市長の活動日誌:2023年11月1日から11月10日まで

更新日:2023年11月20日

令和5年11月1日(水曜日)

滑川市制施行70周年記念式典に出席しました。
滑川市は、昭和28年11月に、1町6カ村合併により新滑川町が発足し、昭和29年3月に市制を施行されており、今年70周年を迎えられました。
本日は多くの皆様がご出席され、盛大に70周年をお祝いしました。

令和5年11月2日(木曜日)

氷見商工会議所からの要望をいただきました。
中小・小規模企業の自己変革・持続的支援や観光誘客支援、次世代の産業人材の育成・採用・定着支援、まちづくりによる活性化支援、まちづくり・域内消費拡大支援、建設業界の健全育成支援、工場用地の計画・造成、氷見線・城端線の直通かをするなどの要望がありました。
いずれも、重要な案件ですので、来年度予算になるべく多く反映できるよう、取り組んでまいります。

令和5年11月3日(金曜日)

体育協会表彰式に出席しました。
全国大会や県民大会で素晴らしい成績を収められた皆様が表彰されました。
全国大会では、ハンドボールの聖地「氷見」にふさわしく、小学生の部でHC宮田男子が準優勝、中学生では氷見北部中学校女子が全中で第3位、高校では氷見高校男子がインターハイで第3位でした。
そのほか、県民体育大会では、ハンドボールや野球、空手道、弓道、ビーチボール、クレー射撃、水泳、テニス、相撲、自転車で、小学生から一般まで優勝されています。
表彰された皆様方を心よりお祝いし、今後益々のご活躍をご祈念いたします。

令和5年11月5日(日曜日)

「お休み処くまなし」の晩秋味覚祭にお招きいただきました。
このお休み処くまなしは、石川県境近くに位置し、石川県からの玄関口にあたり、平成17年4月に開設以来、市内の観光情報の発信拠点や休憩施設としての役割を担っていただいています。
また、人気の論田の草餅など、自らのアイデアで地元の農産物や加工品の販売でも賑わっている施設です。
今日は、9時から14時まで、こうした農産物や草餅などの加工品、手打ち蕎麦などの販売が行われました。

 

秋の合同茶会にお招きいただきました。
コロナ禍を契機として、茶道の作法も変化し、濃茶も一人でいただくことになりました。
大変結構なお点前で美味しくいただきました。
お茶を入れる壺や粉にするスリ機も並べられており、挽きたてのお茶を頂いたので、なおさら美味しく頂いたのだと思います。

 

氷見市立博物館で開催中の企画展「うらぐわし布勢水海」を観覧してきました。
かつては海中にあった布勢水海ですが、近年その周辺で、能越自動車道の文化財発掘調査で縄文時代の土器などが発掘されています。
また、万葉の時代には、越中の国主の大伴家持が4回、布勢水海に遊覧に来て歌を読んだ記録もあります。
江戸時代は干拓などにより、水海の面積がだんだんと縮小して、現在では十二町潟としてその名残を残しています。
朝ドラで有名になった植物学者の牧野富太郎博士も、オニバスの調査に訪れています。
戦後も腰まで浸かりながらの田植えや、刈取った稲を船で運んでいましたが、灌漑排水事業で乾田となりました。

 

海浜植物園で開催中の菊花展を観覧してきました。
大輪の菊やスプレー菊、小学生が育てた菊など、多数展示されています。
また、ふわふわドームやネット遊具、木製玩具などに多数の子どもたちも元気に遊んでいます。
ちょうど、氷見線の観光列車の「ベルもんた」が通りましたので、みんなで手振りで歓迎しました。

令和5年11月6日(月曜日)

定例記者会見を開催しました。
来年度予算の編成方針では、子育て支援等の人口減少対策、デジタル化の推進や二酸化炭素排出ゼロを目指したグリーン施策、物価高対策を重点施策と位置づけるとともに、公共施設の老朽化対策等を進めてまいります。
来年度が市民の皆様から付託を受けた今任期の4年目に当たりますので、その集大成としてしっかりとしたまちづくりの予算となるよう進めてまいります。
また、11月のイベントでは、台湾高雄市にて氷見の獅子舞等を展示する「海を渡る獅子舞 氷見獅子と高雄戯獅甲交流展」の開催、海浜植物園での「カレー&スパイス展」を開催します。

 

今年度の第3回富山県ワンチーム連携推進本部会議(知事と市町村長との会議)に出席しました。
今年度の連携して進めているデジタル化の推進や子育て支援、観光の推進等について議論しました。
私からは、ほとんどの市町村が高校生迄の医療費無償化をしているのに対し、県は未就学時迄の医療費の個人負担の残りの半分補助しかしておらず、県の子育て支援の本気度を示すためにも、もう少し全面に出てほしいことや、観光では、「寿しと言えば富山」を大々的にPRしてほしいこと、市町村の土木技術者が不足していることから、県の理科系大卒者の県内就職に対しての奨学金免除にこうした職員も対象にしてほしいことを要望しました。
こうしたことで、県民のウエルビーイングの向上に継ることを期待しています。
また、開始前には、知事・全市町村長で、カターレ富山のユニフォームを着て、残り4試合でJ2に上がれるように(現在第3位で2位迄がJ2昇格)、応援しました。

