高齢者等見守り・SOSネットワーク事業について

更新日:2024年06月11日

高齢化の進展に伴い、認知症の高齢者の方も増える傾向にあります。

氷見市では高齢になっても、認知症になっても、住み慣れた地域で安心して生活できるよう、認知症高齢者等を対象に次の3つの事業を実施しています。

1.高齢者等見守り・SOSネットワーク事前登録

2.どこシル伝言板(QRコード付き見守りシール)

3.認知症高齢者等個人賠償責任保険事業

高齢者見守り・SOSネットワーク事前登録

高齢者等見守り・SOSネットワークとは、認知症の高齢者等が行方不明になったときに、氷見市に登録された協力者、協力団体にメールやファクスを通じて、行方不明者の特徴等の情報を配信し、地域ぐるみで早期発見するシステムです。

高齢者等見守り・SOSネットワークイメージ図(PDFファイル:308.2KB)

「安心できる事前登録」をしましょう

認知症等で行方不明になる恐れのある場合は、万が一の場合に早期発見できるよう、ご本人の情報を事前に登録しましょう。SOS届により高齢者等見守り・SOSネットワークに登録された協力者、協力団体にすみやかに情報が配信されます。

登録方法

「事前登録届」を記入いただき、地域包括支援センターまで提出願います。(郵送可)

ケアマネジャーを通して登録されても結構です。

事前登録届(PDFファイル:163.2KB)

協力者、協力団体募集中!!

当ネットワークの協力者(個人)及び協力団体を募集しています。

行方不明者発生時にメール等で行方不明者の情報が届きますが、捜索活動を強制するものではありません。日常の生活や仕事の中で気にかけていただき、該当するような方を見かけたら、ちょっとした声かけや関係機関への連絡をお願いします。

登録方法

1.協力者…登録申請書(協力者用)に記入いただき、地域包括支援センターまで提出願います(郵送可)。

2.協力団体…登録申請書(協力団体用)に記入いただき、地域包括支援センターまで提出願います(郵送可)。

情報受け取り方法は、メール又はファックスから選択(複数可)願います。

登録申請書(協力者用)(PDFファイル:85.2KB)

登録申請書(協力団体用)(PDFファイル:73KB)

 

どこシル伝言板(QRコード付き見守りシール)

「安心できる事前登録」登録中の方を対象に、「QRコード付き見守りシール」を交付しています。「安心できる事前登録」と同時に申請することも可能です。見守りシールは行方不明になる恐れのある認知症高齢者等の服、帽子、鞄、杖などに貼ります。

対象者が行方不明になった際に、発見者がスマートフォン等で衣類などに貼った見守りシールのQRコードを読みとると、「どこシル伝言板」につながり、かつ家族等介護者へ瞬時に発見通知メールが届きます。発見者は伝言板に記載されている本人のニックネームや対応時の注意点を確認できます。発見者と家族等は伝言板上でやりとりできるので、発見から保護まで迅速に行えます。

【効果的な貼り付け例】

 

どこシル伝言板チラシ(PDFファイル:1.9MB)

配布対象者

認知症などで行方不明になる恐れのある高齢者等で、「安心できる事前登録」に登録中(同時登録含む)の方

登録方法

「どこシル伝言板登録シート」を地域包括支援センターまで提出願います。(郵送可)

ケアマネジャーを通して登録されても結構です。

どこシル伝言板登録シート(PDFファイル:73.1KB)

どこシル伝言板登録シート記入例(PDFファイル:123KB)

 

道に迷っている高齢者を見かけたら

 

 

服や持ち物にシールが貼られているのを見かけたら、次の対応をお願いします。

1.顔の見える位置から優しく声をかけてあげて下さい。

2.困っていることがないか尋ねてあげて下さい。

3.一言声をかけて、スマートフォン等でQRコードを読みとって下さい。

4.画面が伝言板に切り替わったら、表示された本人情報を確認して下さい。

5.表示画面に発見場所や現在の居場所等の情報を入力してあげて下さい。

6.伝言板を介し、ご家族等と情報交換しながら、ご家族等の迎えを一緒に待ってあげて下さい。

 

認知症高齢者等個人賠償責任保険事業

認知症の方が日常生活における偶然の事故により、他人を傷つけたり、他人の物を壊したり、国内で電車等を止めたこと等により、法律上の損害賠償責任を負った場合に備えて、氷見市が保険の契約者となり、認知症の方が補償を受けられる事業です。

加入対象者

下記の1~4を全て満たす方が対象になります。

1.氷見市に住所があり、かつ現に氷見市に居住している。

2.「安心できる事前登録」に登録中(同時登録含む)。(保険事業のみの加入は出来ません)

3.医師に認知症と診断されている。(診断書の提出は不要です)

4.在宅で生活している。(※)

※登録中の方が施設入所中、病院に入院中に起きた事故については対象になりません。

個人賠償責任保険事業チラシ(PDFファイル:296.3KB)

補償内容・補償の対象となる事故

日常生活における偶然の事故により、「他人の持ち物を壊してしまった」「誤って他人に怪我をさせてしまった」「誤って線路に入り電車を止めてしまった」など、法律上の損害賠償責任が発生した場合に、1事故あたり最大1億円を限度に補償します。

保険料

氷見市が全額負担

申込方法

「利用申請書」を記入いただき、地域包括支援センターまで提出願います。(郵送可)

ケアマネジャーを通して登録されても結構です。

1年に1度更新申請が必要になります。(時期が来ましたら市より案内します)

利用申請書(PDFファイル:81.2KB)

 

この記事に関するお問い合わせ先

福祉介護課 地域包括支援センター

郵便番号:935-8686
富山県氷見市鞍川1060番地
電話番号:0766-74-8067 ファックス番号:0766-74-8060
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