市長の活動日誌:2021年4月1日から4月10日まで

更新日:2021年04月20日

4月1日(木曜日)

新年度に当たり、新規採用職員や管理職員に辞令を交付しました。
今年度の新採職員は22名で、新型コロナウイルス禍や、人口減少・少子高齢社会において、地方創生に向けて果敢に取り組んでいってもらいたいと思います。
市民奉仕の心、高いモラルを持って、既存の概念にとらわれない柔軟な発想や、若さあるれる行動力を十分に発揮して、市民の皆様の幸せ増進へとつながる活躍を期待しています。

 

高岡市・氷見市の消防広域化が今日からスタートしました。
大規模災害等に備えて、両市の消防本部を統合しました。行政の効率化も考慮して、県内初となる事務委託方式として、高岡市消防本部に一元化します。
また、先般柳田出張所を新設しましたが、このことにより、氷見市の消防署は、高岡市消防本部氷見消防署と高岡市消防本部氷見消防署柳田出張所となります。
この体制で、市民の皆様の安全・安心を守ってまいります。

4月2日(金曜日)

海浜植物園の内装木質化のリニューアルオープン記念式典を開催しました。
平成30年度に「氷見市海浜植物園のあり方に関する基本方針」を取りまとめ、緑化の拠点という従来の植物園の機能を活かしながら、憩い、学び、木育の拠点の機能を併せ持つ施設への変革を打ち出しました。
それを受けて、令和元年度は、屋根付きふわふわドーム、ネット遊具などの子どもの遊び場や、学びの場としてのリカレントルームを整備し、昨年6月にリニューアルオープンしました。
令和2年度は、地元のひみ里山杉をふんだんに使い、エントランスホール、メインホール、展示ホールを内装木質化するとともに、多数の木製玩具を配置し、本日のリニューアルオープンとなりました。
3年前に神戸で光輝いた世界一のクリスマスツリーで作った積み木や、メロディを奏でる木琴、木馬や木の玉子など多くの玩具が揃っています。
ぜひ、多くの皆様、遊びに来てください。

4月5日(月曜日)

4月2日は「世界自閉症啓発デー」で、日本では4月2日から4月8日までの1週間を「発達障害啓発週間」としており、氷見市役所1階の地域協働スペース前で作品展示をしています。
「みんなちがってすてきだね」そんな多様性を重んじる社会にしたいものです。

4月6日(火曜日)

今日から春の全国交通安全運動がスタートしましたが、氷見市においても交通安全出動式を開催しました。
昨年の氷見市の交通事故は一昨年に比べて、人身事故件数、負傷者数ともに増加しており、また、高齢者1名の尊い命が犠牲となっています。
氷見市から悲惨な交通事故をなくし、「安全で安心なまち氷見市」を実現するため、警察・交通安全協会をはじめてとする関係機関・団体と協力しながら、交通安全対策を積極的に推進してまいります。

 

今年度の地域おこし協力隊の任命式を開催しました。
今年度採用した第6期生が3人、昨年度からの第5期生が3人、一昨年度からの第4期生が3人の計9人です。
新任の3人は、吉本興業出身の芸人の吉田貴博さん、魚津市出身の伊藤野々香さん、氷見市出身の菅澤康平さん(写真左から)で、それぞれ、地域おこしリポーター、久目地域づくりリノベーター、新しい農業推進員として活躍してもらいます。
新人3人を含め、地域おこし協力隊の皆様のお力もお借りして、地域の活性化、氷見市の地方創生につなげてまいります。

4月7日(水曜日)

今日が2期目の初登庁です。
玄関で職員の皆さんからの出迎えを受けての初登庁でした。
また、幹部職員への訓示を行いました。
今日の感激、初心を忘れることなく、2期目も元気な氷見市の実現に向けて、地方創生にしっかりと取り組んでまいります。

 