令和5年11月7日(火曜日)

市長室トークを開催しました。
毎週日曜日の早朝に、比美乃江公園でヨガやおわら、ズンバ、ジョギングなどを無料で開催している「フレンズ」の指導者の皆さんがお越しになられました。
氷見市民の健康増進のために開催しており、多くの皆様に参加してほしいと抱負を述べれていかれました。
私も機会をとらえて参加してみたいと思います。

 

今週末の11日(土曜日)に、ふれあいスポーツセンターにて、氷見市でのホームゲームを控えた女子ハンドボールリーグのアランマーレの皆さんが、勝利への決意を胸に市役所を訪問されました。
今シーズンの開幕戦が10月21日に開催され、見事、勝利され、これまで2勝1敗の成績です。
キャプテンの檜木選手は氷見市出身(私と同じ仏生寺)でもあり、市あげてアランマーレを応援してまいりますので、昨年の16勝(4敗)でプレーオフに進出した成績を上回る、頂点を目指して頑張ってほしいですね。

 

先般のプロ野球ドラフト会議で、東北楽天ゴールデンイーグルスから指名を受けた氷見高校の青野拓海選手が、その報告とプロ野球で戦う決意を述べにお越しになられました。
青野選手は、この春の選抜甲子園大会で、氷見高校の30年ぶりでの出場を果たした立役者で、甲子園でも、優勝した山梨学院との対戦では、投打に大活躍をされました。
氷見高校からのプロ野球入りは58年ぶり2人目になります。
プロ野球という厳しい世界での戦いになりますが、しっかりと体を鍛えて頑張ってほしいと思います。

 

スポGOMI甲子園2023富山大会で見事優勝を果たされました氷見高校「KING  of  KINDNESS」チームの皆さんが、この12日の全国大会出場を控え、その決意を述べに来られました。
氷見市はこの5月にSDGs未来都市に選定されており、海岸一斉清掃活動などを行っており、こうした取り組みが全国に広がるよう期待しています。

令和5年11月8日(水曜日)

東京にて、午前の北陸国道協議会での意見交換会や、午後の「安全・安心の道づくりを求める全国大会」に出席しました。
全国大会では斎藤国土交通大臣とともに、堂故国土交通副大臣にもご出席頂きました。
大会後は、県選出国会議員や国土交通大臣の幹部の皆様への要望でした。

 

晩に東京氷見会の皆様との「市長と語る会」での講演をさせていただきました。
氷見市の現状として、今春の氷見高校の30年ぶりの選抜甲子園出場や、夏の38年ぶりの大相撲氷見場所の開催、芸術文化館の開館や氷見運動公園野球場のリニューアル完成、人口減少の状況や手厚い子育て支援策やそれに伴う移住者の増加、ふるさと納税の状況などを説明させていただきました。
遠くふるさと氷見を離れても、いつも心は氷見を思って頂いている東京氷見会の皆様には感謝しかありません。

令和5年11月9日(木曜日)

治水事業促進全国大会に出席しました。
地球温暖化等により全国的に多発する豪雨による洪水や土砂災害を防ぐため、治水事業の促進が求められています。
また、想定を超える自然災害には、ハード対策のみでは防ぎきれず、人命を最優先とした避難も大切です。
特別講演の片田敏孝東京大学特任教授では、「住民主体の防災対策への転換」が重要とのご指摘がありました。
また、意見発表の福岡県久留米市では、学校や公園施設を利用した校庭貯留や、田んぼダムやため池の低水位管理などでの「流域治水」を総合的に取り入れているとの発表もありました。

令和5年11月10日(金曜日)

氷見市観光協会の皆様から、氷見市の観光振興についてご要望をいただきました。
昨年からスタートした第9次氷見市総合計画では、目指す都市像を、「人 自然 食 文化で未来を拓く交流都市」としており、交流都市を大きなテーマと捉えています。
氷見市には海越しの立山連峰等の豊かな景観や、里海・里山の自然、ひみ寒ぶりなどの新鮮な魚、氷見牛、氷見うどんなどの豊かな食文化、古代の遺跡や祇園祭など各地の文化、そしてそれらを伝える優しい人々など魅力がたくさんあります。
人口減少社会においては、交流人口を増やして地域の活性化を図っていくことが必要で、観光協会の皆様とともに観光振興を進めてまいります。

 

晩に明和地区での「まちづくりふれあいトーク」を開催しました。
氷見市の手厚い子育て支援や移住者支援などで近年移住者が増えていることや、氷見元気プロジェクトの進捗状況、財政状況、城端線・氷見線の再構築検討会の状況、明和地区での事業等を説明した後、出席者からのご提言、ご質問をいただきました。
氷見市の企業誘致の状況、国道415号の整備状況、若者のUターン施策、各集落ごとの仕事作り、氷見の観光誘致策等のご意見をいただきました。
今後の施策の参考とさせていただきます。