氷見の創業者を紹介!- 優森Grow -

更新日:2020年03月27日

優森Grow 向 優伸さん(七分一)

“もっと身近”に、“山の魅力”を伝えたい⎹

木々に囲まれた場所で3人の男性がヘルメットをかぶって正面を向いている写真

 今回ご紹介するのは、一昨年4月に林業「優森Grow」を創業した向 優伸さん。森林組合で勤務しながら「人々が山から離れていく」現状を知り、自分が感じる“山の魅力”を伝えるため独立を決心しました。現在は、椿原 拓実さんと長谷 俊介さんとともに氷見市の森林整備を行っています。

 屋号の「優森Grow」は、“優れた森”を“育て”、“自分たちも成長していきたい”との想いが込められています。

 約50年という長い歳月をかけ、除伐(注釈1)、間伐(注釈2)、主伐(注釈3)を行い、木を育て、森を作り、育った木を切り、材木になる木を生み出しています。

 “山の魅力”は、春には山菜、夏にはカブトムシなど、四季を通して「自然の恵みを生み育てる力」と、人が山を整備することで「土砂崩れなどの自然災害を防ぎ、人を守る力」があることだと言う向さん。「氷見と言えば海」というイメージが根強い中、美しい海が保たれるのは山の恵みのおかげでもあることなど、若い世代に“山の魅力”を伝えるために、「もっと身近に感じてもらうためにはどうしたらいいか」ということを3人で模索しながら、林業に取り組んでいます。

(注釈1)除伐 将来にわたって生育を目指す木以外の伐採

(注釈2)間伐 木々の一部を切り、木の生育を促すための伐採

(注釈3)主伐 木を収穫し、木材としての利用を目的とした伐採

多くの木が伐採されている箇所で、その木の切り株が大きく映っている写真

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