市長の活動日誌:2021年8月11日から8月20日まで

更新日:2021年08月31日

8月11日(水曜日)

県内での新型コロナウイルスの感染者が増加しており、県が昨日「感染拡大特別警報」を出したことから、氷見市でも、新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、市役所内の感染対策として、本庁舎での勤務者をお盆明けから3割削減することとしました。
在宅勤務や分散勤務、時差出勤、休暇取得により感染防止やクラスター防止を図ることとしました。
市民の皆様には、県が呼びかけている全都道府県との往来の自粛や普段会っていない親戚や友人等との会食の自粛、会話の際のマスク着用等の対策をお願いいたします。

8月13日(金曜日)

氷見市では大雨による土砂災害や河川のはん濫の危険があるため、午前5時に、上庄川下流地域に「高齢者等避難」を発令しました。
河川や通行止めの道路のパトロールをしてきましたが、泉地内の新上庄中央橋付近で、ピーク時(午前3時頃)より上庄川は1.5m程度水位が低下しています。
また、県道・市道5箇所で通行止めとなっています。
その後、午前8時より部局長連絡会議を開催し、今後の対応を検討しました。

8月15日(日曜日)

県が16日より、新型コロナウイルスに関する警戒レベルを、ステージ3に移行するとしたことから、市の対策本部会議を開催し、市の文化・体育施設等を18日から臨時休館とすることや、氷見市プレミアム宿泊券の販売一時停止等(利用期間の延期等は今後検討)を決定しました。
市民の皆様には、不自由をおかけしますが、今後とも感染対策にご留意ください。

 

パラリンピック聖火フェスティバル採火式を開催しました。
8月24日から東京2020パラリンピックが開催されますが、この採火式はパラリンピックに合わせ、一人ひとりが互いの価値や輝きを認め合う共生社会を実現するため、人と人、人と社会との「新しいパートナーシップ」を考えるきっかけとなれば幸いです。
採火式は、国の史跡にも指定されている日本海側最大の前方後方墳である「柳田布尾山古墳」で開催し、地元の子どもたちの「浦安の舞」の後、障害のある方や子どもたちにより、火きり具で採火し、その火を「氷見市の火」として県の集火に向けて送り出しました。

 

夕方、東京2020パラリンピックの聖火フェスティバル集火式に参加しました。
県内各市町村において思い思いの方法で採火した聖火を一つに集め、東京ヘ送り出す聖火出立式です。
氷見市では、国史跡の柳田布尾山古墳で古式ゆかしく「火きり具」で採火しました。
8月24日開催のパラリンピック開会式で、全国から集まった聖火が一つになって、国立競技場の聖火台に灯されます。
一人ひとりの価値や輝きを認め合う共生社会の象徴の火となり、パラリンピック参加者の活躍を見守るよう願っています。

8月17日(火曜日)

氷見市に大雨注意報及び雷注意報が発令されています。
これまでの雨で地盤が緩んでいることから、少しの雨でも土砂災害が起こる恐れがありますので、ご注意ください。
また、新型コロナウイルスに関し、富山県に「まん延防止等重点措置」が今日にでも発令されるとの報道がありました。当措置の区域は知事が指定することとなっていますので、氷見市が含まれるか注視してまいります。
こうしたことから、夏期休暇を予定していましたが、急遽登庁し対応を協議しています。

 

午後から小雨となったので、今回の雨による土砂崩れで通行止めとなった道路等の調査を行いました。
現在、県道は氷見田鶴浜線(森寺地内)1箇所の通行止。市道は9箇所の通行止となっています。
何れの箇所も土砂がお粥状になっており、雨量が多かったことが見てとれます。

8月18日(水曜日)

氷見市ビジネスサポートセンター(Himi-Biz)の岡田センター長と、市のエリアマネージャーの坂本さんに最近の業務状況をお聞きしました。
昨年6月に北陸初のBizモデル(全国24番目)としてオープンしたHimi-Bizは、順調に相談件数を伸ばしており、数々のヒット商品も生み出しています。
エリアマネージャーは、中心市街地の新規出店にご尽力頂いています。
今後のお二方の活躍に期待しています。

