市長の活動日誌:2018年8月21日から8月31日まで
8月21日(火曜日)
夕方、久目地区でのまちづくりふれあいトークを開催しました。
久目地区では高齢化率が46.7%と、市の平均と比べても10%近く高くなっています。いただいたご意見は、道路整備の促進や市民病院の利便性の向上、高齢者の移住促進、防災行政無線を聞こえやすくすること、地域力アップのための人材養成などでした。しっかりと取り組んでまいります。
8月22日(水曜日)
定置網漁業における外国人技能実習生の5期生3名が表敬訪問に来られました。
氷見市では平成24年度よりインドネシアから実習生の受け入れを行っており、氷見市において、資源にやさしい定置網漁法を最長3年間氷見漁協傘下の船にて実習していただき、帰国後のインドネシアの漁業の発展に活かしていただくものです。
これまで、累計で13名が氷見に来られ、既に4名が実習を終えて帰国されました。
私も25年前、2年間インドネシアの土地庁でJICA専門家として勤務したことがあり、覚えていたインドネシア語も少し話をしました。
Saya senang sekali 3 orang datang dali Indonesia. (インドネシアから3人来て頂き、大変うれしく思います。)
8月23日(木曜日)
吉懸のヤギ牧場を訪問しました。この4月から牧場を開園し、現在8匹のヤギがいます。
日中は牧場に放し飼いにして草を食べさせています。主にはトカラヤギで、7月7日には「ななと」と「ゆうと」の雄2匹が生まれ、元気に育っています。たくさん増やしていただいて、耕作放棄地の草を食べてくれればいいですね。
午後から射水市のプレステージインターナショナルさんの会議室で、富山県市長会の会議でした。
10月に開催される北信越市長会の提出議案等の審議です。氷見市からは、原子力災害対策交付金制度や財政支援の要望を提出しました。プレステージさんはいわゆるコールセンターで、本社が秋田県にありますが、富山県は災害が少ないことから、危機管理の面で富山県に立地していただけました。この用地は県土木部所有地でしたが、私が県の土木部長の時に売却させていただきました。現在約500人体制ですが、将来は1000人規模を計画しており、所内保育や独身寮等を完備されています。
また、県内唯一の実業団の女子ハンドボールチーム(アランマーレ)もあります。
会議の後、いみず野農協の籾殻循環施設や海王丸パーク展望広場を視察しました。籾殻循環施設は、籾殻の焼却の際の熱エネルギーを農業ハウスの熱源としているほか、籾殻はシリカを多く含んでおり、焼却後は肥料として販売しています。資源循環の参考となる施設です。
8月25日(土曜日)
第5回キリンビール杯パークゴルフ大会in氷見が開催されました。
全国から41組、約160人が参加され、2日間にわたり72ホールで競技が行われます。
フェーン現象で暑い日となりましたが、日頃の成果を発揮され、プレーを楽しんでもらいたいと思います。
プレー終了後は、氷見温泉郷に浸かって、美味しい海の幸、山の幸、里の幸をご堪能ください。
8月26日(日曜日)
西日本豪雨災害チャリティーイベント「満月ライブ&バル」にお招きいただきました。
氷見市では現在、朝日山公園を整備していますが、公園の休憩施設を会議室やミニライブなどに使っていただいています。
ここから見る海や夜景も綺麗です。今日はチャリティーイベントで、募金や売上の一部が西日本豪雨災害で被災した方々に届けられます。
夕方、氷見高校男子ハンドボール部のインターハイ優勝祝賀会に出席しました。
インターハイ優勝は16年ぶり2回目ですが、今年の選抜大会に続き2冠を達成されました。甲子園の高校野球では大阪桐蔭高校野球が2連覇を達成しましたが、氷見高校の2冠も素晴らしい成績です。
