市長の活動日誌:2023年11月11日から11月20日まで

更新日:2023年11月27日

令和5年11月11日(土曜日)

社会福祉法人「野の草会」が運営するこもれびの里の「こもれび祭」にお招きいただきました。
新型コロナウイルス感染症の関係で、4年ぶりの開催です。
当施設は平成10年4月に開所し、利用者の「尊厳と人権・暮らしを守る」ことを使命とし、利用者の多様なニーズに応えてこられました。
今日は、同じ野の草会が運営する「あさひの丘こども園」の皆さんも歌などを披露してくれたほか、施設利用者の作品販売やお茶会、飲食等の販売もあり、多くの方で賑わっていました。

 

富山ドリームス、初勝利です!!
氷見市ふれあいスポーツセンターにて、女子ハンドボールリーグの「アランマーレ」及び男子ハンドボールリーグの「富山ドリームス」のホームゲームを応援しました。
アランマーレは昨シーズン、チーム発足以来初めてプレーオフに進出と、大いに躍進したシーズンとなりました。今日も勝利し、今シーズンも3勝1分けと好調をキープしており、是非トップを目指して頑張ってください。
「富山ドリームス」は氷見を拠点に昨年設立し、今年7月から日本ハンドボールリーグに参戦しましたが、これまで勝利が無く9連敗でしたが、今日は歴史的な初勝利をあげ、今後が楽しみになってきました。

令和5年11月12日(日曜日)

仏生寺地区自主防災訓練が開催されました。
仏生寺地域づくり協議会では、これまでの防災訓練等の取り組みが高く評価され、本年、「防災功労者内閣総理大臣賞」と「防災まちづくり大賞消防庁長官賞」をダブル受賞されました。
今日は、避難訓練とともに避難所にてのテントの設置、簡易担架の組み立て、AED操作、炊き出し等の訓練のほか、防災士による講演等がありました。
また、仏生寺の先賢である幕末の3剣豪とも言われる斎藤弥九郎家のご子息から寄付されたピアノを今回のダブル受賞を機に修復し、澤武紀行さんと友井賢太郎さんのコンサートも開催されました。

 

芸術文化館にて第44回氷見市総合芸能大会が開催されました。
日頃より芸術文化に親しんでいる皆様が、日頃の成果を発表される機会で、市の芸術文化の振興に寄与して頂いています。
市では昨年4月からスタートした第9次氷見市総合計画では、目指す都市像を「人 自然 食 文化で未来を拓く交流都市」としており、今回から「文化」をキーワードに加えました。
また、昨年10月に開館した芸術文化館は、市民の皆様の芸術文化の発信拠点を担っており、今後とも関係団体と連携して、芸術文化の振興に努めてまいります。
また、ロビーでは、第42回合同華道展も開催されていました。

 

晩に久目地区での「まちづくりふれあいトーク」を開催しました。
久目地区では、NPOバスを運行したり、今日も視察しましたが旧久目小学校の教室での「黒板アートコンテスト」の開催、耕作放棄地で栽培したカボチャでのハロウィンに合わせての「パンプキンワールドカップ」の開催などユニークな取り組みを進めています。
意見交換では、氷見市はせっかく手厚い子育て支援をしているが、若い女性のUターンが少ないことや女性の働く場が少ないこと、延長保育の手続きが煩雑で簡便化が望まれること、除雪やイノシシ対策、県産木材の補助制度、新築住宅への補助の拡充、地域おこし協力隊の増員等の要望をいただきました。
女性のUターンの増大など富山県全体の課題ですが、これらの内容をしっかりと精査して、できる施策から取り組んでまいります。

令和5年11月13日(月曜日)

午後から東京で、全国市長会環境対策特別委員会でした。
当委員会は、北陸では、氷見市長と福井県大野市長の二人が委員となっています。
環境省の担当課長から、昨今の環境施策を伺い、意見交換しました。
氷見市は今年度の国の「SDGsモデル都市」に選定されましたが、私からの氷見市の2050年二酸化炭素排出ゼロに向けた取り組みとして、庁舎への太陽光発電等を説明させていただきました。

令和5年11月14日(火曜日)

全国市長会で一日東京でした。
午前中は林政問題研究会、午後からは全国市長会経済委員会で副委員長の立場での出席で、農林水産省や国土交通省の担当者から、最近の話題等をお伺いしました。
夕方は、富山県市長会の研修で、環境省の担当者から日本が目標として掲げる2050年二酸化炭素排出ゼロを目指した取り組みを聞かせていただきました。
また、総務省からは、過去に富山県に赴任経験のある新田一郎自治財政局財政課長から、国の経済対策や子育て支援策等を聞かせていただきました。

令和5年11月15日(水曜日)

国土交通省にて堂故副大臣に氷見市の重点事業の要望を行いました。
特に今回は、項目を絞り以下3点を要望しました。
1.国道415号富山石川県境区間の整備
2.城端線・氷見線の再構築に向けた国の支援
3.上庄川の整備促進について
これら要望に対し、国としてもしっかりと支援していきたいとの力強い答えをいただきました。

 

