絹本著色宝塔絵曼荼羅図(絵画)

更新日:2020年07月08日

「絹本著色宝塔絵曼荼羅図」が氷見市指定文化財になりました。

絹本著色宝塔絵曼荼羅図

「絹本著色宝塔絵曼荼羅図」

(令和2年6月25日指定)

蓮乗寺(朝日本町)が所蔵する「絹本著色宝塔絵曼荼羅図」が氷見市指定有形文化財(絵画)に指定されました。

本図は、長谷川道浄(宗清)と長谷川信春(後の長谷川等伯)の合作によって永禄年間(1558~1570)初め頃に描かれました。

国宝「松林図屏風」を描いたことで知られる長谷川等伯(1539~1610)は、能登国七尾出身で、長谷川道浄(1507~1571)の養子として絵師の修業を積みました。その2人の合作として描かれた本図は、市内の日蓮宗古刹に伝わる室町時代にさかのぼる絵図として極めて史料価値が高いものです。

氷見市の指定文化財としては、平成30年4月指定の「応響雑記」(歴史資料)以来2年ぶり51軒目、絵画としては5件目の指定となります。

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