 

富山県が「まん延防止等重点措置」の適用となることから、市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議を開催し、県が呼びかけている更なる感染対策を市民の皆様にお願いするため、市長緊急メッセージを出させて頂きました。
本日の県内の感染者は121人(氷見市1人)と初めて100人の大台を越えました。
市民の皆様には、ご不便をおかけしますが、何卒、感染拡大の防止にご協力をくださいますよう宜しくお願いいたします。
また、感染拡大を受けて、9月5日に予定していた氷見市総合防災訓練は中止といたします。

 

市民の皆様、事業者の皆様へ(市長緊急メッセージ)

市民の皆様、事業者の皆様には、新型コロナウイルス感染拡大防止にご協力いただき、厚くお礼申し上げます。とりわけ、医療の最前線で献身的に奮闘されている医療・保健関係者の皆様には、心から感謝と敬意を表します。
感染者の急激な増加により、県内の医療体制のひっ迫が目前になっていることなどから、県は8月16日(月曜日)午前零時から『新型コロナウイルスに打ち克つためのロードマップ』の警戒レベルを『ステージ3』に引き上げましたが、その後も県内の感染拡大が収まらない状況です。
こうしたことから、国は富山県に対し、8月20日(金曜日)から9月12日(日曜日)までの間、「まん延防止等重点措置」を適用することとし、また富山県ではこのことを受け、飲食店等に「まん延防止等重点措置」適用の期間において、午後8時から翌午前5時までの営業自粛や、午後7時以降の酒類提供の自粛を要請することとしています。
市民の皆様や事業者の皆様には、大切な家族や友人への感染のきっかけとしないための行動を更に徹底していただきますよう、ご理解とご協力をよろしくお願いします。

1 昼夜を問わず、不要不急の外出や会食は控えてください。
※8月18日(水曜日)から当面の間、本市文化施設・体育施設を臨時休館とし、予約済の場合は利用可能としていましたが、感染拡大が続いていることから、施設の利用の自粛をお願いします。

2 全ての都道府県との不要不急の往来は控えてください。

3 やむを得ず外出や会食する場合は、感染防止対策を徹底してください。

4 ワクチン接種後も引き続き、マスク着用を徹底してください。

市民の皆様や事業者の皆様には、ご不便をおかけしますが、今まで以上に、「うつさない」「うつらない」行動の徹底をお願いいたします。

令和3年8月18日
  氷見市長 林 正之

8月19日(木曜日)

今回の氷見市を襲った豪雨により被害の大きかった箇所を、県の蔵堀副知事と利川危機管理局長が視察されました。
県道氷見田鶴浜線の森寺地内では、道路法面の崩壊で通行止めとなり、向かいの人家一軒に避難指示を出しています。
市営東原墓地公園の駐車場の崩壊箇所も視察して頂き、これら箇所の復旧に県も最大限協力して頂くとの力強いお言葉を頂きました。

 

富山県環境審議会環境基本計画小委員会にリモートで出席しました。
県では現行の計画が今年度で終了することから、来年度から2030年度を目標とする新たな環境基本計画を策定することとしており、市長会を代表して委員として出席したものです。
国全体で取り組むこととしている2050年カーボンニュートラル(脱炭素社会)や国連が定めたSDGsの目標等新たな課題にも取り組んだ計画が求められています。
氷見市でも昨年度、今年度から2031年度迄を計画期間とする氷見市環境基本計画を策定しており、県と市町村が連携して、富山県内の環境を良くする計画にしていければいいと思っています。

8月20日(金曜日)

今回の大雨で、地すべりと思われる災害が岩瀬地内で発生しました。
幅約140m、長さ約200mの大規模な区域にわたります。
この区域は県が指定している林野庁所管の地すべり防止区域を含みます。
本日、県(農林水産部)と市と合同で現地調査をしましたが、範囲が広範囲にわたることから、今後、県において詳細な調査を実施することとしており、県と市と連携して災害対応にあたってまいります。