氷見市環境浄化センター

更新日:2020年03月27日

施設について

氷見市環境浄化センターの施設の紹介です。

氷見市環境浄化センター・汚水処理工程フローシート

汚水処理工程フローシートのイラスト
  1. 沈砂池・ポンプ
  2. 最初沈殿池
  3. エアレーションタンク
  4. 最終沈殿池
  5. 接触タンク
  6. 汚泥濃縮タンク
  7. 汚泥脱水設備
  8. 管理棟
  9. 機械棟
  10. 汚泥棟

1 沈砂池(ちんさち)・ポンプ

下水道管を通って運びこまれたた汚水が最初に入る所です。汚水の中の大きなゴミや砂をこの沈砂池に沈めた後、ポンプで最初沈殿池へおくります。

2 最初沈殿池(さいしょちんでんち)

沈砂池からおくられてきた汚水をゆるやかに流します。この間にドロなどの大部分をこの池の底に沈めてかき寄せて汚泥濃縮タンクへおくります。

3 エアレーションタンク

汚水に活性汚泥(かっせいおでい:微生物を多量に含んだドロ)を加え、空気をふきこみます。活性汚泥はふきこまれた酸素の助けをかりてどんどん汚水のよごれを分解してゆき、時間がたつにつれて大きな綿のようなかたまりとなります。

4 最終沈殿池(さいしゅうちんでんち)

大きなかたまりになった活性汚泥はこの池の底に沈められます。活性汚泥は再びエアレーションタンクへおくられて汚水のよごれを分解します。余分のものは汚泥濃縮タンクにおくられます。ここまでで汚水のよごれは約90%以上がとりのぞかれ、汚水はきれいになります。

5 接触(せっしょく)タンク

最終沈殿池からおくられてきた上澄(うわず)み水をここで消毒します。消毒にはプールなどでも使われている塩素が用いられています。消毒した汚水はここから川へ放流します。

6 汚泥濃縮(おでいのうしゅく)タンク

最初沈殿池や最終沈殿池で沈められた、よごれや微生物のかたまりを汚泥といいます。このタンクは汚泥を濃縮して汚泥の中の水分を減らし、汚泥の量を少なくする役目を持っています。

7 汚泥脱水設備(おでいだっすいせつび)

先の濃縮タンクで縮小された汚泥を、この施設でさらに脱水して取り扱いやすくします。

8 管理棟(かんりとう)

ここには事務所・会議室・水質試験室等のほか、施設全体を管理する中央監視制御設備や施設内の電気をとりまとめる受変電設備などがあります。

9 機械棟(きかいとう)

脱臭機室・発電器室・沈砂池・ポンプ室・ブロワー設備などがあります。

10 汚泥棟(おでいとう)

汚泥脱水設備の操作室・電気室・脱水室・脱臭機室などがあります。

施設の写真

中央管理室で人がモニターに向かって作業をしている写真

中央管理室

水質試験室で人が立って試験をしている写真

水質試験室

2つのポンプが見える脱臭機室内の写真

脱臭機室

複数のパイプが見える脱水機室内の写真

脱水機室

施設の概要

 氷見市環境浄化センターの概要について掲載しております。

氷見市公共下水道(事業計画)の概要

  • 計画目標年次 2020年
  • 排除方式 分流式
  • 計画処理面積 1,426.82ヘクタール
  • 計画処理人口 32,700人
  • 計画汚水量(日最大) 1日あたり21,521立方メートル

氷見市環境浄化センターの概要

  • 処理方式 標準活性汚泥法
  • 流入水質 BOD 1リットルあたり229ミリグラム SS 1リットルあたり209ミリグラム
  • 放流水質 BOD 1リットルあたり15ミリグラム
  • 処理能力 1日あたり25,610立方メートル(全体計画)
  • 敷地面積 4.7ヘクタール

SS(浮遊物質)

水の中のゴミや泥などの量を表し、水のにごりの程度を示す数値。

BOD(生物学的酸素要求量)

水のよごれの元となる有機物が微生物の活動によって分解される際に消費される酸素の量を表し、水のよごれの程度を示す数値。

住所

郵便番号935-0042
氷見市湖光226-1
電話番号:0766-74-8206

この記事に関するお問い合わせ先

上下水道課

郵便番号:935-0042
富山県氷見市湖光226-1
電話番号:0766-74-8206 ファックス番号:0766-74-8351
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