定例記者会見を開催しました。
本日2期目の初登庁であり、明るい話題が望ましかったのですが、昨日から報道されている5人以上の飲食に出席したことについてのお詫びの会見からとなりました。まだまだ未熟者ですが、2期目もどうか宜しくお願いいたします。
市長自らが「大人数、例えば5人以上の飲食」に出席したことは、誠に軽率で配慮に欠け、自制すべきだったと深く反省しており、市民の皆様に深くお詫び申しあげます。
また、他の記者会見の案件は以下です。
1.新文化交流施設の総合プロデューサー決定
2.新文化交流施設の名称募集
3.第31回安倍賞受賞者(海乃美月さん、北部中学校男子ハンドボール部、株式会社ブルーミン)決定
4.新型コロナウイルスワクチン接種情報
5.氷見市プレミアム宿泊券の発売
また、昨年度のふるさと納税が4億74万円余りと、4億円を超えました。応援頂いた多くの皆様に心より感謝いたします。
 

 

「飛騨高山・山岡鉄舟研究会」の皆様が氷見市にお越しになられ、友好団体の覚書を締結している氷見市の「山岡鐵舟に学ぶ会」と共に市役所を訪問されました。
飛騨高山は、幕末から明治時代にかけて日本の国造りに奔走し、剣・禅・書の達人でもあった山岡鉄舟が幼少期を過ごした場所です。
また、氷見市上泉の安養寺には、鉄舟の高山時代からの念持佛が本尊として安置されているほか、近くの高岡市国泰寺には鉄舟寄贈の屏風等が多数あります。
こうしたことから、今回は両者合同で視察と交流を図られたものです。

4月9日(金曜日)

氷見商工会議所主催の「新入社員、激励の集い」に出席し、祝辞を述べさせて頂きました。
今年は11事業所に34名の皆さんがご入社されました。
「氷見市で暮らし、氷見市で働く」若い感性を持つ皆様の声と行動こそが、ピンチをチャンスに変え、氷見市が発展していくための大きな原動力になるものと期待しています。
若いパワーを存分に発揮され、新たな世界に挑戦し、共に元気な氷見市を作ってまいりましょう。

 

氷見沖クルージング安全祈願祭及び試乗体験に出席しました。
春先から秋まで、漁業文化交流センター前から富山湾の遊覧が楽しめる観光船(一般社団法人富山湾マリンの若潮丸)が運行されています。
氷見沖では、晴れた条件のいい日には、世界で最も美しい湾クラブに加盟する湾越しに、雄大な立山連峰のパノラマを望みながら、唐島や阿尾城跡などの名所や日本農業遺産にも認定される大きな理由となった越中式定置網も間近で観ることができます。
4月10日から運行開始します。
運行は、9時、10時、11時、13時、14時、15時から
漁業文化交流センターにての受け付けです。

4月10日(土曜日)

早借壮年会主催の舟山公園の記念植樹に出席しました。
早借壮年会で草刈りなどの手入れをされて、平成24年から桜やもみじを植えているもので、今日はもみじを植樹しました。
また、令和の名付け親と言われている中西進先生が、一昨年秋に当地を訪れ記毫されましたが、その石碑を見てきました。
この舟山公園には、中西先生が「令和の鐘」を詠んだ歌、大伴家持が越中で最後に詠んだ歌の2基の石碑があります。
家持が最後に詠んだ歌は、この舟山公園から見渡せる小窪廃寺の近くにあった豪族の家での晩餐での歌とも言われています。

   玉桙の道に出で立ち行くわれは  君が事跡を負いてし行かむ

万葉集4536首のうち、大伴家持が氷見で詠んだ歌14首を含め29首が氷見で詠まれた歌です。

 

国際ロータリー第2610地区2020-21年度富山第3・第4グループ合同都市連合会講演会に出席しました。
当グループは、県西部6市の14のクラブからなり、545名の会員がおられます。
氷見市にも、氷見ロータリークラブと氷見中央ロータリークラブがあり、奉仕の精神に基づいて様々な活動を展開されておられます。
本日の講師は、国際ジャーナリストのモーリー・ロバートソンさんで、「氷見市きときと魚大使」や「氷見市政策参与」等を務めていただいており、「アフターコロナ時代の世界情勢とその後の動き」と題してご講演を頂きました。
ユーチューブで講演内容が見られるそうです。