市長の活動日誌:2024年1月21日から1月31日まで

更新日:2024年02月01日

令和6年1月21日(日曜日)

【市内全域で水道が復旧しました】
    通水地域となっていた論田、熊無、姿、中田、中波、脇地区で水道が復旧しました。これにより市内全域で断水は解消されました。
    復旧した地域でも宅内漏水などが多発しており、水圧が弱くなる場合があります。市内全域で引き続き節水にご協力をお願いいたします。
 ◆今回の復旧に伴い、本日(1/21)正午に給水所は閉所します。
      宅内漏水などで飲料水が必要な方は、市役所でペットボトルの飲料水を配布していますので、ご利用
   ください。

 

家屋調査の福島県からの調査チーム第3陣40名の皆さんをお迎えし、氷見市職員と合同での集合式です。
氷見市ではこれまで4千件以上の罹災証明の申請があり、800件あまりの家屋調査を終えています。
明日から北大町や姿地区の罹災証明書の発行が始まります。
調査チームの皆さんに感謝です。

 

ひみそば道場の皆さんはじめ関係の方々が、市民の皆様を元気にしようと、手打ちそばの炊き出しを
漁業文化交流センターで行われました。

令和6年1月22日(月曜日)

第19回春の全国中学生ハンドボール選手権大会の氷見市実行委員会役員会を開催しました。
今年の1月1日の大地震をうけて、あと2ヶ月後に迫った大会の開催準備状況を確認し、開催の可否について協議しました。
特に課題となっているのは、出場チームの宿泊です。
90チームの宿泊を想定し、これまでは和倉温泉や七尾市に約300人の宿泊をお願いしていたのが、今回の地震で不可能となり、近隣市や富山市などにも宿泊可能場所を探したのですが、現時点で180人程度不足していること、まだ余震があり、全国から来ていただくには不安を持たれるのではないか、氷見市や能登地方の復興に向けて氷見市が作業要員の宿泊拠点になることなどから、苦渋の決断として、今回は氷見市での開催を断念することとしました。

日本ハンドボール協会では、代替の開催地を搜すとのことであり、子どもたちには何とか全国の舞台で活躍してほしいと思います。
来年の20回大会は、是非氷見市にて、復興のシンボルとなる素晴らしい大会を開催したいと思います。

令和6年1月24日(水曜日)

立憲民主党氷見支部の菅沢県議と荻野市議から、この度の能登半島地震に対して、被災者の生活再建と
被災地の復旧・復興への支援の強化、防災体制の充実を求める要望をいただきました。
市としても、地震発生以来、災害対策を最優先に取り組んでおり、しっかりと対応してまいります。

 

税理士法人中村税務みらい経営様から、企業版ふるさと納税(50万円)をいただきました。
中村総一郎様は富山県PTA連合会長もされておられ、氷見市の子どもたちの育成に使ってほしいと
ご寄付いただきました。
温かいおこころざしに感謝いたします。

 

この度の能登半島地震により被災された住宅等の罹災証明書の発行を去る22日から実施していますが、その窓口業務を岡山県職員20名の方にお願いしています。その第2陣20名の方が本日来られ、明日からの業務を実施していただきます。心より感謝いたします。

 

平成30年9月に発生した北海道胆振(いぶり)東部地震において、実際に罹災証明書の発行業務に携わった北海道勇払郡安平町(あびらちょう)の職員3名が、去る20日から氷見市に応援にきていただき、指導して頂きました。
安平町は千歳市の東側に隣接する町です。
感謝に耐えません。

 

能登半島地震に関する第25回災害対策本部会議を開催しました。
避難者の応急仮設住宅等への移動先が決まったことから、昨日で避難所2箇所を閉鎖としました。
今後は被災された家屋調査や、その調査結果に基づく罹災証明書の発行を急いでいく必要があります。これまで罹災証明書の申請は約4300件、調査済み家屋は1220件です。
家屋調査は福島県の市町村の皆さん40名にご協力頂いています。
また、罹災証明書の発行は岡山県職員20名にご協力頂き、22日から始まっており、明日からは窓口が教育文化センター4階になります。
また、今晩も大雪が予想されていますので、ご注意ください。

令和6年1月26日(金曜日)

能登半島地震に関し、被災者の罹災証明書の発行に向けての家屋調査をを担って頂く福島県からの第4クールの皆様40名の集合式を開催しました。
これまで、罹災証明書の申請が4400件余りあり、これまで家屋調査は1400件余り実施しており、22日より罹災証明書の発行を行っています。
東日本大震災を経験された福島県の皆様のご支援を得て、家屋調査を進めてまいります。

 

岡山県から氷見市への対口支援(たいこうしえん)として、罹災証明書の発行業務に20名の皆様を派遣して頂いていますが、伊原木岡山県知事、新田富山県知事とリモート会議を行い、支援に感謝するとともに、継続的な支援をお願いしました。

 

広報ひみ2月号が刊行されました。
能登半島地震に対する被災者支援制度が掲載されていますので、ご覧になってください。

令和6年1月27日(土曜日)

能登半島地震で被災された方々の家屋の片付けなどに多くのボランティアの皆さんにご尽力頂いており、
今日は氷見市災害ボランティア支え合いセンターを訪問しました。
富山ダイハツ販売の荻原社長からは、ボランティアセンター開所当初から軽四トラック2台を無償貸与いただいいており、重宝しています。
また、今日は氷見市ライオンズクラブとともに、新湊ライオンズクラブ、小杉ライオンズクラブ、砺波セントラルライオンズクラブの皆様が炊き出しを担当くださいました。
多くの皆様のご支援に心より感謝いたします。

令和6年1月29日(月曜日)

富山県子育て支援・少子化対策県民会議にリモートで出席しました。
県市長会の代表して委員に就任しています。
少子化を取り巻く現状と課題で、特に目を引くのは「未婚率の高騰」と「20歳~24歳の女性の顕著な社会減」です。また、結婚生活での不安では、「経済的に十分な生活ができるか」です。
富山県は二次産業のウエイトが高く、大学等を卒業しても女性が自分を活かせる職場が少ないことや、これまでなかなか賃上げができず、若年層の給与が低かったことなど、社会の構造的な課題も見えてきました。
行政や民間が協力して、こうした課題を解決していくことが求められています。

令和6年1月31日(水曜日)

能登半島地震に関し、氷見市の被災した家屋調査を行うため、福島県から第5クールの皆様40名がお越しになり、集合式を開催しました。
現在、罹災証明書の申請は約4800件あり、その家屋調査を東日本大震災での経験がある福島県の皆様に担って頂いています。
また、昨日までの罹災証明書の発行は約950件となっています。
被災された皆様の生活再建につながるため、早急な調査とその発行ににつなげてまいります。

 

親交のある参議院議員の足立敏之先生(参議院財政金融委員長)に氷見市の震災箇所の視察にお越しいただきました。
足立先生は京大土木を卒業された私の2年先輩にあたり、国土交通省では水管理国土保全局長や技監を歴任されました。
上庄川の堤防が液状化で沈下したり、阿尾川の護岸が傾斜した現場や、家屋の倒壊が激しい北大町や姿地区を視察していただきました。
国においても、しっかりと復旧・復興の支援をしてまいりたいとの激励をいただきました。
光澤県議にもご同行いただきました。