秋の国体も優勝し、3冠を達成してもらいたいですね。
8月27日(月曜日)
昨日の西日本豪雨災害チャリティーイベント「満月ライブ&バル」の募金や屋台等の売上金の一部の約13万円を西日本豪雨災害の被災地へ届けて欲しいと、主催者の氷見ロータリークラブの岩崎会長ほかの皆さんがお見えになりました。
皆様の暖かい心遣いとともにお届けします。
氷見市の小中学校では今日から2学期です。
全小中学校の普通教室にエアコンが整備されたのと、学校の授業の多忙化解消、2学期へのスムーズな移行を目的に、今年から2学期を5日間繰り上げたものです。子どもたちからは、友達に早く会えて良かったなどの意見がありました。
安倍総理が富山に来県され、富山駅の連続立体交差事業や路面電車の視察、そしてホテルでの市長会等の要望、総理を囲む会と、盛りだくさんのスケジュールでした。
北陸新幹線の整備促進については、地方創生回廊として、東海北陸自動車道の4車線化については、命のインフラとして、しっかりと取り組んでいきたいとの力強いお言葉がありました。
8月28日(火曜日)
早稲田大学応援部の総勢183人(チアリーダー、ブラスバンド等)が氷見市に夏合宿に来られました。
3年ぶり2度目の訪問です。今日から10日間、氷見での厳しい練習に臨まれます。
8月29日(水曜日)
夕方、余川地区でのまちづくりふれあいトークを開催しました。
市政概要を説明した後は、地区の皆様からご意見をいただきました。
主なご意見は、婚活の場の提供や防災行政無線が聞こえづらいこと、道路の草刈り、花壇コンクールの審査員、大学の誘致、避難場所の整備、観光誘客などでした。しっかりと取り組んでまいります。
8月30日(木曜日)
氷見市花壇コンクール表彰式を開催しました。
部門ごとの最優秀賞です。
- 保育花壇部門 : 速川保育園
- 学校花壇部門 : 湖南小学校
- 一般花壇部門 : 一刎花壇
- 花の道部門 : 一石山花壇
- 花いっぱい部門 : 寺中フラワーステーション
審査員さんによると、何れも甲乙つけがたいとのことでした。
今後とも地域や学校などで、花と緑あふれるまちづくりにご協力ください。
親子ふれあいまつりの一環で、氷見市海浜植物園では、「世界のカブト虫・クワガタ」の展示を行っています。
世界一大きいヘラクレスオオカブトと記念撮影をしてきました。
防犯連絡所防犯連絡員委嘱状交付式・研修会を開催しました。
防犯連絡員は犯罪のない明るい地域作りのため、地域住民から信望が厚く、防犯活動に熱意と実行力のある方に対して委嘱を行っており、現在230名の方を委嘱しています。今後とも防犯活動全般にご協力をお願いしました。
8月31日(金曜日)
氷見農業遺産推進協議会総会を開催しました。
去る6月に、農林水産省に世界農業遺産・日本農業遺産の認定申請をしておりましたが、先般、一次審査において、認定を行うには改善が必要とされましたので、今後の取り組みについて協議を行ったものです。
多くの委員からは、市民の皆様を巻き込んで指摘された点を改善していくことが大事とのご意見をいただき、次回の認定申請(2年後)に向けて取り組んでいくことといたしました。
氷見市内に大雨洪水警報、土砂災害警戒情報が発令されたことから、緊急の部局長会議を午前11時、午後1時、午後4時30分に開催して警戒にあたり、土砂災害の危険が増した北部地区に避難準備・高齢者等避難開始情報を発令するとともに、はん濫危険水位に達した宇波川、阿尾川、上庄川沿線地区に避難勧告を出しました。
夕方にかけて雨も小康状態になるとともに河川の水位も下がったので、午後5時にこれらの避難情報や避難勧告は解除しました。
私も午後から、上庄川の状況を調査に回りましたが、七分一地区で河川水が堤防を越えて水田に流れ込んでいる状況がありました。
更新日:2020年03月27日