩で、長らく国土交通省に勤務され、四国地方整備局長、中部地方整備局長、水管理・国土保全局長、技監を歴任されておられ、何かと氷見市の応援を頂いています。

8月31日(火曜日)

定例記者会見を開催しました。明日から開催される市議会9月定例会に提案する補正予算案などの発表です。
主なものとして、新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、県の営業時間短縮要請に協力する市内の飲食店への県の協力金の上乗せ支援として、中小企業には20万円~60万円を、大企業には上限120万円を支給します。
また、「氷見市版Go To Eat」を実施するほか、小中学生のインフルエンザ予防接種にかかる費用を助成します(未就学児は県が助成)。
このほか、8月の豪雨災害の復旧に向けた測量設計費用なども計上しています。

 

県知事と市町村長との「ワンチームとやま」連携推進本部会議にリモートで参加しました。
今年度当初から取り組んでいる有害鳥獣対策や自治体行政のデジタル化などの連携推進5項目の取組み状況の県からの説明や、各市町村からの新型コロナウイルス感染症対策の要望などが出されました。
私からは、インフルエンザ予防接種について、昨年は県が未就学児から小学生迄の接種の助成をしたのに対し、今年は未就学児迄と後退した理由を聞くとともに、昨年と状況は何ら変わっていないことから、今年も小学生迄の接種を要望しました。が、なかなか難しいとの回答で、氷見市では9月補正予算に小中学生の接種への助成費用を計上しています。