全国市長会理事・評議員合同会議に出席し、その決議を持って、経済委員会として委員長の千葉県市原市長とともに、副委員長として堂故国土交通副大臣及び森水産庁長官に要望書を持って上がりました。
堂故副大臣は氷見市長時代の平成24年に全国市長会の経済委員長も経験されておられ、要望の防災減災国土強靭化予算の確保や鉄道再構築事業への支援等について力強いお答えをいただきました。
また、森水産庁長官へは、原子力処理水の放出による中国の日本の水産物の輸入禁止に対して、国の責任においてのしっかりとした説明と、風評被害を被っている水産関係者への支援を要望しました。
国では、学校給食にこうした水産物を使用する場合に、その全額を補助する制度があるとのことで、こうした制度を活用し、同じ水産都市として関係者への協力を検討したいと思います。

令和5年11月16日(木曜日)

氷見市と健康増進等の包括連携協定を締結している「明治安田生命保険相互会社」より、介護予防、フレイル予防、認知症予防等市民の健康づくりに役立てていただきたいと、多額の寄付金(71万5500円)をいただきました。
頂いた寄付金は、ご趣旨に沿うように、大切に使わせていただきます。

令和5年11月17日(金曜日)

10 月に富山県で開催の「全国過疎問題シンポジウム2023 in とやま」において、全国過疎地域連盟会長賞を受賞された、論田自治会及び熊無自治会・ろんくま移住促進委員会の皆さんが受賞報告に来られました。
当地区では、さらに住みよい地域、移住者など地域外から人が訪れる地域を目指し、特産の草餅の製造や電子回覧板の運用、地域文化財を巡るウオーキングイベントの実施、マスコットキャラクターの制作等の取り組みなどを進めており、そうした活動が評価されての受賞です。
今後益々のご活躍を期待します。

 

氷見市土地改良区から十二町潟排水機場の改修に向けての要望、及び公益社団高岡法人会から令和6年度税制改正に関する提言を頂きました。
十二町潟排水機場は、氷見市の南部地域の低湿地帯から住宅や農地の浸水被害を無くす目的で建設され、40年が経過し改修が必要となっています。
税制改正に向けた提言では、国の財政健全化や少子化対策に向けての財源対策、行政改革、中小企業対策、環境問題への対応などが盛り込まれています。
市としても排水機場の改修や、税制改正に向けて、国に働きかけてまいります。

 

第73回「社会を明るくする運動」公開ケース研究会が西の杜学園で開催されました。
この運動は、犯罪や非行の防止と、過ちを犯した人の立ち直りについて理解を深め、それぞれの立場において力を合わせながら、犯罪や非行のない安全安心な地域社会を築くための全国的な運動です。
西の杜学園では、模擬裁判という疑似体験を通じて、他人の意見にも耳を傾け尊重すること、そして自分の意見をしっかりと主張することなどを学んで頂きました。

令和5年11月18日(土曜日)

昨日から今日と、氷見市の姉妹都市の島田市染谷絹代市長はじめ部長さん方が氷見市を訪問され、色々な施設を見学されました。
昨日は、市街地活性化やふるさと納税、移住定住施策についての関連施設や芸術文化館、今日は私も同行して海浜植物園や氷見ラボ水族館をご案内しました。
今後の施策に活かしたいとのことです。

 

氷見まちづくり議会の本会議を開催しました。
高校生から大学生、一般の方から17人の方に議員になって頂き、去る8月から5回の勉強会を重ねて、本日の最終日を迎え、14人の方から、15問の質問(ご提案)を頂きました。
防災や子育て施策、高齢者福祉、地域交通、公園整備、産業振興、ふるさと納税、地域おこし協力隊の増員、デジタル教育など多くのご提言を頂きました。
今後の市政運営にあたり、施策に活かさせていただきます。

令和5年11月19日(日曜日)

どうする碁石「みんなでつくるアクションプラン」に参加しました。
碁石地区では、住民が主体となって地域課題解決に取り組むための組織として、昨年8月に「碁石地域づくり協議会」が設立されました。
今後の具体的な地域活性化のための地域づくり計画の策定をめざし、今年度は県の「中山間地域話し合い促進事業」を活用して、これまで3回のワークショップ等を開催し、本日、そのとりまとを行いました。
今後の具体的な取り組みに期待です。

 

第9回氷見高校同窓会懇親会にお招き頂きました。
氷見高校は、氷見市唯一の高等学校として、市内外から多くの生徒が通学され、溢れる若さで、学業に、またスポーツや文化活動にいそしまれ、本市に活気を与えて頂いています。
今年春の選抜甲子園大会に30年ぶりに出場されたり、また、海洋科学科の生徒が、海の磯焼けの原因となっているウニを駆除して、廃棄野菜等を与えて養殖し、料理店等に提供する実験等も行っています。
市としても、地域おこし協力隊員を氷見高校に派遣し、HIMI学の実践に向けての関係機関との調整を行っています。
こうした在校生の活躍を見守り応援して頂いている同窓会の皆様に、心より感謝いたします。

令和5年11月20日(月曜日)

富山県市町村総合事務組合での北海道北広島市のボールパークを活かしたまちづくり等の視察です。
北広島市(人口約5万7千人)は、明治17年に広島県からの入植者が開拓した地区を中心として、明治27年に北広島村からスタートしました。
札幌市と隣接し、千歳空港との中間にあり、約10年前に三井アウトレットパークができ、プロ野球日本ハムが新たに球場やマンション、コテージ、グランピング等を建設し、今年3月にオープンしました(札幌から移転)。これから20年程度をかけて、32haを開発していく予定とのことです。
北広島市も道路整備を行うとともに今後隣接地に、JR新駅を請願駅として要望しているとのことでした。
札幌に隣接した地の利を活かした民間による大規模開発をまちづくりに活かされています。