市長の活動日誌:2024年2月11日から2月20日まで

更新日:2024年02月28日

令和6年2月11日(日曜日)

公明党の山口那津男代表や衆参国会議員、県議、市議の皆さんが氷見市の被災地を視察されました。
姿地区や北大町地区の家屋の倒壊現場を視察し、多大な被害に対し、認識を新たにしていただきました。
市からのこの度の震災の復旧・復興に対する要望書をお渡しし、今後のご支援をお願いしました。

令和6年2月12日(月曜日)

先週の姿地区に続いて、今回の能登半島地震で大きな被害があった北大町・栄町地区(午前)と間島地区(午後)で住民の皆さんと今後の復旧復興についての意見交換会を開催しました。
間島地区では、現地視察もさせて頂き、被害家屋の室内も拝見させて頂き、改めて被害の大きさを認識しました。
出されたご意見は、罹災証明書の発行の基となる家屋調査が外観だけの調査なので正確なのか、また、液状化対策のビジョンを示してほしい、元の地区に残れるように近くに仮設住宅を建設してほしい、こどもや独居老人の心のケア、各種相談員の設置、固定資産税の減免、神社の復旧、前面道路との早期の段差解消など、多くの切実な要望が出されました。
町全体の液状化対策は専門家にも現地を見てもらい検討してまいります。住宅の危険度ついては、罹災証明書の発行時に屋内の被災状況の写真を持参してきたもらうとより正確な判定につながりますし、それでも納得できない場合は2次調査(室内調査)を申し出ていただければと思います。
その他、多くのご意見も今後の復旧復興に向けて検討させていただきます。

令和6年2月13日(火曜日)

記者会見にて、氷見市の令和6年度当初予算(案)を発表しました。
今回の震災を受けて、地震対策に約4,638百万円、少子化等人口減少対策に約578百万円、デジタル化対策に約194百万円、グリーン(環境)施策に約205百万円、物価高対策に約51百万円などで、一般会計では、昨年度より約30億7千2百万円多い約265億4千400万円と、過去最大となりました。
そうした中でも、新規に0歳児おむつ無償化事業など子育て施策を充実させたほか物価高対策として、福祉や介護施設等への支援、農業・畜産・漁業経営体への支援として圃場一反(10a)当り千円や漁船の燃料1リットル当り10円の補助などを実施して支援してまいります。
令和6年度予算(案)は、震災から立ち上がり、氷見市を前に進めていくために、まさしく「オール氷見」で苦難に立ち向かう「がんばろう氷見」の思いを込めて編成したものです。
市議会3月定例会で審議していただきます。

 

今日は13日、ヒミの日で、市長室トークの日でした。
二組の方が来られ、美味しいコーヒーの店を経営しており、コーヒーで氷見を元気にしたい方、歌の先生をされており、こども園でこどもたちを教えており気づいたことなどをお話し頂きました。
いろんな情報を教えて頂き、ありがとうございました。
今後の市政運営に活かさせていただきます。

 

昨年8月に大相撲氷見場所が38年ぶりに開催されましたが、お母様が氷見市出身の朝乃山関が市役所を訪問されて、多額の義援金(本人と富山後援会から合計100万円)を贈呈頂きました。
初場所は怪我で途中休場ながら終盤に再出場し、9勝をあげられ、朝乃山関の活躍が被災者の元気にも繋がりました。
がんばろう!氷見のスローガンのもと、朝乃山からのエールを力に、復旧・復興に全身全霊で取り組んでまいります。

令和6年2月14日(水曜日)

名古屋の名城大学ボランティア協議会及び名城大学校友会富山県支部から、今回の地震に対しての寄付金を頂きました。
氷見市と名城大学とは令和2年7月に連携協定を締結しており、昨年1月にはノーベル賞受賞者の吉野彰先生に氷見市でご講演をして頂きました。
名城大学ボランティア協議会は学生で組織し、約300名の登録者があり、東日本大震災などへの復興のボランティアもされており、今回は4名の皆様が、氷見で明日から21日までボランティアをされる予定です。
皆様のご支援に感謝いたします。

 

令和5年度「富山県農業振興賞」について、麦部門で農事組合法人大浦営農組合が、畜産部門で舟塚畜産株式会社が、環境に優しい農業部門で廣和仁氏が受賞されました。
今日は大浦営農組合代表理事の中本様と舟塚畜産代表取締役の舟塚様が受賞報告に来られました。
今後益々のご活躍を祈念しております。

令和6年2月15日(木曜日)

京都大学名誉教授で地盤工学会の前会長の三村衛先生に氷見市の液状化箇所を視察していただき、今後の対策についてアドバイスを頂きました。
対策工法としては4点示されました。
1.地盤改良、2.地下水位の低下、3.構造物で囲み側方流動を抑える、4.地下水を逃す
今後、ボーリング調査等の地質調査を行い、どの工法が適するか、三村先生にも相談しながら検討してまいります。
三村先生は京都大学防災研究所地盤災害研究室の2つ下に当たり、今後の支援にもご協力をいただくこととしています。

令和6年2月16日(金曜日)

震災復興への地元応援イベントの会費を全額(20万5千円)、復興支援として氷見市にご寄付頂きました。
先般の民宿「あおまさ」さんで開催されたイベントに料理を提供された、「あおまさ」さん、「あさひや」さん、「いけもり」さん、「イミグレ」さんからです。
ご自身方もそれぞれ被害を受けた中でのご支援に、心より感謝いたします。

令和6年2月19日(月曜日)

今回の能登半島地震における義援金として、東京氷見会及び氷見高校関東支部同窓会からとして東京氷見会の扇内秀樹会長から150万円ご寄贈頂きました。
また、市内で瓦工事業を営み、今回の地震で多くの屋根瓦の修理を行う中で被災者の力になりたいと中村瓦代表の中村利彦様と氷見高校の娘さんから100万円をご寄贈頂きました。
皆様のご厚志を被災者の皆様にお届けし、生活再建の支援に繋げてまいります。

 

浜の活性化推進事業報告会を開催し、氷見高校生からウニ養殖実証実験や、未利用魚等のみりん干し製造実験の報告がありました。
海の海藻を食べて磯焼けの原因となるウニを駆除し、野菜等を与えて蓄養し美味しいウニに育て、殻は乾燥させて土壌改良材にする一石三鳥の取組みです。
小松菜やミニトマトを食べさせたウニは、甘く磯臭さがないウニになったとのことです。
また、未利用魚のみりん干し製造では、カレー味、にんにく・しょうが味、チョコレート味を試してみたそうてすが、チョコレート味はなかなか好評とのことでした。
また、イワシ缶詰の新ラベルの開発したそうで、缶詰の試食をしましたが大変美味しい味でした。

令和6年2月20日(火曜日)

29年前の阪神淡路大震災の際の氷見市からの支援の返礼として、兵庫県淡路市から山名副市長が来訪され20万円のご寄付を頂きました。
また、首都圏の氷見市との関係店舗(ツナグ場)等の15 店舗では義援金募金箱を設置され、お客様からお寄せ頂いた募金を、ツナグ場代表として料理研究家の是友麻樹さんがお持ちくださいました。
こうした多くのご支援の輪に心より感謝いたします。